net news JXTG、全給油所ブランドを「ENEOS」に統一=19年度中に(201709/06)
石油元売り最大手のJXTGエネルギーは6日、全ての給油所のブランドを「ENEOS(エネオス)」に統一すると正式に発表した。
net news JXTG、全給油所ブランドを「ENEOS」に統一=19年度中に(201709/06)
石油元売り最大手のJXTGエネルギーは6日、全ての給油所のブランドを「ENEOS(エネオス)」に統一すると正式に発表した。
「総コレステロールが正常なのに、中性脂肪が高いといわれる人が多いと思うんだけど、これはある種の陰謀なんだよ。結論から言えば、中性脂肪は気にしなくていい。それと、悪玉コレステロールも善玉コレステロールも気にしなくていいんだよ。歴史的に言うとね、総コレステロールの値を基準にして、220以上は薬を飲みましょうと、ずっと日本動脈硬化学会がやってたわけ。ところが、そんなのはむちゃくちゃなの」
そう語るのは、元慶應病院放射線科の専任講師で、現在「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を主宰する近藤誠医師(65)。「検診は受けるな」と主張し、長年にわたって医学界を革新してきた近藤医師はこう続ける。
「じつは、男性はコレステロールが高いほうが長生きするし、女性にコレステロールの薬を飲ませているのは日本だけだということが次々にわかってきて、いろんな批判が高まったんだよ。僕だけでなく、東海大学医学部の大櫛陽一名誉教授や、薬害の専門家の浜六郎さんとかいろんな人が言いだしたわけ。それだけじゃなく、人間ドック学会や日本脂質栄養学会とかも基準はおかしいと言うようになって困っちゃった。それで総コレステロールは除外し、目くらましで善玉とか悪玉とかいろいろ言いだして、一般の人はわけがわからなくなっちゃった。そうやって日本動脈硬化学会はなにがなんでも薬を飲ませようとしているだけなんだよ」
東海大の大櫛医師が’95年から’05年まで、神奈川県伊勢原市で男性約9千900人(平均年齢65歳)、女性約1万6千人(平均年齢62歳)を追跡調査して、善玉・悪玉コレステロールの値と原因別の死亡率を調べたところ、驚くべき結果が出た。
なんと男性では悪玉コレステロールが低い人ほど死亡率が高くなった。つまり、悪玉は高いほど長生きできるわけだ。逆に善玉コレステロールは値が大きくても小さくても死亡率が高くなった。男性では善玉と悪玉が逆の作用をしていたのだ。
また女性では、悪玉コレステロールの影響はほとんどなく、善玉コレステロールが高いほど死亡率が低下した。善玉コレステロールは女性にとってのみ“善”だったのだ。
「中性脂肪が高いと血液をサラサラにしましょうとか言うけれど、あれもいい加減な話でね。サラサラ、ドロドロというのはどっちかというと赤血球の問題だから、本当に血液がサラサラになったら、貧血になって死んじゃうよ」(近藤医師・以下同)
近藤医師は、現在使用されている健康基準値がおかしいと以前から指摘してきた。
「やっぱり基準値外が“異常”ということはおかしいんだよ。何度も言うけど、そもそも基準値外でもべつに病気じゃなかったんだよね。でも、それを病気だと強弁しないと、今あるほとんどの内科が潰れちゃうわけ。基準値なんて気にしなくていいんだよ。困るのは病院と製薬会社だけなんだからさ」
(週刊FLASH 5月27日号)
net news 日本の基準値は大間違い「コレステロール値が低いとがんになる!」(女性自身2015/6/24)
今年5月1日、心筋梗塞などの専門医が集まる日本動脈硬化学会は「コレステロールの多い食品を食べても健康上の問題とならないことを認めた」という声明を出した。
「いままでコレステロールの取りすぎはよくないから、卵は週4個までとかいわれていたじゃないですか。じつは体内のコレステロールは80%が肝臓で作られる。卵をたくさん食べると肝臓がコレステロール合成を休憩するので、コレステロール値が上がることはないんです。こんなことは世界的には15年前からわかっていた常識。それを今回、しぶしぶ認めたにすぎません」
こう話すのは『コレステロール・血圧・血糖値 下げるな危険!! 薬があなたの体をダメにする』(永岡書店刊)の著者で、東海大学名誉教授の大櫛陽一先生。大櫛先生は医学統計学の専門医として70万人の健診結果の解析や地域住民の10年間の追跡調査をして、コレステロールと死亡原因などの研究をしている。神奈川県伊勢原市では男性8千575人、女性1万3千751人を対象に平均6・7年間の追跡をした。
「追跡調査から得られた数字を見てみると、男女とも総コレステロール値が高くなるにつれ、総死亡率が低くなっています。悪性新生物(がん)による死亡も大きく低下しています。逆にいうと、コレステロール値が低いほどがんや感染症で亡くなりやすいということです」(大櫛先生・以下同)
にわかには信じられない話だが、なぜ、コレステロール値が低いとがんになるのか?そのメカニズムを大櫛先生は次のように説明する。
「がんというのは発がん物質、ウイルスや細菌が細胞中の遺伝子を傷つけ、変異させるものです。この細胞を包んでいるのが細胞膜。細胞膜は二重構造になっていますが、コレステロールが鉄筋のような役をしています。もしコレステロールが少ないと、細胞膜が弱くなり、発がん物質などが細胞内に入りやすくなるのです。つまりLDL値(新しいコレステロールを肝臓から運んでいる値)が低いということは、細胞が弱く、修復力も足りない状態。このため、がんになりやすいと思われます」
また、コレステロールが少ないと炎症を抑える副腎皮質ホルモンの合成もできなくなり、免疫力が低下するという。
「今回、日本動脈硬化学会は『食べ物によるコレステロール値の影響はない』と発表しましたが、近いうちコレステロール低下医療そのものを見直すことになるでしょう」
(女性自身2015/6/24)
「塩分は高血圧や脳卒中の元凶である」「心臓病には、塩分の摂取を控えるべき」「糖尿病の人は、減塩食にすべきだ」……。こうした「塩悪玉説」が唱えられるようになって久しい。
1950年代、日本に来た米国のダール博士が、鹿児島から青森までを調査した。当時、鹿児島の人たちの平均塩分摂取量は14g/日で高血圧の発症率が約20%だった。北に行くに従って、塩分の摂取量が増加するとともに高血圧も増加し、青森の人たちの塩分摂取量が約28g/日、高血圧の発症率が約40%にも達していることがわかった。そのため、「塩分=高血圧の元凶」と結論づけられたのである。
この調査結果を受けて、1960年ごろより東北地方を中心に減塩運動が始まり、やがてそれが全国に波及していく。おかげで減塩醤油、減塩味噌、減塩梅干しなどが増えていった。
それで、高血圧が減ったかというと、減るどころかむしろ増加傾向にある。いまや高血圧患者は5000万人もいるという。
東北など寒冷な地域でくらす人たちが、大量の塩分をとる習慣があったのは、寒さを防ぐために必要だったからである。塩分は体を温める働きをもっているのだ。現在のように暖房が十分に発達していなかった厳寒の冬を乗り切るためには、塩分を多めにとって体を温める必要があった。
もし当時、塩分を控えていたら、高血圧や脳卒中を発症するずっと前に、冷えから起きる肺炎や結核、リウマチ、うつ病などにかかって生命を落とす原因になっていたかもしれない。
また、寒い地方の人々の高血圧の原因としては、冬の間に屋外での運動ができなかったこと、新鮮な野菜の摂取が不足していたこと、厳しい寒さそのものが血管を収縮させて血圧を上昇させていたこと等も考えられる。塩のみを高血圧の元凶とするのは間違いだろう。
塩分は体に悪いのではなく、要は出すことなのだ。塩分は十分にとって体内で利用し、汗や尿で体の外へ排泄すればよいのである。
というのは、塩分(特に化学的な合成塩の食塩ではなく、約100種類のミネラルを含む自然塩)には、新陳代謝を促して体温を上げたり、体内の有害物を解毒したりする作用があるからである。
スポーツや入浴、サウナで十分に発汗する、あるいはニンジン・リンゴジュースや生姜入りの紅茶など利尿を促進する飲み物を飲んでいるという前提で、きちんと塩をとることは、健康を促進することはあっても、健康に害になることはない。(プレジデント2015/2/14)
net news 塩分摂取が全国一なのに「長野県」長生きナンバーワンは何故か?(週刊新潮2014/08/07)
今や“長寿の国”と言えば、長野県である。最新の都道府県別「平均寿命」(2010年)で男女とも堂々の第1位(男性80・88歳、女性87・18歳)。調査は厚労省が5年ごとに行っており、男性は90年以降、5回連続でトップの栄冠に輝いた。
県全体で取り組む減塩運動が奏功したものと思いがちだが、実は長野県の食塩摂取量は未だ男性で全国2位、女性に至っては日本一という。では、何故、長寿ナンバーワンなのか。
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約6万年前、「出アフリカ」により、人類が経験した塩との出会い。それは味覚を刺激し、食に新たな悦びをもたらしたが、同時に災いの種も残した。過剰な塩分が高血圧を招き、脳卒中という病を生み出したのだ。
翻って、現在、日本では厚労省がリスク軽減のための“減塩目標”を立てている。来年度以降は、男性は一日8グラム、女性は7グラムまで。しかし、長野は2001年時の16グラムから減らしたとはいえ、未だ男性12・6グラム、女性11・1グラムと、過剰摂取の状態なのだ(2012年)。
「にもかかわらず、長寿である秘訣を探すと、野菜の摂取量に行き当たる。長野は、男性一日379・4グラム、女性364・8グラムと、それぞれ2位の島根を20~40グラムも引き離し、ダントツの全国1位なのです。野菜には塩分を体から排出するカリウムが大量に含まれており、たくさん食べることで健康が維持されているのでしょう」(厚労省関係者)
この作用の恩恵を長野県民にもたらしているのは、野菜だけではない。
「長野を代表する名産品、寒天にもカリウムが豊富に含まれています」
と語るのは、管理栄養士で、アンチエイジングレストラン「リール」のオーナー兼シェフの堀知佐子氏だ。
「長野には海はありませんが、寒冷な地域のため、フリーズドライ製法や冷凍庫がなかった時代、よそから運んできた海藻の天草を凍らせ、寒天にしていた。その伝統が根付き、今でも生産が続いている」
しかも、野菜に関して言えば、長野県産には特有のパワーが秘められていた。
「ワイン用ぶどうの栽培に適した地域は、標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいところが多い。標高が高ければ紫外線が強くなり、ぶどうのポリフェノールの合成量が増え、また昼夜の温度差が大きいほど、糖質の量も増すからです。長野はまさにそうした厳しい環境にあると言えます」
と解説するのは、順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授の白澤卓二氏である。
■“長寿力”の塊を食す
「このような過酷な環境で栽培された植物は、がんの原因にもなる活性酸素を抑えるための、抗酸化作用を高める栄養素、ファイトケミカル(植物が持っている天然の化学物質)をより多く含んでいる。それはぶどうだけではなく、野菜でも同様の現象が起きていると推察できる。長野県産野菜は、ポリフェノールやカロチノイドなどのファイトケミカルが豊富で、健康寿命にいい影響を与えていると言えるでしょう」(同)
野菜の品目を挙げると、
「β-グルカンというファイトケミカルが含まれるキノコ類も体に良い。抗酸化作用があり、がんや老化を防いでくれます」(堀氏)
さらには、
「高地で栽培する高原野菜は全てファイトケミカルが強い。その代表格はキャベツで、長野産は色が濃いのが特徴。これは、色素成分のポリフェノール値が上がり、抗酸化作用が高くなっていることを示す。産地に注目して野菜を買うことも重要なのです」(『長寿の食卓』などの著書がある食文化史研究家の永山久夫氏)
スーパーで同じ野菜が並んでいれば、迷わず長野県産を選ぶのが賢明らしい。
長野には、さらに忘れてはならない強力な食材があった。生産量、消費量とも日本一の信州味噌と、伝統食の野沢菜漬けである。
「長野県民の長寿の主たる理由に、間違いなく信州味噌の存在が挙げられます。長野では、かつては各家庭で手作りしていたほど、食文化に味噌が根付いている。信州味噌にはメラノイジンという物質が多量に含まれています。これはもともと大豆に含まれている成分が、米麹を使って発酵され、醸造される過程でできたものです。このメラノイジンには、強力な抗酸化作用があり、がんを予防してくれます。保存食である野沢菜漬けも、時間が経過すると発酵するので、同じ効果が発揮される。いずれも、塩分過多となるマイナスはありますが、それは先に述べたように、カリウムで解決されている」(堀氏)
実際、2006年から2010年の長野県の悪性新生物(がんなど)による死亡率は、男性が全国47位と最も低く、女性も46位だ。
「長野の食文化は、“長寿力”の塊をたくさん食べているようなもの」(永山氏)
その伝統に学べるものがたくさんあるはずだ。
(週刊新潮2014/08/07)
net 基準値(正常値)のウソが修正される? (健康ブログ2014/05/01)
これまで、健康診断の基準は厳しすぎて、健康人を病人にしていると書いてきました。即ち、正常な検査結果を異常値と判定して、健康人を病人にすることにより、必要のない治療や投薬をして病院や製薬会社が儲けていたのです。私の主張が真実であることを証明したのが、2014年4月5日付朝日新聞1面の「『健康』の基準緩和─血圧・肥満度・コレステロール(人間ドック学会)」というタイトルの記事です。
血圧の基準値(正常値)は、年齢に関係なく130 mmHgとされてきましたが、これは若者の値であって、健康な高齢者は140~150 mmHg位あるのです。1987年の高血圧の基準値は180 mmHgだったのをご存知でしょうか?その後、50 mmHgも引き下げて130 mmHgにし、健康な高齢者に降圧剤を飲ませていたのです。なお、血圧は年齢とともに変化するので、本来は年齢別に基準値を作るべきなのです。
肥満に関しては、BMIが肥満と判定される25~26位が長生きであることは統計学的解析から明らかだったのですが、今回は男性が27.7で女性が26.1まで上がっています。ただし、一番病気が少ない体型は男女ともにBMI=22ですので、健康で長生きするには22から25位が適当と考えられます。なお、腹囲の男性85 cm、女性の90cmは全く医学的が根拠がありません。
コレステロールは、男性254 mg/dlまで、女性は280 mg/dlまでを基準値(正常値)としました。昔の基準値は250 mg/dlでした。メバロチンというコレステロールを下げる薬が発売されると同時に、基準値が220mg/dlに変更されていたのです。この基準値では、半分以上の中高年が異常値になります。要するに、薬を飲ませるために基準値を引き下げていたのです。コレステロールは、細胞膜やホルモンの原料となる大切な栄養成分なので、薬で下げすぎると健康を害するのです。
また、LDLは悪玉と宣伝されてきました。実際は、LDLはコレステロールを組織に運ぶ大切な役割をしているので、これまでの基準値を超えた値の人の方が長生きしているのです。LDLは決して悪玉ではないので、今回の大幅な上方変更は当たり前です。
学会はこの新基準を6月に正式に決め、来年4月から運用する予定です。
製薬会社から研究費という名目でワイロを受け取っている御用学者が、薬を沢山売りたい製薬会社と結託したウソの数々が、少し改善されるようです。
【表】新基準 血圧・肥満度・コレステロール
4月4日、日本人間ドック学会、健康保険組合連合会が「新たな健診の基本検査の基準範囲」を発表しました。基準範囲は、一般的に「健康な人」の検査値の幅のことで、健康の目安になる数値です。この発表によると従来の判別値に比べると大幅に基準が緩くなった検査項目がありました。
特に今回発表の基準範囲で現在の判別値と大きく異なっているのが、LDL(悪玉)コレステロール。日本動脈硬化学会の指針では男女とも140以上だと脂質異常症と診断されました。「異常なし」と判定される上限は119。しかし、今回の発表によると上限が男性は178、女性は年齢によって152~190と大幅に緩和されています。この数値について、日本動脈硬化学会は「誤解を与え、国民の健康に悪影響を及ぼしかねない」という見解を発表しています。
日本人間ドック学会では、現在のデータは単年度の結果で、今後数年間さらにデータ追跡調査をして結論を出していくことになり、今すぐ学会判定基準を変更するものではないと説明しています。
私たちの健康の目安になる基準だけに今後の展開が注目されています。