イタドリ・3~冬

 夏にはあちらこちらの藪で勢力を誇っていた「イタドリ」。その存在もすっかり忘れていたが何とまだ道端に残っていた。イタドリは漢字で “虎杖” だが、地上部が枯れた今頃、根茎を切り出し乾燥させると生薬の虎杖根(コジョウコン)で膀胱炎などに効くらしい。また鎮静剤や止血剤としても利用されるので “痛取り”。 虎の杖よりは痛みを取るほうがそれらしい。
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アカマツ・1~葉

 正月の門松を片付けたところだが、考えてみれば松をまだ載せていなかった。そこで近所の雑木林にあった「アカマツ(赤松)」の登場。アカマツ林なら松茸も期待できるがここではちょっと難しい。マツの名前は、神が天から降りるのを待つ(マツ)であったり、松の葉が二つに分かれることから股(マタ)と言ったとか。とにかく松竹梅の筆頭でお目出度い。
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コブシ・4~花芽

 予想では暖冬のはずが大変な寒さ。いつも元気な庭のカクレミノの葉もさすがに早朝はしおれて寒そう。鉢植えのハナユや地植えのゼラニウムに寒冷紗を掛けるということをこの冬に初めてやってみた。何となく素人園芸から一歩進んだ気分。
首都大学キャンパスで見つけた「コブシ(辛夷)」の花芽。寒さにめげず春の準備をしている。このキャンパスには、 『♪シラカバ~』 は無いが、コブシは多い。あとは “青空” と “南風” が揃えば “春” だが、季節はまさに寒の入り。
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ヒイラギ・1~葉

 清水入緑地のモクセイ科「ヒイラギ(柊)」。花はほとんど終わりかけでタイミングを逸した。 “ひいらぐ” を辞書で調べると “ひひらく” の音変化で “ひりひり痛む” という意味。最近テレビ番組では日本語クイズが流行っていて、一応自己採点では高得点のつもりだが、この “ひいらぐ” という言葉は知らなかった。よく見るとトゲのない葉も数枚あったが、老木なるとこのトゲがなくなるらしい。鋭いとげが邪気を払うということで節分にはヒイラギにイワシの頭で魔除け。我が家にはこの風習はないので、節分は豆まきだけ。ところでクリスマスカードの飾りでお馴染みのギザギザの葉はヒイラギではなく西洋ヒイラギ(ホーリー)とのこと。
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