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SKY-HIのニューアルバム!

SKY-HI(AAAの日高光啓)のソロニューアルバム、『OLIVE』が今月リリースされた。昨年始めにリリースされたアルバム『カタルシス』以来1年ぶりのアルバムである。



前作『カタルシス』はその素晴らしい内容に驚いたが、今回の『OLIVE』も楽しみにしていた。

『カタルシス』は、タイトルが正に『語る死す』と言うだけあって、"死"をテーマにしたやや暗めなコンセプトが色濃く出ていたアルバムだったが、今回の『Olive』は、一転して"生きる"をテーマにした、とても明るいアルバム。全曲からャWティブなエネルギーが漲っているのが印象的だ。ラップのキレには更に磨きがかかっている。

アルバムジャケットデザインからしても、その明るさ、ャWティブさが伝わってくるのがお分かり頂けるかと思う。カラーも生の息吹きを表すグリーンで爽やかに統一されている。



アルバムには下記全15曲を収録。最後の2曲は『カタルシス』に収録された曲のライブ版。

1.リインカーネーション
2.BIG PARADE
3.Double Down
4.Stray Cat
5.十七歳
6.明日晴れたら
7.アドベンチャー
8.Walking on Water
9.How Much??
10.創始創愛
11.Over the Moon
12.クロノグラフ
13.ナナイロホリデー
14. Ms. Liberty (ライブ)
15. F-3 (ライブ)

どの曲もラップとャbプなメロディの融合が素晴らしく、各曲のクオリティがとても高いが、まず印象的なのが最初の2曲、『リインカーネーション』と『BIG PARADE』。リインカーネーションはまさにタイトルの通り輪廻転生をテーマにした曲。また、BIG PARADEも、人生何度でもやり直せる!という未来に向けたャWティブな応援歌となっている。この2曲がアルバム全体の明るいトーンを設定している。



シングルとしてリリースされていた3曲目の『Double Down』はノリノリのダンスミュージックだが、途中の間奏部分で突然、南国リゾートの香りがするメロウなメロディが流れるのがとても心地良く、"SKY-HI、やるなあ!"と思わず感心してしまった。



5曲目の『十七歳』は、アルバムの中で一番気に入っている曲。SKY-HIの実体験をベースにしているのかわからないが、落ちこぼれの高校生と新人女教師の淡く切ない恋物語が語られる。この物語展開がとても感動的で、ついつい歌詞に聴き入ってしまう一曲だ。



『明日晴れたら』、『クロノグラフ』、『ナナイロホリデー』の3曲もシングル曲だが、どの曲もシングルに相応しいハイクオリティな王道ャbプス。特に『明日晴れたら』と『ナナイロホリデー』は底抜けに明るく、キャッチーなャbプチューンで、ラップも主張し過ぎないで、見事に曲に溶け込んでいるのだ。さすがSKY-HI!とまた思わず感動してしまった。見事である。



今年はまだ始まったばかりだが、早くも今年No.1アルバム候補に巡り合ってしまったな、と思える傑作アルバムであった。暫くはSKY-HIの世界観を満喫したい!
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