小学生のとき,友達の背後にそっと回り「カンチョー!」といって人指し指をお尻に突き立てる遊び,流行りませんでしたか? 社会人になりたてのころ,ある知り合いから「永田町物語」なる話を聞き,大笑いしたことがあります。 東京の官庁街、永田町の信号で,職場の同僚が信号待ちをしていた。ちょっと悪戯をしてやろうと,後ろからそっと近づき,「カンチョー!」とやったのですね。やられたほうはギョッとして振り向くと,赤 . . . 本文を読む
米国の銃乱射事件が韓国に衝撃を与えています。 事件の詳細の報道とともに、移民社会の分析もいくつか出ています。そのうちの一つを紹介しましょう。中央日報4月18日の記事です(→記事)米国移民1.5世の光と影「中学校2年だったが,英語が下手だった私は小学3年に入れられてしまった。それまで韓国で頭も良く勉強もできると言われていた私には,大ショックだった」米国文壇で注目されている移民1.5世の作家スクヒ・ . . . 本文を読む
昨日,4月15日はソンクラン。 ソンクランとは,タイの旧正月,水掛け祭りとも言われます。 一週間前の週末にかけて,バンコク出張に行ったとき,「もう一週間あとならば,ソンクランで面白かったのに」と言われました。 ところで,SBSの夜9時のニュースを見ていたら,こんなニュースがあった。 お天気に恵まれた日曜日,障害をもった老人たちがお花見をした。 別の地方では,難病にかかった子どもたちがうららかな公 . . . 本文を読む
3泊4日でバンコク出張に行って来ました。 バンコク-ソウルの昼間の便は直行がない。香港か台北経由になります。今回は香港経由。 香港でほとんどの中国人が降り,代りに韓国人がどっと乗り込んでくる。私の隣には二人連れの韓国人女性が座りました。なまりからして慶尚道のようです。 なにせ長旅。本を読んだり,タイ語の勉強をしたり…。それにも飽きてノートパソコンをとり出し,テキストの翻訳を始めたとき,ハングル文 . . . 本文を読む
米国とのFTA交渉が妥結しました。 妥結の前日,FTAに反対する市民が焼身自殺を図り,大きく報道されました。民主労総の組合員で,民主労働党員のタクシー運転手さんだそうで,現在,重体。自宅には遺書が残され,覚悟の自殺だったようです。 遺書の内容は…(→リンク)。亡国的韓米FTAを廃止せよ。屈辱拙速反民主的交渉を中止せよ。私はこの国の民衆を救うという考えだ。国論を分裂させて卑劣な反統一的な団体は,目 . . . 本文を読む
日曜日,家族といっしょに明洞の繁華街を歩いていると,大きなマスクをした人がやけに目につきました。 はて,韓国に花粉症はないはずだが…。 実はこれ,黄砂対策なんですね。この日は,今年いちばんの黄砂が中国大陸から飛来し,空は朝から黄色くどんよりと曇っています。耳鼻咽喉が弱いわけでない私も,喉がいがらっぽく,目もしょぼしょぼする。 しかし,こんな悪条件の中,その日は私のセンイル(生日=誕生日)というこ . . . 本文を読む
帰国後2年,家族が初めて韓国に遊びにきます。 激安チケットということで,成田からの最終便。仁川空港まで出迎えに行きました。出迎えなので荷物はないし,ちょっと回り道になりますが,このまえ開業したばかりの仁川空港鉄道(AREX)に乗ってみることに。 第一段階の工事が終わって,とりあえず仁川空港から金浦空港までが開通。いずれ,ソウル駅まで伸びるそうです。開業時,すでにしていろいろ問題点が指摘されていた . . . 本文を読む
東亜日報に「ナデロ先生」という4コマ風刺漫画があります。 2月27日のナデロ先生がこれ。(→リンク) リンク先にも日本語訳がありますが,わかりにくいのでちょっと私が解説を試みてみましょう。1コマ目 (大学の正門)入るときは… 2コマ目 再修 3修 4修 再修というのは「再度修学すること」で,日本語の「浪人」。数字が一つずれますが,「再修,3修,4修」はそれぞれ「一浪,二浪,三浪」 3コマ目 卒業 . . . 本文を読む
二泊三日の東京出張。 短い出張だから、ノートPCを持っていくまでもないし,着替えも家にあるやつを着ればいいからと,小振りのボストンバッグ一つで,ふらりと家を出ました。 家族から頼まれていたのは唐辛子入りイカの塩辛だけ。以前,空港で買って懲りたことがあるので(→リンク),最近は会社近くの水産会社の直営売店で買うことにしています。500グラムの徳用サイズが7500ウォン。 3月に入って初めての出張。 . . . 本文を読む
ずっと暖冬で,地球温暖化の影響かと言われていましたが,先週の半ばからいつもの冬の寒さに見舞われました(零下8度)。 この頃の寒さをコッセムチュイ꽃샘추위と言います。 コッ꽃は花,セム샘は嫉妬すること,チュウィ추위は寒さ。「花を嫉妬する寒さ」という,実に詩的な言葉です。 意味としては日本 . . . 本文を読む
今年は韓国も日本も暖冬と言われていますが,日本に帰ってきたら寒かった。週末,少し冷え込んだようです。 ただ,長く韓国に住んでいると,たまに帰る日本の冬はとても寒く感じられます。 もちろん,ソウルと東京を比較すれば,文句なくソウルが寒い。最低気温が零下10度を下回る日もあれば,最高気温が氷点下ということも(今年は少ないですが)。 こんなですから,韓国では生半可な暖房では追いつかない。どの家でも,オ . . . 本文を読む
ある週末の夜,たまたまつけたテレビでやっていたのが「白い巨塔」。それ以来,土日の夜,家にいるときは欠かさず見ています。 かの山崎豊子の原作を,韓国でドラマ化したものです。 数年前,日本でも何回目かのドラマ化がされ,好評だったと風の噂にききました。でも私の記憶にあるのは,何といっても田宮二郎主役のバージョン。私が大学生のときだったと思います。 収録を終え,最後の何回かの放映を残した時点で,躁鬱病だ . . . 本文を読む
今年は大統領選挙。5年に一度の一大イベント。12月の国民直接選挙に向けて,フィーバーが予想されます。 「大統領選挙」のことを略して「大選(デ/ソン)」と言います。大統領制をとらない日本にはない言葉です。 国会議員選挙は日本と同じく「総選挙」とも言いますが,たいして長い単語じゃないのにこれも「総選(チョン/ソン)」と2音節化してしまう。どうやら韓国語は2音節の略語が好きなようです。 大統 . . . 本文を読む
今年のソッラル(旧正月)は2月18日。 韓国のお正月は旧暦なので,年によって新暦上の日にちが変わります。3日間の休日が与えられるのですが,今年は運悪く,土日月に当たってしまいました。 韓国では,振替休日というものはありません。週休二日制のわが社では,実質,休日が一日増えただけ。 でもまあ,韓国に一人でいても仕方がないし,日本にでも帰ろうかと思ったが遅かった。マイレージの予約を入れたらキャンセル待 . . . 本文を読む
おとといはバレンタインデー。 韓国にも,「女性が男性にチョコレートを贈る」という奇習が根づいています。たぶん,日本の風習を輸入したものでしょう。 昔,田原総一朗の『電通』という本だったと思いますが,「バレンタインデーに女性が男性にチョコレートを贈るという日本独特の習慣は,電通が大手製菓会社と組んで仕掛けたマーケティング戦略が起源だった」というのを読んだ記憶があります(本を処分したので確認していま . . . 本文を読む