goo

シャクヤク

 ボタンの芽出しの様子に似ているが、これは「シャクヤク(芍薬)」の新芽。ボタン科ボタン属の多年草で、5月の花期には草丈が60センチほどになる。シャクヤクの根を乾燥させたものが生薬となり消炎や鎮痛の薬効がある。また古くから婦人病にも効くとされており、 “薬” の名が付いているのが理解できる。平安時代の絶世の美女とされた小野小町に深草少将が想いを寄せ、小野小町から 『100日通い続ければ契りを結ぶ。』 との約束を取り付けた。そこで少将は毎夜、芍薬を1本ずつ届け、それが99本になったが、100日目の夜に大雪で少将は凍死してしまった。ご存知 “百夜(ももよ)通い伝説”。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« ヒメウズ・4... ソメイヨシノ... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (ディック)
2016-03-22 21:26:10
芽出しはたしかにボタンと様子が似ていますね。
ついでですが、先日話題にされていた「立てば芍薬座れば牡丹」という言葉は、植物に詳しい方は勘遣いしやすいような気がします。
「草本より木本の牡丹のほうが丈が高いのにどうしてそうなんだ?」と思ってしまう。私もそうでした。
それであるとき調べてみたら、
上のようなことはおかまいなしに「美人の立ち居振る舞いの様子をほめている言葉に過ぎない」という説があったり、「牡丹と芍薬を眺めるべき理想的な位置を言っているのだ」という説があったりするようです。
どうもまだ、釈然としません。
 
 
 
ディック様 (多摩NTの住人)
2016-03-23 07:19:38
コメント有り難うございます。芽の姿は良く似ていますが、シャクヤクは地面からで、ボタンは枝からでした。『立てば芍薬~』は木本と草本が逆にも思えましたが、諸説あるようですね。
 
 
 
似た者同士 (ぶちょうほう)
2016-03-23 12:30:43
多摩NTの住人様 こんにちは
シャクヤクは我が家にもあるのですが、芽出しの速さは牡丹のほうが断然早いですね。
シャクヤクは今日この頃の芽出しになるのではないでしょうか。
拙庭ではヤマシャクヤクも植えているのですが、こちらは未だ芽を出してくれていません。

花だけを見ると、シャクヤクも牡丹も似てはいますが、牡丹のほうが繊細さに勝るように感じました。
 
 
 
ぶちょうほう様 (多摩NTの住人)
2016-03-23 17:43:18
コメント有り難うございます。確かにボタンのほうは既に葉を広げかけていますね。シャクヤクもボタンもあまり身近には無く花の違いには気づきませんでした。
 
コメントを投稿する
 
現在、コメントを受け取らないよう設定されております。
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。