今回は、何と日帰りで怒涛のお城４連発に挑んだ。
前から行きたかった、岐阜、滋賀方面の４つの名城。
今回はその前編として、『長浜城』と『大垣城』を紹介したい。
まずは琵琶湖の東側、彦根城から北に少し向かったところに
長浜がある。ここはあのお江の故郷として有名な場所で、
近くには浅井長政の『小谷城』があるのだが、この長浜駅に
近い琵琶湖の湖畔に『長浜城』もある。
長浜城は、豊臣秀吉がまだ羽柴秀吉と名乗っていた頃、
最初に築城した城としても有名である。
今は町おこしの一貫で1983年に再建された天守閣がそびえているが、
なかなか美しい、スレンダーな形である。
長浜城は日本の桜の名所100選にも選ばれているのだが、
今回はまだ少し桜には早かったようだ。でも梅がキレイに咲いていた。
天守閣から見渡せる琵琶湖。
そのロケーションはなかなかの絶景である。
次に向かったのが、『大垣城』。意外に知られていない
城かもしれないが、長浜城から40分くらい岐阜方面に向かった
場所にあるが、ここは関ヶ原の合戦でとても重要な役割を
果たした。徳川家康率いる西軍の大阪進軍を食い止めようと、
東軍の石田光成が最後の砦として選んだ城なのである。
桜も咲き乱れた大垣城の本丸は公園になっており、
小ぶりながら、白い壁の城がとても美しい。
昭和初期まで現存天守として残っており、国宝に指定されていたが、
惜しくも昭和20年に戦災で焼失。昭和34年になってから再建された。
裏手の旧柳口門は、桜も咲いてなかなか魅力的である。
大垣城を後にして、今度は『岐阜城』に向かったが、
その前に岐阜で有名な四川料理レストランの『開化亭』に向かった。
外観は鉄筋コンクリートの打ちっぱなしでとてもカッコいい。
どう見ても四川料理屋には見えない。そして中もとてもオシャレな
空間で、フレンチでも出てきそうな雰囲気のカウンターが１階に
あるのだが、厨房を見ると確かに中華鍋が並ぶ。
ランチコースを食べて納得したのだが、
まさに『ヌーベルシノワ』とはこのことである。
ホタテや鶏肉の炒め物、そしてここの名物である
坦々麺もハーフサイズを追加注文したが、最高の美味しさであった。
ここのヌーベルシノワ/四川料理はわざわざ食べに行くだけの
価値があるレストランである。
開化亭
岐阜市鷲見町25-2
058-264-5811
http://r.tabelog.com/gifu/A2101/A210101/21000011/
