大坂なおみ 今季初戦の相手は世界53位コルネに。1回戦を会場で偵察 (テニスデイリー編集部 2021/02/01)
1日の「WTA500 メルボルン(Gippsland Trophy)」(オーストラリア・メルボルン/1月31日~2月6日/ハードコート)大会2日目。
女子シングルス1回戦で、世界53位のアリゼ・コルネ(フランス)が世界69位アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)に5-7、6-1、6-3で勝利。
この結果、大坂なおみ(日本/日清食品)の今シーズン初戦の相手はコルネに決まった。
大坂とコルネは、今回が初めての対戦となる。
この日、大坂はコルネとトムヤノビッチの1回戦を会場で偵察。初対戦となる相手のプレーをしっかりと研究した。
その様子を会場のカメラに捉えられており、「全豪オープン」公式Twitterがその動画を投稿。「大坂なおみがマーガレット・コート・アリーナの座席から、次の対戦相手を警戒している」と紹介している。
今大会に先んじて、大坂は1月29日にエキシビションマッチ「A Day at the Drive」でセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と対戦。その際エキシビションということもあってか、大坂は珍しくドロップショットを繰り出す場面もあった。
1月31日の記者会見では、そのことについて「私には、まだ足りないショットがたくさんあるように思っています。ちゃんとできるようになって、自信を持てるようになりたいです。ドロップショットもその1つ。スライスが良くなってきている気がします。それはオフシーズンに練習してきたことです」と話し、更なる成長への意欲を見せている。
その上で「この他のものについては、試合でお見せできればいいなと思っています」と意気込んだ大坂。
今シーズン初戦で、オフシーズンのトレーニングの成果を発揮し、良いスタートを切ることが期待される。
大坂とコルネの2回戦は大会3日目、日本時間2日13時頃に開始予定だ。