blue deco design lab

日本三景、松島で牡蠣三昧!

東北旅行最終日は再び宮城県に戻り、
松島へ。

平泉からは東北本線で約1時間の旅。
のどかな田園風景を見ながらの電車の旅は
心も体も癒される。

松島駅には朝9時過ぎに到着。
まずはタクシーでお約束の遊覧船乗り場に直行し、
10時発便のチケットを購入。朝雨が降っていたが、
出発前には不思議と雨も上がり快晴に。絶好の島巡り日和だ。



島巡りは約50分のコース。潮風を感じながら、
たくさんの小さな島々の近くを巡るのはなんとも爽やかで清々しい。
遊覧船の後方では、カモメの餌付けをしていて、
殺到するカモメを間近で楽しむことも出来た。



松島も震災による津波の影響を少なからず受けたが、
たくさんの島々からなる地形により、天然の防波堤の役割を果たし、
港をある程度守ったと言う。壊滅的なダメージを受けた牡蠣漁も
今ではかなり震災前の状態まで回復していると言うが、
その裏には多くの人の涙ぐましい努力があったのだと思う。



さて、その松島名物の牡蠣だが、
シーズンが3月末までと言うこともあり、
何とかシーズン中に食べたいと言うことで、
遊覧船を下りたら、採れたての牡蠣がそのまま港で食べられる
『かきの里』をタクシーの運転手に教えて貰い、いざ直行!



大きな牡蠣15個で1500円のAセットと、牡蠣10個、
ホタテ2枚のBセットを一つずつ、これに牡蠣ご飯と穴子を注文。
その場で網焼きする牡蠣とホタテは最高の味!



また牡蠣ご飯も牡蠣の獅ンがご飯に染み渡っていて美味しかった。
リーズナブルな価格と、新鮮な牡蠣を港で食べられる手軽さが
娘にとっても最高に楽しい体験となった。



牡蠣で腹ごしらえした後は、遊覧船乗り場の前に
ある伊達政宗ゆかりの寺、瑞巌寺へ。平安時代の創建らしいが、
伊達政宗が江戸時代に廃墟となったこの寺を復興したらしい。
入口の並木が荘厳さを漂わせる。



また、苔の絨毯もなかなか美しい。
中には岩の一部をくり抜いたような形で建物が入っており、
近代モダン建築のような斬新さすら感じさせる。
やはり伊達政宗のセンスの良さが為せる技なのかもしれない。



本堂は国宝に指定されており、また境内には伊達政宗が
秀吉に命じられた朝鮮出兵から、兜に入れて持ち帰ったと
伝わる梅の木があり、こちらがまた歴史を感じさせる
何とも立派な木なのである。



瑞巌寺の土産物屋であるだるまの置物が目に止まり、
衝動買いしてしまった。僕は毎回、旅の思い出に何かしら
置物やぬいぐるみの類いを記念に購入することにしているが、
今回の旅行はこれで決まりだ。やはり伊達政宗のセンスが
このだるまにも反映されているのだろうか?
デザインに惹かれてしまった。



松島のシンボルとして有名な五大堂も、
実は瑞巌寺の管轄下に入っている。
五大堂は港から海に突き出ており、
こちらも見事なデザインである。



実は瑞巌寺の隣に、庭が美しいことで有名な
円通院と言う寺があるのだが、時間が無くて見学出来ず。
秋の紅葉が見事らしい。また庭のデザインがとても
美しいことでも有名なので、また機会があれば訪れてみたい。




帰路につく為松島駅に向かう途中、最後に松島を
丘の上から眺めようとタクシーに頼んで、ビューャCントへ。
丘の上から見る日本三景もなかなか素敵で名残り惜しい。



今回は初めての東北方面の旅で仙台、平泉、松島を訪れて、
それぞれ満喫することが出来た。東北の中では比較的
震災被害が軽微な地域だったとは言え、東北全体が復興し、
我々も観光で訪れることで少しでも貢献になればと思う。
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