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ツルドクダミ

 タデ科ソバカズラ属の「ツルドクダミ(蔓毒溜)」。ドクダミの葉に似ていることから名付けられているが、ドクダミとは無関係。ツルウメモドキなどもそうだが、これは誤解を招くような名前と言わざるを得ない。花の様子は同じタデ科のイタドリに良く似ているので “ツルイタドリ” と呼びたいところだが、その名前は同じタデ科のツルタデ(蔓蓼)の別名として使われている。ここはできればツルタデに “ツルイタドリ” の名前を譲ってもらいたいところ。ツルドクダミは地下に塊茎があり、これは生薬の “何首烏(カシュウ)”。 中国原産で、日本には徳川吉宗の頃に渡来した。強壮剤や髪を黒くするという薬効があるとされ、各地の大名がこぞってこれを栽培し、それが今では各地で野生化している。 “烏” の字が付いているのは、髪を黒くするという意味らしい。
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コメント
 
 
 
ツルドクダミ (granma)
2015-06-01 18:51:59
こんばんは。
ツルドクダミの花、ドクダミの花に似ていませんよね。
八重ドクダミ、五色ドクダミは比較的良く見られますが
ツルドクダミが見られる場所は少ないのではないでしょうか?
かなり前に小石川植物園で見ましたが全くドクダミと
似ていませんでした。実も見ましたがイタドリの実を
連想しました。
葉がドクダミに似ているとはいえ花は全く違うので
変えてほしいですね。
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2015-06-01 19:24:19
ドクダミにツル性のがあったかなと思ったらこちらでしたか。
どう見てもイタドリの仲間ですよね。
科も違うしほんとどうにかしてもらいたいけど一度つけたら変更は不可能でしょうね。
ツル性でもないのにツルと名付けるのもどうにかしてもらいたいでうしょね。
 
 
 
granma様 (多摩NTの住人)
2015-06-01 21:00:21
コメント有り難うございます。ツルドクダミの名前は混乱させられますね。イタドリの仲間なのにドクダミの名前は無理があります。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2015-06-01 21:04:51
コメント有り難うございます。これにドクダミの名前を付けるのは困りますね。やはりツルイタドリとして欲しいものです。
 
 
 
Unknown (YAKUMA)
2015-06-01 21:56:24
そうでした、これも薬草ですね。
花の季節に見たことがありません。
ドクダミ、ではないですね
出会う機会も少ないので、また探しに行ってきます。
 
 
 
YAKUMA様 (多摩NTの住人)
2015-06-02 07:22:31
コメント有り難うございます。イタドリは秋ですがこれは今頃が花期ですね。ドクダミと無関係ですが、名前で混乱します。
 
 
 
Unknown (とんとん)
2015-06-02 14:49:20
しっかり誤解して、ツルドクダミを拝見しようとクリックしました。
ホントにイダドリに似ていますね。
付けた人の気分で名前が決まってしまうのも、理不尽なような気がしますね。
 
 
 
とんとん様 (多摩NTの住人)
2015-06-02 17:09:18
コメント有り難うございます。これはまさしくイタドリの姿ですよね。名前に混乱させられます。改名できれば良いんですけどね。
 
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