犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

幻の生カルビ

2006-04-15 09:08:49 | 食べる
 昨日は出張者とともにカルビを食べました。
 市庁界隈では高級な店で,ソウルナビ等でも紹介されていると思いますが,「チャムスッコル」(本物の炭の店)です。
 一人前3万ウォン以上と高いため,自腹では行きませんが,ときどき接待に利用します。
 最高級の肉は「生カルビ」4万5000ウォン。
 今までも注文したことはあるのですが,そのたびに「売尽」(メージン=売り切れ)。「この肉は予約が必要です」と言われる。こんなことが2回繰り返されたので,「今日こそは」と,午後,席の予約のときに肉の予約もお願いしました。

ところがなんと,またもや「売尽」。

「この肉は二日以上前に予約しないとだめです」

 おいおい,そんなのあり? で,そんなにすごい肉なの?
 店に行ったとき改めて文句を言うと,「これは特別な部位で一頭から少ししかとれない」。「うちは冷凍肉は使わないうえ,生カルビに限っては入荷当日に売り尽くして,次の日にもちこさないことを原則にしてますので」とのこと。
 一日に準備できるのは20人分。日によっては,一つの団体客がすべて予約してしまうこともあるそうな。

 今回も「幻の肉」で終わってしまいました。
(でも,きっとたいしたことないんですよ)

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