ぼ~ざん工房
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昨日は広島のS町でのステップ教室(発達障害の早期発見事後支援プログラム)1クールの第3回目でした。(年間5クール×3回)/投稿後半様子の写真あり。

今回は3つの視点で自立的な場面がありました。

1つは対象になった本人の自立

1つはスタッフ(町の子育て施策を担当されている保育士、保健師のみなさん)

1つは保護者の自立


3日目のステップ教室は、2回までのステップ教室によるアセスメントをもとに必要な構造化や学習の場面での工夫を活用しての2時間の個別および集団セッションです。

3回目のステップ教室の役割は、基本の習慣とくに「まずは~、それが終わったら~」の基本習慣をつくり、その後の支援イメージを持つこと、どのような環境で学びやすいのかをみていくことです。それを保護者と共通認識したり、認識の違いを確認したりします。

2名の方が対象でしたが、お二人とも3回目でエリアの活用の仕方、とくに自立エリアを活用がほぼ自立していていて。3回という少ないセッションの中で、自立的な様子を保護者やスタッフ、担当の先生と確認することができました。

ステップ教室は、無理に上記の成果を求める必要はないと考えています。

本人の自立、保護者との共通理解をゴールにはしません。

保護者との理解の違いを確認して終わっても良いものです。

しかし今回は、保護者と様々な方向性を話せたのは有意義で、保護者の本人に対する気づきや、家での支援・指導に対する自立的な気持ちも感じました。(すでにお家での変化が見られているようです)

この後、私は参加できませんが(それがまたすごい、スタッフの自立)、支援会議を
開いて、本人の今後の方向性を確認する予定です。

私が自治体のコンサルテーションに入って2年目、スタッフの自立、町の自立、嬉しくなります。


全体はシンプルで、1対1のエリア、自立エリア、集団エリア、遊びエリアの設定です。

必要に応じてパーテーションを準備しますが、基本はオープン気味です。

3回を通して保護者と確認しながら構造化を入れていきます。

今回一人の方に活用したスケジュールで、再構造化の指針もでています。

スタッフの方の自立はすごくて、1対1のエリアの管理、スケジュールの管理、お母さんの解説、すごく自立的でした。

1対1の場面に課題を準備して実施。1対1の場所を時間差共有もされていました。今回は主に構造化されたタスクを実施。

もちろんフレームワークシートも活用しながらアセスメントをされていました。


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