犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

花と鼻

2022-08-31 22:41:28 | 言葉
 NHKの朝ドラ「ちむどんどん」のオープニングを、1歳8か月になる孫娘が気に入っています。

 映像を見ながら、そこに出てくるものを指さして、海! とか、雨! とか、手! とか言って喜んでいます。

 途中、南国の( 鳳凰木 (ホウオウボク)というらしい)が映ると、自分のをさわる。

「No! No! そのハナは違うよ!」(父親がフィリピン人なので、会話はチャンポンです)

と指摘するのですが、なんど言っても、花の映像をみると鼻をさわる。

 花と鼻という同音異義語を区別していないのか、鼻をさわると大人たちが喜ぶので、ウケ狙いでやっているんでしょうか?

 花と鼻については、以前、別の話題で考察したことがあります。

コンピューターの音声機能

 同じ同音異義語でも、たとえば雨と飴、箸と橋は、アクセントが違う。

 でも花と鼻は単独で発音すると、区別しにくい。

 助詞の「が」をつけると、「が」の高さに差が表れます。

 ただ、厳密に言うと、単独で発音しても、ちょっと違う気がする。

 花の第二拍めは、鼻の第二拍めより、こころもち高いように感じます。

 個人の感覚かもしれませんが。

 いずれにしても、孫娘が今後、どんなふうに言葉(日本語と英語)を習得していくのか、楽しみです。

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