ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
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  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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  ※ このBLOG『ぼ〜ざん工房』はリンク・フリーです。
    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



自閉症児・者の避難訓練について整理しています。
【その1:6つの視点で考えよう】
【その2:リアリティや緊迫感を求めない基本の習慣】
【その3:引っ張らない・押さない・急がせない・励まさない】
【その4:教えたくない習慣】
【その5:避難困難者リストで本番に備える】
【その6:避難訓練と個別支援計画】
【その7:移動の合図について】
【その8:避難訓練のステップ】
【その9:まとめ】

これまでの避難訓練の記事を読んで「そんなことをしたら逃げ遅れるじゃないか?」と疑問に持たれた方がいると思います。

その通りです。災害時である本番では重要になる話です。だからこそ災害時の本番で私たち支援者は、どんな方法をとっても命を守る必要があります。

しかし練習である避難訓練でその方法をとったら避難そのものに恐怖心を持ちます。そしてその恐怖心は災害時の本番で大きな壁になります。。。。。。。練習では、シンプルにルーティンを積み重ねて経験し、将来の避難の自立に備えます


【避難困難者リストで本番に備える】

さて訓練では1つ大きな目的があります。

それは避難するのが困難な利用者・児童・生徒は把握することです。

ただ把握するのではなく『避難時困難児者リスト』に記録し、さらに個別支援計画※に書き込んで、本番の避難時の対応を決めておく必要があります。

※個別支援計画については、またの機会に説明します。


【避難困難者リストとして活用できるフレームワークシート】

避難困難者リストは基本的に自立の度合いと、本人の実態(災害時に想定される行動も含め)、避難訓練、避難時の支援いついて書く必要があります。

『フレームワークを活用した自閉症支援』の中のフレームワークシートで私がおすすめなのが『自立課題アセスメントシート』です。

このシートでは自立度もチェックできますし、本人の強みと困難さの実態がかけるし、支援の計画も記入できます。

課題名に『避難訓練記録』もしくは『避難時困難児者リスト』として、項目に利用者・児童・生徒名を記入します。毎回毎回書いて最新版にすることが重要です。

【『フレームワークを活用した自閉症支援』を10倍活用する!(随時更新)】

【2012年度 自閉症支援に関する講演・ワークショップ等の予定】※セミナーの内容は自閉症に特化しています。

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自閉症児・者の避難訓練について整理しています。

【その1:6つの視点で考えよう】
【その2:リアリティや緊迫感を求めない基本の習慣】
【その3:引っ張らない・押さない・急がせない・励まさない】

【その4:教えたくない習慣】

【その2:リアリティや緊迫感を求めない基本の習慣】で紹介したプロセスを通らずに、【その3:引っ張らない・押さない・急がせない・励まさない】で紹介した間違ったアプローチを続けると、以下のような間違った習慣を身につけなる可能性があります。以下のような習慣は身につけないようにする必要があります。

・指示があると混乱し、動けなくなる

・避難訓練=興奮・感情が高まる・騒ぐ

・避難訓練=あわてる

・避難訓練=恐怖する

・指示なしで危険な場所に戻る

・避難場所から指示がないのに移動する

・日常に戻れない・避難訓練の後の混乱


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自閉症児・者の避難訓練について整理しています。

【その1:6つの視点で考えよう】
【その2:リアリティや緊迫感を求めない】


【その3:引っ張らない・押さない・急がせない・励まさない】

避難訓練で、引っ張ったり、押したり、急がせたり、励ましたりしてないでしょうか?

それによって、恐怖心や嫌悪感を感じて、避難訓練にネガティブなイメージを持つ方が多いと思います。

また、抵抗が強くなったり、避難するのに強いプロンプト(手がかり)が必要になるようになる場合があります。

このことは災害時の避難時に大きなマイナスの影響をあたえます。(リスクが高まります)

言い方を変えると、本番で避難できにくいことを避難訓練で教えることになります。

そこで、私がこれまで整理してきた避難訓練モデルでは、前回書いたルーティンだけに焦点を当て、

基本ルーティンを何十分(、何時間)と時間をかけても良いので経験します。

避難訓練におて支援者は、

「引っ張らない」

「押さない」

「急がせない」

「励まさない」


で淡々と他の活動と同じように「場所に移動・開始・終わり・次に」のルーティンを経験できるようにサポートします。

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自閉症児・者の避難訓練について整理しています。

【その1:6つの視点で考えよう】
        
【その2:リアリティや緊迫感を求めない基本の習慣】

多くの学校や事業所での避難訓練は、リアリティや緊迫感・緊張感を重んじます。

しかし、避難訓練で身につけなくてはいけないスキルはシンプルなものです。


1.合図があったら移動を開始する

2.指示がある場所まで移動する

3.移動した場所で次の指示があるまで待つ

4.指示された場所に移動する(クラスに戻る、もしくば帰宅する)

5.日常の生活に戻る(スケジュールを確認する)


そこには、真剣にやるとか、笑ってはいけないとか、必要ありません。

いつのまにか、日本の避難訓練は避難するという目的から大きくずれてしまったのです。

目的は【開始】【移動】【待つ】【移動】【日常に戻る】です。

上記の習慣を支援つきでも良いので自立的にしていくことをスモールステップで目指していきます。


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 佐賀での自閉症をもつ成人期の方への支援と、広島での幼児期支援の中で、私が整理した避難訓練モデル(以下避難訓練モデル)を数回にわけて整理します。

今回は、まず6つの考え方にそって自閉症児・者の避難訓練を考えてみます。

1.自閉症の特性から考えます
 避難訓練も自閉症を軸に考える必要があります。この避難訓練モデルは、強い長期記憶、般化の困難さ、状況理解の困難さなどの特性に考慮されています。さらに実践研究で修正を繰り返しています。

2.個別化する
 災害時避難では個別化することが難しくなることが想定されます。そこで、避難訓練の方法はある程度全体的なアプローチが必要になります。しかし個々の避難時の課題や支援について日ごろから想定した個別の支援計画を立てて置くことが必要になり、この避難訓練モデルの大きな役割になります。また、スタートは全体の避難訓練ではなく個別のアセスメントと指導を1対1からスタートします。

3.アセスメントからはじめる
 避難訓練の大きな目的は継続的なアセスメントの繰り返しにあります。まずは個別の時間にアセスメントを実施し、集団でのアセスメントを繰り返します。アセスメントは継続的に行います。(自立したと判断されても終わりはありません)

4.実証された方法を活用する
 この避難訓練モデルは、構造化やTEACCHモデルから学んだ自立と般化の流れをもとに整理されています。またABAの視点も参考にしています。

5.目的は自立
 この避難訓練モデルでは、自立している部分と支援が必要な部分を確認し、個別支援計画におこし、本番が起こった時に支援を受けても良いので本人に混乱なく安全な場所に自立的に移動することを目指します。
 無理にひっぱったり、脅したりするような恐怖心だけを植え付ける避難訓練ではなく、シンプルな移動の自立と、成功体験の積み重ねを目指します。

6.親やチーム間の協働
 継続的なアセスメントにより、事業所や家庭で災害等になった時に想定される本人の行動や必要な支援について共通理解をもつことが重要になります。そのために、ただ避難訓練をするだけではなく、個別支援計画に盛り込んでおくことが必要です。


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療育、教育、福祉、就労支援などで個別支援計画※1を作成されていると思います。

個別支援計画は、利用者、児童、生徒の保護者がイメージできることが重要になります。私が総括している児童発達支援センターでは、保護者がイメージすることが重要課題になり、効果測定を繰り返しています。

現在の日本では利用者はもちろん、支援者が個別支援計画をイメージできない状況があり、知らなかったり、難しく感じていたりしているように思います。

個別支援計画って、利用者にとっても、支援をする側にとっても具体的でイメージしやすく、ポジティブなもののように私は考えています。

眉間にしわをよせて考えるものではなく、利用者と支援者、さらに関係機関が笑顔でワクワクしながら立てるものだと思います。(ある一部の専門家が遊び感覚の内容やゲーム感覚で個別支援計画を立てるのを風のうわさで聞きましたが、それはワクワクとは次元が違い、論外で間違った考えです。)

今後も、このブログの記事で、どうやったらポジティブに個別支援計画を立てれるのかを考察し、シンプルな視点で整理していきたいと思います(継続的にブログをご覧ください)。

ここで事前に確認しておきたいのは、「サービス利用計画」と「個別支援計画」を分けて考えます。もちろんサービス利用計画も大事な視点ですが、先にサービス利用ありきの視点ではなく、まずは個別支援計画の視点がだいじだと私は考えていますので。※2


※1)各分野によって言い方が違いますが、総称して個別支援計画として解説します。

” IEP,ITP,IHP,個別療育計画, 個別の教育支援計画 , 個別の指導計画,個別移行支援計画,個別就労支援計画・・・・・ ”


※2)個別支援計画とサービス利用計画

すこし勉強不足で微妙に違いますが。。。おおざっぱに言うと。

個別支援計画・・・本人の特性や実態、年齢等にあわせた上での必要な支援と生活を広げるための短期目標等の計画です。

サービス利用計画・・・具体的にどんな社会資源・サービスをどのくらい、どのような設定で利用するのかを整理してもので、それにあわせてサービスの支給決定が行われようになります。


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【霧島・NPO法人陽だまりセミナー・基礎講座・6月23開催】

鹿児島で自閉症の理解と支援について講演を実施します。

自閉症の全体から細部を強く注目する特性が社会性やコミュニケーション、整理し考えることの特性について1日丁寧にお話しします。

当日は、実際の幼児の映像を見ながら特性をアセスメントする(簡単な)演習も

保護者、学校、幼稚園、保育所の先生、事業所の職員の方、保健師の方幅広く是非ご参加ください。

◆基礎講座:自閉症の特性と構造化された指導◆

日時 :6月23日 (土) 受付9:30~ 10:00~15:00 (昼食休憩1時間)

場所 :国分総合福祉センター 大会議室(3F)

定員 :120名


*申し込み詳細・用紙:セミナー要綱PDF
*申し込み詳細・用紙セミナー要綱ワード版をご覧ください。

※実践ワークショップはほぼ募集人数になったようです。

【岡山・NPO法人 未来図 設立記念講演 『自閉症の特性と支援』はこちら】


【書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』の正誤表をご確認ください】


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TTAP自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール)をご存知でしょうか?

TEACCHプログラムで使用されている自閉症スペクトラムの人の学齢期から成人期への移行アセスメントです。

私も微力ながら翻訳のチームに参加させていただきました。そして佐賀と数か所で、日本での活用を念頭においた就労支援モデルとの関連付けを活用してきました。

  

先日、フォーマルアセスメントであり、自分たちとは関係ないと思われている支援者にお会いしました。

私は、是非多くの方にTTAPを読んで、そして色々な意味で活用していただきたいと考えています。

私は、就労移行、成人期生活移行に関わる特別支援学校~移行支援事業所等で起こっている以下の課題に対してTTAPを薦めています。

・インフォーマルアセスメント力の低下

・インフォーマルアセスメントのプロセスのイメージがない

・具体的なアセスメントのイメージがない

・成人期に必要なスキルの領域イメージがない

TTAPのフォーマルなアセスメントは移行支援のとっかかりに有効で、しかも、その後のインフォーマルアセスメントのプロセスも設定されています。

成人期の生活をめざしてた移行プログラムの中で、スタートで何をアセスメントするのか、継続的に何をどのようにアセスメントするのかが整理されているのがTTAPなんです。

是非、学校・事業所で活用してください。

自閉症スペクトラムの移行アセスメントプロフィール―TTAPの実際
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川島書店





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支援者が自閉症の方の支援を続けるために押してはいけないスイッチがあります。



■□ 一生懸命やらなければならない
一生懸命で余裕のない支援者は、自閉症の方の総合支援のイメージが持ちにくくなります。本人の状態にばかりに注しすぎると余裕のない一生懸命支援しかできなくなります。特性を意識した科学的な余裕ある支援計画が必要です。


■□ 人の人生を人が決めていいのか?の疑問
(本人の日課や生活内容を人が介入すべきではない)
様々な整理統合や自分の意思を伝えることの困難さをもつ自閉症の方を支援する上で、生活デザインをサポートしたり、スケジュール等を整理した状態で提案することは必要な支援です。

また多くの人間が他の人に自分のデザインに関してのサポートをうけています。

この『人の人生を人が決めていいのか?』のスイッチを押してしまうと、曖昧な提案しかできなくなり、本人の意味ある人生に導くことが難しくなります。


■□ 様々な行動面の課題はなかなか解決できない(だから少しずつ介入する)
最初からなかなか解決できないイメージは具体的な支援イメージを阻害します。
何らかのゴールイメージを持つことが支援者には必要です。

とくに自閉症支援において、曖昧でわかりにくい少しずつの介入は混乱を招く場合があります。


■□ 自閉症支援は一部の人しかできない
日本の現状を考えると2次機関、3次機関といわれる一部の施設、一部の専門家の支援では地域の自閉症の支援体制を築くことはできません。

1次窓口、もっと身近な窓口の方、事業所の支援者、ヘルパーの方も、自閉症支援の担い手になってきます。

もちろんある程度の専門性が必要ですが、様々な基本フレームをトレーニングを受けていただき担い手が増えることを願いします。


■□自閉症だけ特別扱いしていいのか
自閉症だけでなく、どんな障害の方も特性に応じた支援をすることが大事です。


さて、このようなスイッチを押しそうになっている皆さん、是非セミナーにご参加ください。最近のセミナーでは、上記のスイッチを押さないためのイメージトレーニングを3つほど入れています。是非活用ください。

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自閉症支援において継続的アセスメント視点は重要です。

以下は、私が継続的アセスメントで重視している視点のリストです。

1.般化(文脈の影響)を考慮する
   ・文脈されない設定のアセスメントを設定する
   ・いくつかの文脈の場面でアセスメントする

2.環境の影響を考慮する
   ・環境刺激の少ない場面でのアセスメントを設定する
   ・環境刺激の変化と本人の状態の変化をあわせて観察し記録する

3.計画的なアセスメントを組み込む(1対1のアセスメントの設定)
   ・時間
   ・場所
   ・年齢にあわせた領域


  
●具体的なアセスメントの設定(1対1)

  
●まずは1対1→自立エリア→次は他のエリアで

  
●刺激のすくない事業所内のアセスメントと現場実習でのアセスメント


継続的アセスメントは、どうしても日常的な観察中心になりますが、計画的に設定したアセスメントを導入することが大事だと考えます。


※今回紹介したアセスメントのイメージはセミナーを受けるのが一番です。また書籍の中でも詳しい設定を載せています。是非記事をご一読ください。

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昨日は、2012年度広島県発達障害市町サポートコーチ事業の市町説明会でした。

今年度、私は発達障害市町サポートコーチとして広島県内の市町を巡回します。

詳しい説明は差し控えますが、2010~2011年度の市町の調査と報告での課題をもとに各市町の具体的な支援体制づくりをサポートしていきます。

少しかたい言い方をしますと発達障害者支援センターを2次支援機関として、1次支援の支援体制を地域に作ることへのサポートです。

市町で個別支援計画に基づいて、個々の特性に応じ早期発見から成人期にかけて一貫した支援を保障できるようにしていくことも念頭に置かれています。

身近な地域で支援を受けられるようになる意味はたくさんあります。1つは物理的な距離にあります。

しかし、私が思っているのさらに重要な視点があります(もちろん物理的な距離は当事者にとっては重要な視点です)。

それは発達障害児・者が胸をはって自立的に生活できる地域にすることです。

地域が発達障害や発達障害の支援に対して明確なイメージを持たなかったら、

地域が発達障害の支援体制に消極的じゃなかったら、

当事者や保護者が障害受容できるでしょうか?



昨日、市町の担当者の方に以下のような内容を説明しました。

「サポートコーチは地域を回って、上げ足をとったり、荒さがしをしたりをすることが役割りではありません。地域の1つ1つの成功体験を積み上げていくサポートをする役割です。」(のような内容です。少し違ったかな。)

今、広島に必要なことは、1つ1つの成功体験を積み重ねていくことと考えています。

しかも、以前からブログに書いてきました、スーパーマンモデルではなく、どんな地域でも応用でき、個別化できるそんなモデルです。

この2年間の広島県内、他都・県の事業所、自治体のコンサルテーションで自立的な支援体制の広がりは成功体験の積み重ねによって実現できるということを感じました。

願いは。ただただ、1つ1つ、小さくても良い、ただただ一歩一歩、成功体験をくりかえし、各地域が発達障害の支援体制についてポジティブなイメージをもっていただいて、そして支援について自信をもっていただきたい。


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自閉症の方の中で私が強く意識して支援しているのは注目の特性です。

ただ「注目ができない」と一言では整理できない特性です。


全体よりも細部を強く注目することから。。。

注目しなければいけない部分に注目できなきないこと、

注目しなくていい部分に強く注目してしまうこと、


この両面を意識した支援が必要になります。


つまり、

【注目しなくていい部分】【注目すべき部分】を明確にすることが重要になります。



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『フレームワークを活用した自閉症支援』の実践&セミナー




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少しずつ『フレームワークを活用した自閉症支援』についての質問にお答えします。

Q:『フレームワークを活用した自閉症支援』の中のフレームワークシートは他の障害の方にもつかえますか?

A:是非、活用してみてください

これはよくある質問です。シート内の項目には自閉症に特化した項目がありますが、多くの認知の面の障害の方には活用できると考えています。

かなり自閉症に特化して作った特性・支援シートも、筆者自身、ADHDやLD、高次脳機能障害の支援で活用しています。

自立課題シート、自立課題アセスメント、氷山モデルシートはどんな障害の支援でも充分威力を発揮すると思います。

様々な認知の特性をもつ障害の方の支援の中で、やはり具体的な自立支援イメージ、行動支援イメージが必要です。書籍のシートを活用することをおすすめします。


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書籍『フレームワークを活用した自閉症支援』を活用されているみなさん、いかがでしょうか?

是非、感想や活用実践の様子を教えていただきたいのです。(コメント,メール,twitterでお願いします)

なんからの良い効果がありましたか?

私の周囲には良い効果の報告がたくさんあがっています。

・チーム、保護者間のディスカッションの活性化
・スタッフのスキルアップにつながった
・スタッフが自信をもってできるようになった
・地域での支援体制の中で共通の視点、共通用語が増えた


 

もしも上記の効果があまりない場合、以下の理由が考えられます。

【使い方が間違っている】

フレームワークシートは考えて書くのではなく、書いて考えるシートです。

関連記事:書きながら考えるフレームワークシート


【新しい考えに脳が通常に戻そうとしている(変化に対応できない)】

脳はこれまでの親しんだやり方に戻そうとする働きがあります。書籍を買われたことで第一歩が達成です。少し先の目的をイメージして1つのシートでも良いのではじめてみてださい。

ただ、『フレームワークを活用した自閉症支援』は新しい考えは少ないと思います。多くの支援者が知っておくと良い、これまでの私が先輩方から学んだことをまとめた本です。

関連記事:ゴールイメージの違いで結果が違う


【どれからはじめていいかわからない】

 筆者としては「特性・支援シート」からはじめることを願っています。
 ただ、多くの方から「氷山モデルシート」からはじめると入りやすかったという報告をうけてます。この方法も、もちろんOKです。

関連記事:個別支援会議での『氷山モデルシート』の活用


【周囲からの理解が得にくい】

フレームワークは事業所での基本のシートにすることで一貫性などの大きな効果につながります。

しかし、フレームワークシートは支援者個人の考察メモ程度からはじめて良いと考えます。できれば、そのメモを周囲のディスカッションの時に使ってみてください。メモに関しての規制は事業所には無いと思います。はじめてください。

関連記事:フレームワークシートは気楽な存在です!
関連記事:上司に仕事をしてもらうためのシート


【最初から否定的に読んでいる】

否定的なのに関心をしめしていただいてありがとうございます。

本はポジティブは気持ちの中で効果を発揮します。一度切り替えてポジティブに効果を試してみてください。その時に効果があがったら是非コメント等でお知らせください。否定的な方が変わったことは、今後のフレームワークを啓発するのに力になります。


<ポジティブに使ってほしいという願い>

『フレームワークを活用した自閉症支援』は、多くの支援者がポジティブにアセスメントし、計画を立て、実践し、調整するための書籍です。そのために工夫も編集で(多くの方に協力いただき)約3年間ディスカッションと修正を繰り返しきました。

しかし、どんなポジティブな本でも、使う時にネガティブなイメージがあったら、ポジティブな結果にはつながりません。ポジティブに、何か1つからでもはじめてください。

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