「あげる 주다 」を動詞の「ア/オ型」につなげると,ヘ チュダ 해 주다「してあげる」になります。
日本語とそっくりですね。
「おごる」のときに出てきた「サ チュダ 사 주다 」「ネ チュダ 내 주다」がこの用法にあたります。
「トゥリダ 드리다 」(さしあげる)を使えば敬語になって「~してさしあげる」,これも日本語と似ている。
一方,「もらう」は「パッタ 받다 」。
これを補助用言にして「~してもらう」とできるかというと,そうは問屋が卸さない。
「先生に教えてもらった」を
「ソンセンニメゲ カルチョ パッタ 선생님에게 가르쳐 받다 」
とは言えません。無理して言おうとすれば,
「カルチムル パッタ 가르침을 받다 」(教えを受ける)
かな。ちょっと不自然な表現です。
「~してくれた」も表現できない。
日本語を学ぶ韓国人にとって,「やりもらい表現」は難関の一つです。
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人事(あいさつ)~いただきます
あげる/さしあげる(チュダ/トゥリダ)
日本語とそっくりですね。
「おごる」のときに出てきた「サ チュダ 사 주다 」「ネ チュダ 내 주다」がこの用法にあたります。
「トゥリダ 드리다 」(さしあげる)を使えば敬語になって「~してさしあげる」,これも日本語と似ている。
一方,「もらう」は「パッタ 받다 」。
これを補助用言にして「~してもらう」とできるかというと,そうは問屋が卸さない。
「先生に教えてもらった」を
「ソンセンニメゲ カルチョ パッタ 선생님에게 가르쳐 받다 」
とは言えません。無理して言おうとすれば,
「カルチムル パッタ 가르침을 받다 」(教えを受ける)
かな。ちょっと不自然な表現です。
「~してくれた」も表現できない。
日本語を学ぶ韓国人にとって,「やりもらい表現」は難関の一つです。
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あげる/さしあげる(チュダ/トゥリダ)
私も、この「주다」には結構苦労しました。
日本人は、割と「~してもらった」という表現を使うのですが、韓国語に訳そうとうすると、必ず主語か間接目的語を入れないと作れないので、戸惑いました。
しかも、あげるとくれるが同じ単語だなんて‥
そこで、韓国語の先生に聞いてみたら、韓国人は~してあげる表現が主で、~してもらう感覚が少ないのでは?とおっしゃってました。国民性なんでしょうか。
いろいろ勉強になります。
今後ともよろしくお願いします。
韓国語を勉強しているんですね。
ブログも拝見しました。
韓国語で書いているなんて,スゴイ!!
>韓国人は~してあげる表現が主で、~してもらう感覚が少ないのでは?
韓国人は「~してあげる」のが好きで,「~してもらう」のが嫌いなんだと思います。