ミツバツツジ・1~花芽

 ツツジの種類は色々多く今年の課題の一つ。サツキとの違いもじっくり見ていかなければいけない。まだ花も咲いてないのに、とりあえず百草園の「ミツバツツジ(三葉躑躅)」の花芽の紹介。我が家のツツジは常緑なのでツツジはみんな常緑だと思っていたが、これは落葉樹。よく考えてみればドウダンツツジだって落葉だ。ミツバツツジは葉が出る前に開花し、葉は3輪生になるらしい。
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カヤ

 百草園で見つけたイチイ科の「カヤ(榧)」。ホンガヤとも言い、葉は光沢があり先は尖っていて触ると痛い。節分にヒイラギは有名だが、地方によってはこのカヤの葉を飾るらしい。材は黄淡色で加工しやすく碁盤などに使われるとのことだが、我が家に碁盤は無い。将棋は知っていても碁は知らず、数年前に入門書を買ってみたがそのままになってしまった。和服姿で碁を打つ姿は渋くて憧れるが、五目並べでは格好がつかない。まあ当分はアウトドア派でいこう。
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ハクバイ・1~蕾

 お仲間のロウバイの開花情報があちこちから聞こえてくるが、松木日向緑地の「ハクバイ(白梅)」の開花はもう少し先。確かここには、白と紅があったと思うが、これはたぶん白梅。すぐ近くにトサミズキが蕾を膨らませているが、果たしてどっちが先か。
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トサミズキ・2~冬芽

 松木日向緑地の「トサミズキ(土佐水木)」。少し前までは花のそぶりも見せなかったのに気がつくときちんと開花の準備をしていた。この春の宿題はトサミズキとヒュウガミズキの違いを確認すること。と言うのも、このトサミズキは最初はヒュウガミズキだと認識していた。ところがこの冬になってから、『もしかしたら?』 という疑念が湧いてきて、まだ結論が出ていない。この緑地は “日向” という字がつくので、この樹はヒュウガミズキのほうが相応しいのだが、読み方は、“ひなた” で無関係。
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アキニレ・4~樹皮

 先日、首都大学でジグソーパズルのような樹皮の「アキニレ(秋楡)」を見つけたが、長久保付近にあった街路樹のアキニレはまた少し違った趣き。樹が大きく育つと樹皮が鱗状に割れるらしく、色々な模様を見せてくれる。
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ボケ・2~花

 これは由木緑道の「ボケ(木瓜)」。この季節の葉が出る前のものを「カンボケ(寒木瓜)」と言う。咲いた時はピンクで綺麗だったはずだが、週末の雪ですっかり傷んでしまった。

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サルスベリ・3~実の形

 「サルスベリ(百日紅・猿滑)」はなかなか特徴の多い樹で一年中いつでも見分けることができる。長く咲く夏の鮮やかな花や、ツルツルの樹皮はお馴染みだが、実の形もなかなか面白い。秋にその形をスターウォーズに出てくるロボットのようだと書いたが、今日のこの形は何だろう? じっと見ていると何か思いつきそうだが、ぴったりのものが出てこない。
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ソメイヨシノ・2~雪の日

 色々魅力的な花や樹は多いが「ソメイヨシノ(染井吉野)」だけは別格。山で言えば富士山みたいなもので、他のものと比較する対象ではないと思っている。咲く時期が3月下旬~4月上旬ということで、卒業式など人生の節目に重なるのが一層感傷的にするのかもしれない。
 ソメイヨシノに魅せられて、新築時にソメイヨシノの苗木を植えてしまったのは以前に触れた。 “狭い庭にソメイヨシノは愚行” という通り、すぐに大きくなって手に負えなくなるが、本人は愚行とは思っておらず、反対に “プチ自慢” だと思っているから始末が悪い。春に庭先がパッと明るくなるさまは、育てて良かったと十分に思わせてくれる。 “サクラ切る馬鹿” と言うが、さすがに剪定は必要。カミサンが、『ねえ、あの枝、そろそろ電線に届きそうよ。』 とか、『落ち葉が隣に落ちて迷惑じゃない?』 と言ってくる。実はカミサンは夏に登場するケムシが大の苦手で、どうもこの樹に八つ当たりしているんじゃないかと思っている。昨年末にかなり思い切って剪定したので今はずいぶんすっきりした姿。娯楽番組を見ていたら、サクラのチップを使ってスモークサーモンを作っていた。 『しまった。あの枝は捨てるんじゃなかった。』
 写真の蕾は首都大学前のもの。受験生は今日のセンター試験を勝ち抜いて、春にこの花を楽しんでほしいもの。
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ヤマブキ・2~緑道

 この由木緑道の「ヤマブキ(山吹)」は葉がまだついていた頃に紹介したが、今では葉がすべて落ちてたくさんの黒い実だけが枝にしがみついていた。このヤマブキならば、あの娘さんは、『みのひとつだに、なきぞかなしき』 とは言えず、太田道灌は “蓑” が借りられそう。
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カンツバキ

 昨日の大雪で過酷な条件を強いられている「カンツバキ(寒椿)」。まあそういう名前をつけられてしまったので、寒いのは我慢しなければいけないようだ。カンツバキはサザンカの園芸品種とのことで、この花も我が家のサザンカに良く似ている。見分け方は色々教わったはずだがまじめに聞いておらず、いざ実物を前にするとどちらか判断できない。という訳でおのずとツバキの紹介が少なくなっていたが、これは由木緑道できちんとプレートがついていた。そろそろこのくらいのポピュラーな植物はプレート無しで判断しなくてはいけないのだが。
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