中国では2009年の秋に公開され、大ヒットしたようだが、日本では『ソフィーの復讐』という邦題で、2010年1月から全国のミニシアター系で公開が始まっており、まだ一部の劇場では5-6月にも公開されているようである。ちょうど三軒茶屋の映画館では5月末から公開されるので、時間があったらちゃんとした字幕バージョンでぜひ見てみたいものだ。
映画を見終わった後に調べてみたのだが、一応ストーリーはこうだ。漫画家のソフィーは、付き合って2年になるイケメン外科医のジェフからプロメ[ズされ、有頂天な日々を送っていた。しかし、人気女優のジョアンナの手術をジェフが担当したことから2人は恋に落ち、ソフィーはジェフにふられてしまう。ソフィーは予定していた2ヶ月後の結婚式までに、何とかしてジェフを取り戻そうと奮闘するが、ひょんなことから知り合ったゴードンも彼女の作戦を助けることになるのだが、物語は思わぬ方向へと展開していく。
チャン・ツッイーがソフィーを演じているのだが、本当に今までの映画とは全くことなるややドタバタ系のラブコメいうことで、ちょっとドジだけどキュートな役を演じており、彼女の新境地を見ることが出来る映画なのだが、往年のメグ・ライアンのような役柄を見事にこなしているのだ。
そして、彼女を固める俳優陣もなかなか多彩だ。女優のジョアンナ役にはファン・ビンビン。中国では国民的人気女優らしいが、日本ではあまり知られていない。しかし、昨年『新宿インシデント』という映画に出て注目を集めたらしい。このファン・ビンビンが何とも美しい。可愛らしいチャン・ツッイーとは対照的に、兎に角非の打ち所の無いような完璧な美女役で、思わず見とれてしまうほどだ。そしてこの2人の女優陣を固める男優陣は、ジェフ役には韓国の人気俳優、ソ・ジソブ。そしてゴードン役にはピーター・ホー。ピーターはちょっと小栗旬を少し大きくしたようなルックスで、日本のドラマなどにも出演しているようなので、知っている人も多いかもしれない。この2人のイケメン俳優がなかなかいい味を出して、ラブコメを盛り上げている。
それにしても中国映画を久しぶりに見た。それも僕の好きなカンフー映画では無く、(香港映画では無い)中国のラブコメなど殆ど見たことが無かったので、ある意味新鮮であったし、やっぱり中国の女優の美しさは一見の価値有りである。日本ではまだ劇場公開されているのだが、7月にはDVDが出るらしいので、そちらを待って鑑賞する手もある。弾けるようなキュートなチャン・ツッイーの新たな一面を満喫出来る本作に、きっと皆さんもはまる筈である。
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