ロウバイ・3~素心

 百草園の「ロウバイ(蝋梅)」。こちらは花全体が黄色で「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」のようだ。素心とは “中抜け” 状態だと説明にあった。蝋細工とはよく言ったものだが、調べてみるとこの名前は太陰暦12月(蝋月)に咲くことも由来の一つと出てきた。このいい香りと可憐な花は見ていて飽きない。天は二物を与えてしまったようだ。 『何とか実物を見たい!!』 と、先日園芸店で開花した鉢植えを見たが、やっぱり地べたから生えている樹のほうが断然良い。
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ロウバイ・2~開花

 待ちに待った「ロウバイ(蝋梅)」の開花。中央部が暗紫色で花弁が細いので、素心ではないだろう。あちこちからロウバイの開花情報が続き、何とか自分の目で確かめたかった花。先日ニュータウンから南にひと山越えた小山田緑地で “蕾” を発見していたが、わざわざまた1時間歩いて行ってまだ蕾のままだとショックが大きいので(気になって後から車で行ってみたら案の定、まだ蕾だった)、今回は北東にふた山越えて、既に開花情報を得ていた百草園まで足を伸ばした。百草園はニュータウンから少し外れるが、 “歩いても何とかたどり着ける” という場所。最近、書店で “震災マップ” が大人気だが、都心からこの多摩NTまでの道のりと比べれば、百草園までなど目と鼻の先で 『近い、近い。』 とやや強がり。しかし最後の坂道はさすがにきつかった。ロウバイは期待通りの美しさ。見ていると足腰の疲れなど吹っ飛んでしまう。
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ネコヤナギ・1~銀白色

 このあたりでは見かけないと思っていたが探し方が悪かっただけ。大栗川の遊歩道で少しだけ銀白色の花穂をのぞかせていた「ネコヤナギ(猫柳)」。ネコヤナギというと必ず思い出すのが、今から30年前に流行った高石ともやさん(ザ・ナターシャセブン)の “春を待つ少女”。 メロディと歌詞がとても好きで今でも時々口ずんでしまう。紹介しておこう。
 
 『春を待つ娘』(著作権法により歌詞省略)
 作詞・作曲:高石ともや 歌:ザ・ナターシャー・セブン
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マンサク・3~渦巻き

 たびたびの登場だが、えらく気に入ってしまったのでご勘弁。柳沢の池公園と上柚木公園を結ぶ歩道にあった「マンサク(満作)」。花びらがグルグルの渦巻き状態で、蕾のほうはきちんと丸まっている。子供のおもちゃで細い筒を吹くと先がピーンと伸びるあれを思い出してしまった。
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ライラック・1~冬芽

 大栗川脇の遊歩道にあった「ライラック」の冬芽。モクセイ科ハシドイ属の落葉樹。去年この対岸で紫色のライラック見つけたが、花の形をしっかりとは覚えていない。調べてみると、ライラックはヨーロッパにおけるサクラ前線みたいなもので、 “ライラック前線” が春を告げるとのこと。和名は「ムラサキハシドイ(紫丁香花)」でフランスでは「リラ」。ハシドイの由来はいろいろありそうだが、これは花の時期にふれることにしよう。札幌市の花ということで、一度 “ライラックまつり” を見に行きたいもの。いやその前に、まだ、“雪まつり” も見たことがないのでこれも見たい。
 先日撮った写真が暗かったので撮り直したら、今度は穂のような実にピントが合ってしまった。
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