ヒメシャラ

 清水入緑地の「ヒメシャラ(姫沙羅)」。夏にはシャラノキよりも小さい花をたくさんつけるので、これも好きな樹のひとつ。特にここの樹の木肌は銅のような少し濃い目の黄金色で、冬の雑木林の中でひときわ目立っている。シャラノキと同じ形の実がたくさん残っていて、冬芽も見ることができる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ハイビャクシン

 上柚木公園の石段の斜面に這いつくばるように広がっていた「ハイビャクシン(這柏槇)」。図鑑を見るとなかなか種類が多くて詳しくは分からない。「ソナレ」なんていう別名もある。そもそも “ハイ” という響きは “High” で、なかなか洒落た名前だと感心していたら、実は “這” 。ビャクシンもこんな字とはつゆ知らず。ではソナレはどこか北欧のほうの名前かと思えば、これが “磯馴れ” で、「ソナレイワダレネズ(磯馴岩垂杜松)」なんていう奇妙な名前が出てきた。ネズは鼠刺しが由来らしい。ヒノキ科ネズ属(ビャクシン属)とのこと。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ナナカマド・2~上柚木公園

 赤い実にはいつも悩まされる。上柚木公園の斜面にあった樹で一応カマツカとしておいたが、図鑑で見るとカマツカの実は少し楕円形だがこれは丸い感じ。ただネットではまん丸に見えるものもある。同じバラ科のズミも候補の一つ。4月の花で確認しようと思っていた。

 『ウラジロノキやアズキナシではないか。』 というアドバイスをいただき調べてみるとカマツカよりはこちらのほうが近そう。どうも気になっていたが、秋に見つけた「ナナカマド(七竈)」がふと頭の中に浮かんできた。いずれにせよ春になって葉が繁り花が咲けば分かる。とりあえずナナカマドとして春を待とう。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

ニオイヒバ

 上柚木公園のヒノキ科クロベ属の「ニオイヒバ(匂檜葉)」。園芸品種が多いコニファーで詳しくは知らないが、黄金色に輝くのを見ると “ヨーロッバゴールド” や “ゴールデングローブ” なんていう品種名がつけられるのが理解できる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

サンシュユ・4~花芽

 清水入緑地の「サンシュユ(山茱萸)」は、まだ赤い実をたくさんぶら下げていたが、ここ上柚木公園のサンシュユはすっかり春の準備。と言っても初めはこれがサンシュユだとは分からずそのまま通り過ぎるところだった。たった一つだけ残っていた赤い実がサンシュユの決め手。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

シャラノキ・2~樹皮

 「シャラノキ(沙羅の木)」の樹皮の模様もまた面白い。灰色の下からは茶色の樹皮。百日紅のサルスベリではないが、こちらにもサルスベリの別名もあるらしい。サルが滑るとは思えないが、この茶色の樹皮はスベスベで何ともいい肌触り。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

ハクモクレン・2~花芽

 柳沢の池歩道橋付近で見つけた「ハクモクレン(白木蓮)」の花芽。たまたまプレートがついていたのでハクモクレンだと分かったが、どうもコブシの花芽と区別できない。この手の花芽はすべてネコヤナギとしていた昔を思えば大変な進歩だが、まだまだ植物観察の道は先が長い。ところでそのネコヤナギをこのあたりで見かけない。ちょっと気を入れ直して探してみるか。
コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )

アジサイ・1~枯れ花

 首都大学南側の道端で見つけた「アジサイ(紫陽花)」の枯れ花。梅雨の時期にはあちらこちらで咲き誇っていたが、冬になっても残骸をよく見かける。ここは2ヶ月後にはソメイヨシノとレンギョウが満開になる道で、アジサイがここにあったことなんて誰も覚えていないかも知れない。まあ、梅雨時になればまた見てもらえる。綺麗な花を期待しよう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

スギ・1~葉

 鼻炎薬のコマーシャルで「スギ(杉)」の樹から大量の花粉が飛ぶのを見た時は衝撃的だったが、実際にスギの花粉を間近で観察したことは無い。今までならスギの樹はこの時期はわざと遠回りをして避けてきた。ゴルフでスギ林に打ち込もうものなら悲劇と言うか喜劇と言うか、もうスコアはそっちのけ。しかし植物ウォッチングを始めたこともあり、スギもきちんと紹介。幸い今日は花粉は確認できなかった。花粉のシーズンには完全防備で見てみよう。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )

バラ

 首都大学裏手の下柚木の道端で見つけた実。形はノイバラの実に似ているが大きさはこちらのほうが断然大きい。直径は1.5センチくらいか。茎にはしっかりとトゲがあり「バラ(薔薇)」だとわかる。ローズガーデンには憧れるが、その手間を考えるとなかなか手を出せない。そのため我が家では鉢に小さなミニバラが一株だけ。バラを育てている方には当たり前だろうが、バラにこんな実が出来るなんて全く知らなかった。考えてみればノイバラにも実があるのだから本家のバラにもあって当然。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ