犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

赤と青~韓国

2022-06-17 23:23:34 | 韓国雑学
 韓国の保守系与党、国民の力のシンボルカラーは

 進歩系野党、共に民主党のシンボルカラーは

 韓国の国旗、太極旗の真ん中にある陰陽模様を思わせます。

 一般に、赤は共産主義を象徴し、共産主義者をののしるときに、「アカ」といったりします。

 もともとはフランス革命のときの革命旗の色に由来するそうです。

 野党共に民主党は、言うまでもなく、親北朝鮮、親中国です。

 だから、共に民主党のほうが赤がふさわしいのですが、なぜ保守が赤、進歩が青になっているのか。

 韓国も、以前は保守政党が青、進歩政党が赤を使っていましたが、それが変わったのは今から10年ほど前のことです。

 2012年、李明博政権下の保守政党、ハンナラ党は、党名をセヌリ党に変えるとともに、シンボルカラーをそれまでの青から赤に変えました。党の変化と刷新を求める国民の声に応えて、それまでのハンナラ党のイメージを一新したんだそうです。それが現在の国民の力に引き継がれているわけです。

 一方、当時の進歩系野党、民主統合党は、2013年、保守政党とは逆に、それまで使っていた赤から青に変えました。理由は、長い間保守政党が使っていた青を使うことで、中道層の支持を取り込みたい、ということだったようです。選挙対策なんでしょう。

 私にとっては、なんといっても2002年の日韓共催ワールドカップのときの、市庁前広場を埋め尽くした赤いユニフォームを思い起こさせます。


 その時の日本代表のシンボルカラーは青。


 韓国:赤、日本:青というイメージでした。

 あれから20年が経っちゃったんですね。あのとき開会式に出場(!)した三女は30歳。

 フィリピン人の夫と「多文化家庭」を築いています。


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