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想い出の雑誌と、感動の再会!

僕が中学生の頃に毎月『ロードショー』という映画雑誌を楽しみに購入して読んでいた。今も『ロードショー』は存在しているが、1980年代は『スクリーン』と並んで、映画雑誌はとても人気の高いジャンルであった。そんな『ロードショー』で、ブルース・リーの似顔絵イラストコンクールというのがあって、僕が当時描いたこのブルース・リーの絵を投稿したら、なんと入選して、ロードショーに掲載されたのだ!当時は漫画を描いたりしていて、将来は漫画家になりたいと思っていたが、雑誌に自分の描いた絵が載ったような経験はそれが初めてだったので、とても興奮したのを覚えている。何か記念品が後で届いたような気もするが、なんだったかは全く覚えていないが(笑)、今でも入選は良い思い出だ。



当時自分の描いたブルース・リーの似顔絵が載った『ロードショー』は、長年大切に保管してあった筈なのだが、いつのまにか捨てられてしまったのだろう。その後何年の、どの号に掲載されたのかを覚えているわけもなく、全くわからなくなってしまっていた。

先日、1982-3年頃の『ロードショー』で、ブルース・リーというキーワードを手鰍ゥりに色々と検索していたところ、なんとなく見覚えのある表紙の『ロードショー』をメルカリで発見。当時は毎月購入していたのでその頃の表紙はどれも懐かしいが、僕が特に注目したのは1983年9月号。そして、どうやら『ブルース・リー似顔絵イラスト特集』は、やはりこの号であることに確信が持てたので、購入してみることに。そして、手元に届いた雑誌を確認したところ、その特集をついに見つけた!実に38年ぶりの感動的な再会であった。



そこには確かに自分の絵が掲載されていた!そうそう、こんな感じだったと思いながら、懐かしい自分の絵との再会に思わず感動してしまった。

それにしても、『ロードショー』自体がなんとも懐かしい。毎月、『スターベスト10』と題して、人気俳優ランキングが掲載されており、当時は洋画全盛だったが、その中でもハリウッド俳優を押さえて、ジャッキー・チェン人気が凄かったが、ブルース・リーがこの頃も2位に入っているのが凄い(『死亡の塔』公開や、リバイバル上映なども貢献していると思うが)。女優部門は当時フィービー・ケイツが1位で、ソフィー・マルソーが2位。この辺りも懐かしい顔ぶれだ。そんな中、2位に薬師丸ひろ子、10位に原田知世がランクインしており、健闘しているし、僕の大好きだったブルース・リー映画主演女優、ノラ・ミャオも7位に入っているというのも凄い。



今見ると、この中学時代に描いたブルース・リーはそう似てないし(笑)、あまり上手くも無いが、掲載されたことで思い出深い作品となった。その後もブルース・リーの絵は数多く制作した。



それにしても、38年ぶりに自分の絵が掲載された思い出の『ロードショー』との再会を果たし、感無量であった。

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