自閉症支援にフレームワークを活用し、ある意味絞り込んだ視点でアセスメントをし、計画をたて、実践することをすすめています。
ところが一部の声で「決めつけすぎ」「いろいろあっていいのに」「TEACCHはマニュアルはない」と伝わってきます。
一理あると思いますが。
なんか構造化を批判してる人と五十歩百歩のようにも思います。
わたしがフレームワークで支援者にサポートしたいのは整理統合です。
自閉症支援フレームワークは支援者の構造化です。
実際自閉症支援は様々な視点が渦巻いて、ころころと一貫性をもてない状態の支援により、多くの自閉症の方が混乱されています。
支援者も整理ができないで、何か指針を求めています。
「いろいろあっていい」の美学が混乱を生んでいないでしょうか?
「大事なのは自閉症を思う気持ち」という曖昧なスーパーバイズが、支援者の曖昧さにつながってないでしょうか?
もちろん色々な視点があっていい。
しかし、はじめるとき、継続するとき、ある程度の一貫性のある視点をもてれば、
スーパーマンではない支援者が地域を支えることができるのではと考えています。
ただそれだけです。
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