今年のウインブルドンは、男子決勝がサッカーWカップ決勝と重なるという最悪の日程。厳密にいうとずれていましたが,両方見るのは,翌日の勤務を考えると体力的に無理。Wカップが四年に一度ということもあり,ウインブルドンのほうをあきらめました。
今日はテニスの話題を一つ。
ソウルの日本人駐在員の間で,毎年,秋,テニス大会があります。優勝すると,そのチームは翌年の幹事となり,おもに賞品集めに奔走する。
数年前,私の属するチームが優勝し,次の年の大会前,賞品を集めていたときの話。
「ちょっと変な品物があるんですけどね。こんなの賞品として出していいかなあ」
「えっ?,なになに?」
「いや,ちょっとマニア向けでね。特殊な趣味の人にとっては垂涎の的かもしれないんだけど,そういう趣味のない人にとっては無意味なゴミともいえる」
「そんなにもったいぶらないで,何よ?」
「なんか恥ずかしいなあ。変態とか言われそうで……」
「もしかして,アガシが着たウェアとか?」
「えっ、なにっ?」(遠くのほうで中腰になった○○さん)。
「あっ,○○さん,今へんなこと考えたでしょ? そんなに身を乗り出しちゃって。」
「いや……、アガシがどうしたって?」
「アガシって,もちろんアンドレ・アガシのことですよ。だって,今,テニスの話しているんでしょ,われわれ。」
「ハ、ハハハ。そうか。」
「いや,実は女のアガシ関連なんですよ」
「ええっ!?」(全員が身を乗り出す)
「このまえ,ほら,大邱のユニバーシアードで北朝鮮の美人応援団が話題になったじゃないですか。そのとき,彼女たち,うちわを手に応援してたでしょ。私,あの大会を見にいったとき,拾ってきたんですよ」
といって,おもむろに取り出したるは,ビニール袋に入った,ぼろぼろのうちわ。こりゃ確かにゴミだわな。
「アガシの生写真もついてます。これ,賞品になりませんかね」
「うーん,そうね。ま,そーゆー趣味の人もいるかもしれないよね。賞品の集まりが悪いことだし,採用とするか」
はて,この賞品,はたして誰の手にわたったものやら。
なお,この美人応援団の末路については,以前書いたことがあります。
アンドレ・アガシは今年のウインブルドンが最後になるようですね。
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このブログで アガシ=若い女性 とうのを知って、アガシと聞くたびに思い出し笑いしちゃいます。
しかし、美女応援団のうちわ・・・どういう人が欲しがるのでしょう・・・?
北フリークの人か?
>美女応援団のうちわ
私はほしくない。
アンドレアガシのウェアもいらない。
ラケットなら欲しい。
あとシャラポアのウェアーも。