風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

フジの花に来ていたクマバチ

2010年05月08日 | チョウやトンボなど


 風土記の丘の中の日本庭園の一角で、フジの花が見頃を迎えています。
でも、今回はフジの花のことではなく、フジの花に来ていたある昆虫のお話しです。



 それは、クマバチ。
細かくいうと、ミツバチ科クマバチ属のキムネクマバチです。
胸の部分が濃い黄色をしているのでこの名があるようです。



 キムネクマバチは、大きな体に小さな翅(はね)を持ち、
ブーンという大きな羽音をたてるので、とても恐そうな存在として目に映ります。
でも、この写真のように、ハナバチの一種として花の蜜だけに心を寄せる
たいへんおとなしいものなのだそうです。



 フジの花の中に、顔をつっこんで、一心に蜜を求めています。
それにしても翅が小さいですね、体の割に・・・。
事情を知ると、かわいく見えてくるのが、不思議です。

(撮影:2010.5.6)
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アヤメの花 -100507

2010年05月07日 | 草や木そして花・実


 傘をさしての お昼休みの風土記の丘(ただしほんの一部)の散策で、
いくつも雨の日ならでは、というものを目にしましたが、これもその1つ、アヤメです。



 いくつか撮っている中で、こんなピンぼけもありましたが、
かえって奥行きが感じられるので、のせてしまいました。
それにしても、アヤメの数は、パッとしませんね。
以前は、アヤメ園という感じがするほどのエリアだったのですが、
ちょっと寂しくなってしまいました。気をつけないと、お目にかかれずに終わってしまいますよ。



 最後にベストショットをご覧ください!

(撮影:2010.5.7)
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雨の中のサクラんぼ

2010年05月07日 | 草や木そして花・実


 今日は、遅い朝・・・という時間から雨になりました。
若いサクラ(ソメイヨシノ)の実に、雨水が玉になってぶら下がっていました。
水滴に向こうの景色が逆さまに映ってますよ。



 少しひいて見ると、こんな感じ。
サクラの葉も、だいぶ大きくなり、ほとんど普通サイズになってきました。
サクラの実は、葉でできた栄養で膨らんでいくのでしょう。
でも、この後は・・・。
どうなるのか・・・については、昨年の記事「サクラの実-090427」をご覧になってみてください。

(撮影:2010.5.7)

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コツコツとドランミングしてたコゲラです

2010年05月06日 | 鳥やけもの


 連休が明けたこの日、お昼休みの散策の終わりごろ、ケヤキの木のやや高い幹で、
コツコツと軽く乾いた音、国内のキツツキの仲間で一番小さなコゲラのドランミングするのが聞こえました。
居場所を見つけて、撮影しましたが、もう時間がなく、2カットのみの撮影となりました。
これはその初めの写真です。



 1点目の写真から、コゲラの姿、切り出してみました。
動きが速いので、少しぶれていますが、鋭いくちばしをして、
枯れているケヤキの幹の部分に攻撃を仕掛けているようすが よくわかります。



 2点目の写真です。
カミキリムシの幼虫のような虫があけたらしい穴に、くちばしを差し込んでいるようです。
今回のようなコゲラのドラミングは、穴を開けるというよりは、
つついて中にいる幼虫を驚かせ、出てくるところをつかまえていただこう、というようなものです。

(撮影:2010.5.6)
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トウカエデの花が咲き・・・

2010年05月05日 | 草や木そして花・実


 考古博物館の駐車場の傍らにトウカエデの木が植栽されています。
この時期、花が見られます。
その花を観察しようと、そっと近づいてみると・・・。



 前の写真を部分的に大きく見ています。
花だから、ハナアブがやってきていたのです。



 無謀にも、飛翔中のハナアブを撮影しようとしました。
シャッタースピードあげると、当然ではありますが露出不足になります。
それでも、きれいには撮れません。
こういう写真を撮るには、ストロボ撮影ですよね。
でも、普通に撮りました(あまり技術がないもので・・・)。
何となく、ハナアブの一種、ホソヒラタアブのように見えます。



 ふたたびトウカエデの花に注目です。
同じカエデ科カエデ属なんだけど、イロハモミジの花とは、だいぶ違うように思われました。

(撮影:2010.4.30)
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エゴノキの滴る“みどり”

2010年05月04日 | 草や木そして花・実


 「みどりの日」にふさわしく、したたるような緑です。
(でも、世の中でいう滴るような緑って、どんななのでしょう、実は知らないんです。マズイですね)
そう、たぶんこんな なんでしょう・・・。



 エゴノキの若い枝や葉柄には、よく見ると、細かな毛のようなものが出ていますね。
葉柄の脇から下がっているのは、実ではなく、つぼみです。
エゴノキは、これからしばらくして、白いかわいい花が咲くようになります。



 若い緑に包まれた、エゴノキの枝先でありました。

(撮影:2010.4.28)
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紅白のバックの中で咲くハナミズキの花

2010年05月03日 | 草や木そして花・実


 タイトルから、何から、憲法記念日のイメージで、ハナミズキの花 取り上げます。
この部分が、小さな花のかたまりなのです。
こちらは、白い苞(ほう)のハナミズキです。



 こちらは、赤い苞のハナミズキの花です。
中心の小さな花の雄しべの葯にピントが合っていますが、あとはぼやけてしまってます。
絞り込みが足りなかったようですね。





 今回は、苞にはあまりこだわらず、花の部分にのみ焦点を当ててみました。

(撮影:2010.4.30)
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ルリシジミでした

2010年05月02日 | チョウやトンボなど


 この春、はじめてシジミチョウの仲間、撮影した気がします。
だいぶ遠ざかっていたので、シジミチョウの仲間の見分け、忘れてしまいました。
手元の図鑑にあたったところ、ルリシジミだとわかりました。

(撮影:2010.4.30)
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新緑の中に見えだした・・・トチノキの花塔

2010年05月01日 | 草や木そして花・実


 今日から5月。
トチノキもたちまちに、新緑で覆われるようになりました。
そう思いながら、あらためて見上げると、おやおや・・・。
間もなくやってくる花の時期に間に合わせるように、円錐花序のつぼみが現れていました。



 花房というのはありますが、下に垂れるのではないので、“花塔”
花穂ということばはあるようですが、花塔という用語はあるかどうか。
ともあれ、穂というよりは、塔というような感じのトチノキの花が咲きだすのも
もうすぐのようです。

(撮影:2010.4.30)


《2010年5月14日追記》
 花盛りになったようすをアップしました。こちらからどうぞ。
また、昨年も同じような記事をのせています。昨年の記事は、こちらから・・・
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