元々田園都市線の急行停車駅でもあった青葉台は、東京のベッドタウンとして、沿線でも一番早くから発展した町だ。商店街は今でも田園都市線の中では一番充実しているし、駅ビル化されたのも青葉台駅が最初だったのでは無いかと思う。今では駅ビル、モール化されたたまプラーザの存在が大きいが、僕が青葉台に住み始めた当時、たまプラーザは青葉台と比べものにならないくらいの田舎であった。しかし、あの『金妻』が流行ってからたまプラーザが一気に注目を浴びたのだ。
青葉台駅はその昔、駅の東口には釣り堀があり、西口のバスロータリーには冴えない小さな本屋、公衆トイレ、ケンタッキーフライドチキンなどがあった。今でもバスロータリーは健在だし、駅前一等地に建つ公団団地もそのままで今も多少当時の面影を偲ぶことが出来るが、駅自体は東急スクエアとして、立派な駅ビルに生まれ変わった。
青葉台駅から西方面、僕の実家があるたちばな台まで伸びる長い商店街は、今も昔も変わらず賑わっているが、個々の店はかなり入れ替わっている。最近でも、きなこを連れて車で桜台の生協近くのコインパーキングに車を停めて、きなこと商店街を歩いているが、いつも何かの新たな発見がある。ここでは昔に思いを馳せながら、商店街を振り返ってみたい。
昔から良く立ち寄っていたミトミスメ[ツは今でも健在。
残念ながら、おもちゃのジャンボはもう無い。
僕が大学時代にバイトしていたアパレルショップのフリーウェイは、周りの店め、かなり前にすっかり入れ替わってしまった。隣にあった茶月や美容室レオンも無くなってしまった。
良くレコードやCDを買っていた山響楽器はまだあるが、今はCDなどは売っていない。
今でも良く利用しているのが、桜台にあるメープル菓子店。ここの生クリームたっぷりなシュークリームが今でも大好きだ。
パン屋さんのコペも驚くほど昔から変わっていない。
ジーンズ屋さんのYUBOは無くなってしまい、今ではクリーニング屋さんに。
クワガタや釣りエサを良く買っていた桜台のペットショップはまだあるが、あの店長と奥さんはまだ元気なのだろうか?
水泳で通っていたピープルはあるが、かなり前にKONAMIスメ[ツジムに変わっている。
中学生時代に通っていた塾の国立学院予備校は今では早稲田アカデミーになっている。
桜台で良く立ち寄っていたコクボ文具店も今は無し。
僕の同級生がお店を引き継いでいるアオデンは昔から変わらず。
寿司亀は自転車屋さんになり、向かいのデイリーヤマザキは眼鏡市場に。
当時通っていた懐かしの母校、みたけ台中学校。バスケ部時代に、練習で学校の周りをいっぱい走らされたものだ。
こうしてみると、色々と変わっている場所もあれば、変わっていない懐かしい場所も点在しており、それを探すのが結構楽しい。青葉台はやっぱり僕にとって永遠のホームグランドであり、とても安らぐ町である。
最新の画像もっと見る
最近の「好きな場所」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事