ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

恒例のお粗末っ!<(_ _)>

2022年07月04日 | 時事
選挙の時期の定番の話題になっているかもしれません。

「自分の1票で政治は変わらないと思う。」

今日、カーラジオから流れるニュースを聞いてガッカリしました。
千葉県の高校で授業の一環で3年生にアンケートをとったら、投票に行かないと答えた7割の代表的な意見だそうです。
(NHK NEWS WEB配信2022年7月4日付「参院選を前に 高校で選挙をテーマにした授業 千葉 船橋」)

この高校生たちに年寄りの冷や水だと毛嫌いされてもオヤジは問いたい。
「自分の1票で日本の将来が決まる」としたら、君たちは嬉々として投票するのか?
その投票結果も責任も全て満天下に知らされるのは言うまでもありません。

決め付けてはいけませんが、恐らくこの種の人たちにはそんな覚悟は無いでしょう。
自分の1票で決まるとしても自分が誰に投票したのかという秘密は個人情報として守られるべきである!・・・なんて都合の良い権利意識だけは育っているとしたら日本の民主主義の危機ですゾ!

1票は確かにささやかかもしれません。
でも、それが積み重なって大勢が決まるからこそ民主主義は尊いとオヤジは考えます。
1票が決して重くないからこそ、その積み重ねの重さに意味があり、だからその結果が尊重されるのではないでしょうか。

投票に行く行かないも含め、投票行動そのものに様々なバイアスがかかっている社会に憧れますか?
結果の支持率が8割だ9割だという社会を正常だと受け止められますか?
その結果がツァーリズムの復活を狙うソビエト共産党の遺物のような輩や、国家間の約束を屁理屈で強引に反故にしても力で世界は変えられると勘違いして現代の始皇帝に憧れる輩を闊歩させているのです。

自分の1票が軽くて結構じゃないですか。どんなに軽くても決して0ではないのです。
そしてその1票は極めて僅かであっても確実に選挙における議員の当落に影響しているのです。

18歳の若者が醒めて棄権したとしても、20年後の結果に何らか因果が伴うのは避けようがありません。
その時にアラフォーになった奴らが、20年前の大人が悪い、その後の20年間の政治が悪いと罵ったってもう何も変わりません。
少なくとも投票に行かなかったアナタは自らの権利を放棄したのですから。


・・・ということで、選挙期間恒例のオヤジの冷や水でした。お粗末っ!

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