南スーダン！？

その国の名前は、数日前に突如として目の前に現れました。

中部アフリカにある、比較的新しい国。
専ら「危険な国」のイメージしか無くて、僕自身はこれまで全く見向きもしなかった国。
実際のところインフラも乏しく、内紛もあり、防弾車を使わないと外を歩けないくらいとか。。

目にしたのはあるJICA（国際協力機構）案件の募集要項だったのだけど、「JICAはこの国に人を派遣できるんだ！」というのが、正直な最初の感想です。

しかしながら、、

・長い目で見たらこの国も、内戦等から劇的に変わったケニアやコロンビアみたいに発展していく
・たぶん現時点で、南スーダンに行ったことある日本人も、行きたがる日本人も少ない
・その状況下で何らかの形で同国の役に立てたら、メンバーや同国の人達と一生仲良くできる気がする
・制約条件が多すぎるからこそ、劇的なアイディアが生まれる可能性もある
・この環境で耐えられたら、恐らくどこに行っても生きていける（多少の不自由さをも有難く感じられた方が、幸せな人生に思える）

…そんな、僕の天邪鬼的な部分が発動して"負のイメージ"は反転し、不思議と今は、同国が興味と好奇心の対象になっているのが本心です。

来年の４月から南スーダンに２年間に駐在して、同国に対して有効なODA案件の企画と検討に携わる仕事。
年齢的に考えると、（頑張れば一生逓増するはずの）知力と（頑張ってもこれから低下する）体力の総和は今が一番高く、きっと最初で最後チャンス。

合格できる保証は皆無だけど笑、思い切って応募してみようかと思います。

ラッシュと途上国

台風の翌日。
予告どおり朝から電車がストップしていて、僕が使う宇都宮線が再開したのは10時頃。
色々とバッシングもあったみたいですが、前職で鉄道関係だった身としては本当に英断だと思います。

とはいえ、、いちユーザーとしてはなかなかしんどいものもあって…笑
最寄り駅でも乗換駅でも、「こんなに利用者がいるのか！」ってレベルで、自宅の最寄り駅から会社の最寄り駅までの所要時間は、普段の倍くらい。
改めて、鉄道の輸送力の偉大さを感じました。

：
いや、ちょっと待った。
裏を返せば、鉄道が無い国（しかも首都の人口が東京と同じくらいの国）は、これを全部道路で吸収してるってことか！？
それは確かに、こんな大渋滞も起こるし、事故も起こるし、



地下鉄が開業しようものなら、こうなるわな…



インドのタクシードライバーが言っていた「俺は地下鉄反対！　だって俺の仕事減っちゃうし」も正論なんだろうけれど、
(月並みながら)やっぱり鉄道は必要不可欠なインフラなんだなと。首尾よく届いた前職の上司からのメールも相まって、そんなことを思っていました。
まずは携わっていたアーメダバードメトロ、無事に開業できますように…!!

スーパー近江予選と「Nothing Special」

未だかつてないくらいに間隔が空いてしまいました。
相変わらずマイペースな日常を送りつつ、本家の近江予選が終わった頃から、今年もSOに向けて粛々と準備を進めている今日この頃です。

告知しているとおり、SOは今年で最終回を迎えます。
ふとした瞬間に「この作業も来年は無いのか～」なんてしみじみ思うことがあり、想像以上にSOが自分の中に染み付いてるんだなぁと感じます。


最終回のテーマは、「Nothing Special」です。実はこのテーマ、去年の「Motion and Emotion」よりも早く、僕の中では決まっていました。
それは、"当たり前の尊さ"こそが僕がSOを通じて一番学んだことであり、その感謝と共に一番伝えたいことだからです。

・当たり前のように参加してくれる人がいて、
・当たり前のように企画に力を貸してくれる人がいること

…SOが、参加者激減で一度消滅しかけた経緯を持つことと、社会人にとって本業の負荷が高い12月開催の大会ということ。
非公式団体による非公式大会であること。そして参加者からの「楽しみにしてます！」に、何度も支えられてきたこと。

今は人数の増加でバタバタしてるし、チヤホヤされると忘れてしまうけど笑、、
「SOにはそんな過去や実情があることを忘れないように」という思いと、「SO以外でそんな"当たり前"を支えるために頑張っている人に、何かが届くといいな」という思いと。

最後まで「SOではかるた界の常識を超えたい！」なんて考えて、これまでのSOでやっていない企画もいくつか打つので、表面上は「NOT Nothing Special」ですが笑、、企画を通じて、そんな背景の「Nothing Special」を伝えていけたら嬉しいです。

本番まで、あと3.5か月！！