荷物だらけでぐちゃぐちゃの部屋。日焼けしたフスマにしみのある天井板。
古ぼけた畳に小さな座敷机。
そこで今、両親が暮らしている。実家はリフォーム中。
そんな小汚い部屋で先日、お茶を飲んだ。色々思い出した。
そこは私の部屋だった。
お産で実家に戻った時もその部屋だった。
息子が生まれ、目が覚めたとき隣の小さな寝息に幸せを感じた。
布団に入って寝る前に手紙を書いてたな。
毎朝7時、父に起こされてたっけ(^^;)『7時だぞ~』って。
良かったね、きれいになるよ。そこは古いが終の住み処、父と母の小さなお城なのだから。