カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【ご当地レトルトカレー】自由軒 黒ラベルカレー(大阪)

2012年02月08日 21時16分29秒 | レトルトカレー






ルーとライスがあらかじめ混ぜ合わされた状態で供される「名物カレー」でお馴染み、大阪自由軒のレトルトカレーです。
具は手羽元が丸ごと一本。なかなかに豪快です。ちなみに「黒ラベル」とありますが、特段、漆黒色が強い訳ではありません。パッケージの雰囲気から察するに、金沢カレーのような色合いを想像していましたが、その実、ごく普通の色合い。「普通のカレーよりも一段、深みがあるかな」といった程度です。
しかし、このパッケージはいいセンスしてますね。ハイカラで昔懐かしいプレミアム感が巧く表現されています。これだけで美味しさ三割増し、ってなもんです。

パッケージ裏の商品説明には、
----------------------------------------------------
「名物」でお馴染みの老舗、「自由軒 本店」は明治43年、大阪・難波に西洋料理店として創業。 当時人気メニューだったカレーライスですが、 ご飯を保存する設備がない状況下ながら「お客様に熱々を食べていただきたい」という思いからフライパンでご飯とカレーを混ぜた「名物カレー」を考案。 たちまち人気メニューとなりました。その大阪・難波 自由軒が、100年の歴史を持つ黒いカレーでレトルトを作りました。 大阪・難波 自由軒 黒ラベルカレーは「自由軒 オリジナルブレンドカレーパウダー」を使用し「手羽元(骨付き)」と「鶏もも肉」を使い、 「フライドガーリック」で旨みと辛さにこだわったカレーです。
----------------------------------------------------

とあり、自由軒の原点を受け継ぐカレーであることが判ります。これは否が応にも期待のボルテージが高まってしまいますね。
味のほうですが、とっても美味しいです。ホロホロと柔らかい手羽元の滋養がしっかりと溶け出たルウは、奥深さがありつつもキレのいいスパイス感があって、思ったよりもモダンな味わいです。味のアクセントとなる「フライドガーリック」によるビター感も絶妙。スプーンを口に運ぶストロークに加速を載せてくれます。思わず「美味い」という言葉が口を衝いて出てしまいました。夢中になって食べ食べ、あっという間の完食。“たむけん”のカレーとともに、大阪ご当地レトルトカレーのお気に入りがひとつ増えました。



最新の画像もっと見る