カレー侍 (Curry Samurai)

samuraiがお届けするカレープラスα(アルファ)を徒然なるRockな日々の雑感とともに。

新大久保 「タピ(Tapir)(12)」 夢と枕と獏の世界

2010-12-25 | 新宿区
samuraiです。

今日は新大久保にある『Tapir(タピ)』にやってきました。



曇天の空の下にたたずむオレンジ色の光彩が目にまぶしいですね~。
(´▽`)

それでは行ってみますか!!

ちなみに本日のメニューはこのようになっています。



いや~、相変わらず独創的すぎますね!!
(*^▽^*)

まあ、まずは「ハートランド」で喉の渇きを潤してと。



そして、こちらがお通しとして出された
里芋のヨーグルトサラダ」。



ねっとりとした里芋の食感が、口蓋にまとわりつくようです。
この時期の里芋は甘さすら感じさせ、
スターターとしてベストマッチですね!

そして、この日の主役は”鍋”
ええ、「タピ特製鍋」ですよ!!
ヾ(´▽`)ノ



鍋のスターターは、クコの実、白菜の芯、シイタケ
それに様々な漢方系の食材がどっさりと。
中央の缶には、”タピ特製のタレ”が入っています。
(ノ*^▽)ノ



鍋に入れる具材は、白菜・マロニー・長ネギ



さらに小松菜・くわい・牡蠣・豚肉

いや~、こりゃワクワクしますね!!
(*゜▽゜)ノ

そして、鍋に具材をぶち込み、
ひたすら煮て煮て煮倒します。



あとは煮えたものから、
おいしくいただくだけですよ!!



丁寧な鶏ダシのベースを、
八角や甘草といった漢方の独特の風味が見事に支えます。
和風でも洋風でもない、まさに「タピ風」としか例えようのない味。
昔カンボジアで食べた鍋を思い出しましたw
( *´д)ノ

そして、この鍋の最大の功労者がコレ。



こちらもたくさんの漢方具材をベースにした、
言わば、「タピ版の食べるラー油」。
その深遠で奥深い味は、市販の食べるラー油など足元にも及ばず、
辛さと漢方の風味が、食べる箸を止めさせてくれません。
いや~、スバラシイですねコレ!!
(@゜▽゜@)

とはいえ、やはりカレーはいただかなければいけませんね。
ということで、「大根カレー」をチョイス。

さて、待つこと15分。カレーがやってきました。



ずどどどん
うぉっ、なんすかこりゃ!!
(゜◇゜;)



通常のカレーですと、大根の角切りなどが入ってくると思いますが、
こちらはまさにふろふき大根状態のものがどすんと!!



この迫り来るエアーズロックのような大根の迫力。
これ以上何の説明が必要でしょうかw
(^▽^;)

それではいただきますか。



大根は芯まで柔らかく煮られていて、
さらにカレーの旨みをたっぷり吸っています。
具材は野菜だけとは思えないぐらいの、しっかりとしたコクがあり
食べ応えも満点ですね!!
(*^ー^)ノ



日本人なら冬といえば大根
おでんの具でも毎年一番の人気を誇る、まさに冬の定番
それがこのようにカレーとしていただける。
日本人の好みを知り尽くした、究極の贅沢ですね!

いや~、こりゃおいしいですね!!
( ゜∀゜)ノ ホリデイ イン カンボジアーーー!!

ということで、やはりココはガチもガチですね!!
そのオリジナリティ、素材選びの柔軟さ
そして、
複雑な味の迷宮に迷い込んだつもりが、いつの間にかしっかりと着地している。
まさに、そんなタピだけのワンダーランドな世界。
やはりこちらはオススメですね!!
皆さんも是非!!


※前回の記事はこちらです。