母の日の手紙

“きょうかい(教会）”で、“ははのひ（母の日）”の“てがみ”をかいた。
おにいちゃんは、“リアル・ママ”をかいてた。

パパ　　「なんで“め”が、つりあがってるの？」
ママ　　「…いつも、おこってるのかな。」
おねえちゃんは、いつもどおり…の“ぶんしょう（文章）”。

おねえちゃんの“てがみ”には、「いつも　“いえのおそうじ”　してくれて　ありがとう」
ママ　　「…“おりょうり”じゃないんだよね、いつも。」
パパ　　「…」
ぼくは、でっかいの！

パパ　　「なんで、ママに“ひげ”はえてんの？」
ママ　　「…それ、パパなんだって。」
パパ　　「え？」
ママ　　「ママは、こっちの…ちっちゃいの。」

パパの“した”に、ちっちゃいママがいる。
ママ　　「…“ははのひ”、なのにね。」
パパ　　「パパをささえてる、ママかもよ。」
ママ　　「…」
おとうとも、なにかを…かいてた。


みんな、それぞれの“ママ”を…かいてた。
いろんな“ママ”があって、いい…かもしれない。

ご褒美

ママが、ちかくの“スーパー”に“かいもの”にいく、といった。
ママ　　「じゃあ、いってくる。」
パパ　　「いっしょに、いこうか。」
ママ　　「じゃあ、みんな、“るすばん”よろしく。」
ぼく　　「くんも、いく！」
おねえ　「うちも、いく！」
ママ　　「…ケンカしないなら、いいよ。」
ぼく　　「しない！」
おねえ　「しない！」
けっきょく、６にんで“かいもの”にいくことになった。
“スーパー”で、たくさん“ケンカ”した。
“スーパー”の“ちゅうりんじょう(駐輪場）”で、しらない“おばあさん”が…
おばあ　「４にん！　えらい！」
ママ　　「…？」
おばあ　「ママとパパ、えらい！」
ママ　　「はぁ…」
なんだか、わからないけど…“おほめのことば”をいただいた。
“ゴマあぶら（油）”の“かいもの”だけ、だったけど…
もれなく、“ケンカ”もついてきた。
さらに、“おほめのことば”もついてきた。

“おふろ”からでて、“まど”をみると…“ごほうび”があった。

つかれたママに、“かみさま”は“ごほうび”をくれた。
ママ　　「…これで、チャラだな。」
おにい　「キレイすぎる～！」
おねえ　「ピンクすぎる～！」
ママ　　「“かみさま”のところの“ゆうやけかかり(係）”も、レベルたかいな…」
おにい　「すごいね～、この“いろ”。」
どんどん、かわっていく“ごほうび”を、みんなで…あじわった。

アルバム

さいきん、おとうとがコソコソと“アルバム”をみている。

“おふろ”から、でても…

“なにか”をさがしてるみたい。
“なにか”がみつかると、みんなにみせる。
おとうと　「あ！　ウ～ウ～！」
ママ　　　「あ、“はしごしゃ”ね。」
おとうと　「ウ～ウ～ウ～！」
さいきん、“はしごしゃ”の“しゃしん”をみつけると…
“アルバム”から、ぬいてくるようになった。
おとうと　「あ、ウ～ウ～！」
ママ　　　「あ、ぬいてきた。もどしてきて。」
おとうと　「…」
おとうとは、おこられてるのが…わかるらしい。
“くち”をとがらせて、“した”をむいて…トボトボあるいていく。
ママは、“さしこみアルバム”をやめて…“はるアルバム”にきりかえてる。
ママ　　　「おおきくなったな～」
ぼく　　　「はやく、くんの、はって～」
ママ　　　「…まだまだ、だな。」
ママは“おにいちゃんのたんじょう(誕生）”を、はりおわったところ…