「くさや」の産地の方がおっしゃる通りです。
対決するものが何故「臭いチーズ」ではなく「くさや」なのかに製作者の意図を感じます。
外資系だから?
少なくとも製作者は食べたことはないのではと推測します。ちなみにオヤジも未だその機会がありません。
これまた偏見ですが「くさや」の「におい」という言い回しからは、製作者が「くさや」を食べ物として認めていないことが解ってしまいます。
だから、日用雑貨であるファブリーズで「におい」を消すという発想になっているに違いありません。
チーズだときっと食物独特の「香り」なのですね。
食べ物の「香り」を消すのにファブリーズを使うなんてもってのほかでしょう。
・・・いやいや、「くさや」も同じですぞ。
食べ物を粗末にしてはいけません。
そういえば、北九州で物議を醸したスケートリンクにも通じます。
リンクの氷の中に魚を閉じ込めることに残酷云々の批判もあったようですが、オヤジにはもともと食べ物として人間の役に立ってくれているモノを足で踏むような感覚で扱ったことに不快感を感じました。
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<ファブリーズvsくさや…P&Gの“悪ノリCM”に産地カンカン>
ヤフーニュース 日刊ゲンダイDIGITAL配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年11月26日
世界最大の米日用品メーカー「P&G」が、自社の消臭・芳香剤「ファブリーズ」と伊豆諸島の特産品「くさや」を“対決”させるCMを制作し、地元民から怒りを買っている。
問題となっているのは、昨年からウェブ上で公開されている「究極対決 ファブリーズVSくさや」。「くさや」のみのボックスと「くさや」と「ファブリーズ」が入ったボックスが用意され、“出演者”がにおいを嗅ぎ分けるというもの。「くさや」を嗅ぐシーンでは、被験者たちが顔を背けてムセながら「えっ、スゴイ臭い」「何コレ」「くっさいですね」と不快感をあらわにすると、「あまりの臭さに阿鼻叫喚の地獄と化すラボ内」というオーバーなナレーションが流れる。
一方、ファブリーズが置かれたボックスに場面が変わると、「全然におわない」「こんなに消えるんだ、スゴイ」と先ほどとは打って変わり、次々と称賛の声が上がる。
「かくしてファブリーズはくさやのにおいに打ち勝つことができた。検証成功。ファブリーズの勝利」と締めくくられている。
まるで「どーだ」と言わんばかりの演出で、あまりにも悪ノリが過ぎるのだが、このウェブCMが「わかりやすい」と評判になったため、10日ほど前からテレビでも違うバージョンのCMを開始したという。ところが、このCMに「くさや」の産地がカンカンになっているのだ。
八丈島の八丈町議会議員の岩崎由美氏が地元民の気持ちを代弁する。
「漁師や生産者はもちろん、くさやを好きな人が見たらどう感じるか、ショックで悲しむのが分からないのか、それを考えずに作っているようにしか思えません。くさやは生産者や島の住民にとっては欠かせないソウルフードです。300年以上にわたって守り継いできた伝統食を、こんなくだらない演出で侮辱するのは許せないと言っています。地元の貴重な産業にどれだけの影響力を及ぼすか、想像できないのでしょうか。意図はなくても結果としておとしめています。お客様相談室にメールを送ったら、『今後CMを制作する際の参考にさせていただく所存です』という返答でした。同じようにブルーチーズを箱に入れて検証したら、世界中からクレームがくるはずです」
P&Gの広報担当によると「CMを打ち切るかどうかは分かりません。社内でもこの表現についてどのように対応していくべきか、検討が始まったところ」というが、さっさと打ち切った方がいい。
ファブリーズvsくさやCM 生産地激怒で放送終了!?
対決するものが何故「臭いチーズ」ではなく「くさや」なのかに製作者の意図を感じます。
外資系だから?
少なくとも製作者は食べたことはないのではと推測します。ちなみにオヤジも未だその機会がありません。
これまた偏見ですが「くさや」の「におい」という言い回しからは、製作者が「くさや」を食べ物として認めていないことが解ってしまいます。
だから、日用雑貨であるファブリーズで「におい」を消すという発想になっているに違いありません。
チーズだときっと食物独特の「香り」なのですね。
食べ物の「香り」を消すのにファブリーズを使うなんてもってのほかでしょう。
・・・いやいや、「くさや」も同じですぞ。
食べ物を粗末にしてはいけません。
そういえば、北九州で物議を醸したスケートリンクにも通じます。
リンクの氷の中に魚を閉じ込めることに残酷云々の批判もあったようですが、オヤジにはもともと食べ物として人間の役に立ってくれているモノを足で踏むような感覚で扱ったことに不快感を感じました。
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<ファブリーズvsくさや…P&Gの“悪ノリCM”に産地カンカン>
ヤフーニュース 日刊ゲンダイDIGITAL配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年11月26日
世界最大の米日用品メーカー「P&G」が、自社の消臭・芳香剤「ファブリーズ」と伊豆諸島の特産品「くさや」を“対決”させるCMを制作し、地元民から怒りを買っている。
問題となっているのは、昨年からウェブ上で公開されている「究極対決 ファブリーズVSくさや」。「くさや」のみのボックスと「くさや」と「ファブリーズ」が入ったボックスが用意され、“出演者”がにおいを嗅ぎ分けるというもの。「くさや」を嗅ぐシーンでは、被験者たちが顔を背けてムセながら「えっ、スゴイ臭い」「何コレ」「くっさいですね」と不快感をあらわにすると、「あまりの臭さに阿鼻叫喚の地獄と化すラボ内」というオーバーなナレーションが流れる。
一方、ファブリーズが置かれたボックスに場面が変わると、「全然におわない」「こんなに消えるんだ、スゴイ」と先ほどとは打って変わり、次々と称賛の声が上がる。
「かくしてファブリーズはくさやのにおいに打ち勝つことができた。検証成功。ファブリーズの勝利」と締めくくられている。
まるで「どーだ」と言わんばかりの演出で、あまりにも悪ノリが過ぎるのだが、このウェブCMが「わかりやすい」と評判になったため、10日ほど前からテレビでも違うバージョンのCMを開始したという。ところが、このCMに「くさや」の産地がカンカンになっているのだ。
八丈島の八丈町議会議員の岩崎由美氏が地元民の気持ちを代弁する。
「漁師や生産者はもちろん、くさやを好きな人が見たらどう感じるか、ショックで悲しむのが分からないのか、それを考えずに作っているようにしか思えません。くさやは生産者や島の住民にとっては欠かせないソウルフードです。300年以上にわたって守り継いできた伝統食を、こんなくだらない演出で侮辱するのは許せないと言っています。地元の貴重な産業にどれだけの影響力を及ぼすか、想像できないのでしょうか。意図はなくても結果としておとしめています。お客様相談室にメールを送ったら、『今後CMを制作する際の参考にさせていただく所存です』という返答でした。同じようにブルーチーズを箱に入れて検証したら、世界中からクレームがくるはずです」
P&Gの広報担当によると「CMを打ち切るかどうかは分かりません。社内でもこの表現についてどのように対応していくべきか、検討が始まったところ」というが、さっさと打ち切った方がいい。
ファブリーズvsくさやCM 生産地激怒で放送終了!?