風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

マツバウンラン、少し遅いですかぁ・・・

2010年05月16日 | 草や木そして花・実


 だあれも座る人いないのかなぁ。
ベンチが寂しそうだらか、マツバウンランは、可憐な花でベンチを元気づけてるんだな・・・。



 と、まあ童話の世界のような内容になりましたが、
1点目の写真は、歴史植物園の中の芝生のスペースに置かれたベンチ、
下から、ベンチの腰掛け板の隙間をすり抜けて咲いていたマツバウンランの花でした。
それからこちら2点目は、少し離れた芝生の中に、部分的に
たくさんのマツバウンランが見られた状況です。
 このマツバウンランについて、どんな植物か、もっと知りたいなと思われた方は、
昨年(2009年)の5月6日の記事をご参照ください。
もっともその記事だけで完結するお話しではなく、
たいへん有益な参考サイトをご紹介していますので、こちらからどうぞ



 こちらは、そのうちの1つの花穂をクローズアップしたものですが、
まだまだ上の方に咲いていく感じです。
昨年のデータと比べると、かなり遅い気がしました。
今年はかなり春以降の天候が不安定、低温気味ですから、
こうした小さな植物には、影響がはっきりと出やすいのではないのかなぁと思われます。

(撮影:2010.5.13)
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キツネアザミの花が咲き始めました

2010年05月15日 | 草や木そして花・実


 最近、このお花が見られるようになったのであります。そんな季節なのです。
ありふれた存在なので、多くの方は、こんなふうにじっくり見たことないかもしれません。
でも、こういう感じで見つめると、ううっっっ、まんざらでもないですぅ~、てなことに・・・。



 少しひいて見ました。
ここまでひいて見ると、ああ、あの花か、と思われる方も多いことでしょう。
でも、何という名前の花なんだろう、という方は、けっこう自然に関心がある方。
日々の暮らしの中で、あまり身のまわりの自然に注意がゆく場面が少ない方は、
“ありふれた” といっても いったいどんなところに咲いてるの・・・となるのでは。
「ああ、なんだ、キツネアザミじゃん」ときた方は、通ですね。

 そう、キツネアザミは、キク科キツネアザミ属の越年草。
ここで、「ええっ、キクの仲間ですか」って、ビックリするする人は、《けっこう自然》派。
「それって、どんな意味があるの」って思う方は、《場面少ない》派。
「そうそう、キク科だけど、アザミという植物は、舌状花がないんで、
キク科といっても、ちょっと雰囲気違うよね」ときた方は、《通》

・・・今日は、どうでもいいことをつくねてしまいました。
それくらいのキツネアザミです。

(撮影:2010.5.14)
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トチノキの花、はなざかり・・・

2010年05月14日 | 草や木そして花・実


 この5月の初めの日にも取り上げたトチノキの花の話題ですが、
今月初めには、すこし咲きはじめました・・・ということでした。
そぉしていま、ご覧のように見事に花盛りです。



 でも、「見事」とか「花盛り」とかは、サクラ花にこそ うまく合う形容ですが、
トチノキでは、ちょっと違うかな、でも、まさに花盛り はなざかりです。

(撮影:2010.5.14)
 
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テンプレートの変更-20100514

2010年05月14日 | このブログに関するメモ


 若葉の季節、サクラとツバメの華やいだテンプレートから
さわやかな緑の葉のテンプレートに変更しました。
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ヒメジョオンにやってきたアオスジアゲハ

2010年05月13日 | チョウやトンボなど


 風土記の丘を散策して、その自然など 楽しんでいますが、
いまはあちこちで、このヒメジョオンが、いっぱい花を咲かせています。
ブログ主の勝手な感覚で申し訳ありませんが、この花にはあまり見向きしません。
でも、こうなると話は違います。
アオスジアゲハがやってきて、吸蜜していたのです。



 手元の図鑑の解説によると、アオスジアゲハは、ヤブガラシの花などで吸蜜することがおおいようですが、
まだヤブガラシの花は見られませんので、今の時期は、こうして代用食的に
ヒメジョオンに頼っているのかもしれません。
 また考古博物館の前庭でも、夏のあつ~い日に、大きなクスノキのまわりを
盛んに そして忙しそうに翔び回るのをよく見かけます。
それは、アオスジアゲハの幼虫がクスノキの葉を大好物としているからのようです。
安全な揺り籠を探して翔び回っているのかもしれませんね。

(撮影:2010.5.13)
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オオヤマトンボでしょうか・・・

2010年05月13日 | チョウやトンボなど


 まだまだ本格的なトンボの季節じゃない・・・と思っていたので、ちょっとビックリ。
先日、風土記の丘ではない場所、山間の川の近くで、ミヤマカワトンボ見ましたが、
そう、カワトンボの仲間は、比較的早く出現します。
で、本日のトンボさん、飛んでいるのを望遠レンズで撮ろうなんていうのは、
どだい無理な話ではありましたが、置きピンで適当にシャッター切ったらこんなふうになりました・・・
 というような感じで、まったくピントはあってませんが、何となくわかります。
この時期に現れてもいいような、そうしてお腹の後ろの部分に膨らみがある。
ぜったい間違いない、とはいえませんが、オオヤマトンボではないかと思われます。

(撮影:2010.5.13)
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今年もユリノキの花 見られるようになりました

2010年05月12日 | 草や木そして花・実


 ユリノキの花です。
ユリノキは、チューリップツリーともいわれますが、ご覧のように
花がチューリップのような形をしているので、そんなふうに呼ばれるそうです。
ユリノキは、とても高くなる木で、やや強い風に揺れる高い枝先の花を撮影したので、
あまりシャープではありませんが・・・。

 なお、昨年の今ごろもこのユリノキの花、取り上げています。
よろしければ、こちらからご参照ください・・・2009年5月8日のユリノキの記事を見る

(撮影:2010.5.12)
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雨にぬれたタガラシの花

2010年05月11日 | 草や木そして花・実


 黄色い花びら、ツヤツヤ ピカピカしてます。
それが、いっぱいに雨粒を受けて・・・。
タガラシの花です。



 タガラシは、キンポウゲ科キンポウゲ属の越年草です。
同じ仲間のケキツネノボタンを1ヶ月ほど前(2010年4月13日)に取り上げていますが、
比べてみると、黄色い花はよく似ています。



 タガラシは、「田辛し」という意味なのだそうで、田などに生え、
かむと辛みがあることから その名がつけられたようです。
公園内で見たものは、もちろん水田ではありませんが、群落をなしていました。

(撮影:2010.5.11)
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ツグミに代わってムクドリが目立つようになりました

2010年05月10日 | 鳥やけもの


 地上で餌を探す鳥たち。
少し前までは、こうした感じで見られたのは、ツグミでした。
でも、ツグミたちは、当地では冬鳥、今はもうすっかり姿が見えなくなりました。
少し前には、あちこちに見られたのに・・・。
 で、かわりにツグミが占めていた場所に現れて、のびのびと餌を探し回っているのは、
ムクドリたちです。



 ツグミはあまり群れない鳥でしたが、ムクドリは、たいてい仲間と行動することが多いようです。



 ほーら、こんなふうに、たくさんで群れをなします。



 何かにおどろいて、飛び立つときも、ほーら、みんなで一斉に・・・です。

(撮影:2010.5.6)
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ときどき白州で“ どきやき ” しました

2010年05月09日 | maibun日記


 今日は日曜日。朝からよいお天気になりました。絶好の土器焼き日和(?)です。
というか、そうでなくても、ずっとお外にいると日焼けしそうな日でしたが、
加えて、がんがん火を燃やし、当節風の縄文土器を40個近く 野焼きしたので、
それはそれはもう暑くてたいへんでした。



 maibunCと考古博物館のスタッフ若干名は、北杜市白州町の「ときどき白州 縄文土器つくりたい」
というイベントのお手伝いで、4月25日に行われた 粘土練りから成形までに引き続き
土器焼きに取り組んだのでありました。
 1時間近く野焼きし、焼き上がりに近づいてきました。
炎が弱くなり、焼き上がった土器が現れてきましたね。



 土器焼きの火の中から、焼き上がった土器を取りだし、熱いのをさましながら
お昼ご飯を食べているうちに、ほかほかしつつも、問題なく手に持てるようになりました。
完成した“世界にたった一つの縄文土器”を手にして、参加者全員で記念写真撮りました。
みんなよい思い出になったようでありました。お疲れ様・・・。
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