私が推奨しているインフォーマルアセスメントは、偶発的な観察によるアセスメントではなく具体的な設定のアセスメントです(詳しくはこちら)。【フレームワークを活用した自閉症支援:84頁~91頁】
しかし、日常場面の観察のアセスメントでも、【フレームワークを活用した自閉症支援】で紹介しているフレームワークシートは有効です。
イメージしていただくために例を紹介します。
コンサルテーションでは、ある一定の時間を観察し記録し、コンサルティに解説します。
私が初期の個人支援コンサルテーションで活用するのが「特性シート」(14~17頁)、「個人情報シート」(28~29頁)、「生活支援シート」(64~65頁)ですが、もう1つ頻繁に活用するのが「自立課題アセスメント」(88~89頁)です。
自立課題アセスメントシートは、1つの活動もしくは1つの領域に関する1テーマのアセスメントシートが基本でが、ある時間帯、あるエリアでの様子の観察を書き込む時にも活用します。
私が観察する視点は以下の点です。
*様々な活動のスキル
*スケジュール等のシステムの自立の様子
*社会性のアセスメント
*コミュニケーション(機能・形態・文脈)
これらを観察しながら本で紹介した視点でアセスメントします。
1つの例を項目欄だけ紹介します。ある事業所(幼児)コンサルテーション。2時間程度のアセスメントの項目です(アセスメントの視点は「フレームワークを活用した自閉症支援」を参考にしてください)。
・ブロック遊び
・ミニカー遊び
・接近
・平行
・要求
・片付けボックスの利用
・集合して座る
・みんなで歌う
・トイレ
自立課題アセスメントシートは、本当に多様化できるシートです。
9月のぷれしゃすの夜間講座、ワークショップで詳しく解説します。(とくに夜間講座で)
「 フレームワークを活用した自閉症支援 」についてはこちら
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