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地震後の束の間のひととき

3月11日の金曜日に東北地方を史上最大級の大地震が襲って、未曾有の大被害を及ぼしてから10日が過ぎた。この10日間、激動の日々が過ぎて行き、日本中の人々に大きな爪痕を残した。復興にはまだ当分時間がかかりそうだが、東北で犠牲になった方々に対して心からお悔やみ申し上げたい。また、未だ被災地で復興の為に戦っている方々に対し、心からお見舞いと励ましの言葉を送りたい。

大地震以降、テレビでは毎日のように被災地の悲惨な様子や、原発での緊迫した状況などが報道され、暫くは通常のテレビ番組放送も消えた。子供たちは、はっきりと事の重大さがわかっていないかもしれないが、学校などでも地震について説明有り、ままごとでも地震の設定で遊んでいる様子を見て、子供なりに色々なストレスを感じ取っているのではないかと思える。うちの子供は大丈夫だが、子供によっては少し精神的に参ってしまっている子もいるようで、このような大災害の後の心のケアはやはり重要である。

地震の影響で、首都圏からガソリンも消えてしまったことも有り、この3連休も遠出出来ない中、何か気分転換になるような近場のイベントは無いものかということで、家から車で15分くらいの近場である市ヶ尾に『いちご狩り』に出鰍ッた。最寄駅は市ヶ尾で、鶴見川沿いにあってちょうど東名高速横浜青葉インター入り口からすぐの場所にある『徳江いちご農園』。水、土、日営業しており、予約制。30分食べ放題で、4月まで営業している。家からこんなに近い場所にいちご農園があるとは、やはり青葉区はまだまだ捨てたものでは無い。




徳江いちご農園で栽狽ウれているいちごの種類は、紅ほっぺ、あきひめ、さちのか等があり、異なる種類のいちごを食べ比べながら楽しめる。30分食べ放題は短いと最初思ったが、実際に食べ出すとそう長時間食べ続けられないもので、すぐにお腹がいっぱいになってしまった。どの種類も美味しかったが、僕は特に気に入ったのが、『あきひめ』。あまりスーパー等では見かけない品種だが、赤とうがらしのように細長く、そしてサイズも大きい。味はとても甘く、また口の中でとろけるほど柔らかいのだ。こんないちごはこれまでにあまり食べた記憶が無かった。あきひめと紅ほっぺを並べてみたが、やはりあきひめは大きくて細長い。




徳江いちご農園
神奈川県横浜市青葉区下谷本町15-8
予約: 080-6789-7356
http://tokuenouen.jp/

千葉もいちご狩りで有名な農園が多いのだが、地震による液状化によってかなりの農園がダメージを受け、またガソリン不足から遠くからの客足が遠のいてしまい、せっかく出来たいちごが摘まれずに無駄になっている農園も多いと、今日ニュースで紹介していた。こんなところにまで影響が出ているのかと驚いてしまった。そういう意味では、いちご狩りによって生まれてきた甘いいちごを食べてあげることが出来たのは、いちごに取っても良かったのかもしれないし、うちの家族にとっても地震のことを少しだけ忘れて、いちご狩りに熱中出来た、そんなほっとする週末とあった。

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