韓国の保守系与党、国民の力のシンボルカラーは赤。
進歩系野党、共に民主党のシンボルカラーは青。
韓国の国旗、太極旗の真ん中にある陰陽模様を思わせます。
一般に、赤は共産主義を象徴し、共産主義者をののしるときに、「アカ」といったりします。
もともとはフランス革命のときの革命旗の色に由来するそうです。
野党共に民主党は、言うまでもなく、親北朝鮮、親中国です。
だから、共に民主党のほうが赤がふさわしいのですが、なぜ保守が赤、進歩が青になっているのか。
韓国も、以前は保守政党が青、進歩政党が赤を使っていましたが、それが変わったのは今から10年ほど前のことです。
2012年、李明博政権下の保守政党、ハンナラ党は、党名をセヌリ党に変えるとともに、シンボルカラーをそれまでの青から赤に変えました。党の変化と刷新を求める国民の声に応えて、それまでのハンナラ党のイメージを一新したんだそうです。それが現在の国民の力に引き継がれているわけです。
一方、当時の進歩系野党、民主統合党は、2013年、保守政党とは逆に、それまで使っていた赤から青に変えました。理由は、長い間保守政党が使っていた青を使うことで、中道層の支持を取り込みたい、ということだったようです。選挙対策なんでしょう。
私にとって赤は、なんといっても2002年の日韓共催ワールドカップのときの、市庁前広場を埋め尽くした赤いユニフォームを思い起こさせます。
その時の日本代表のシンボルカラーは青。
韓国:赤、日本:青というイメージでした。
あれから20年が経っちゃったんですね。あのとき開会式に出場(!)した三女は30歳。
フィリピン人の夫と「多文化家庭」を築いています。