この献花を観察し、瞑想を始めた時、あまり強く訴えかけて来るものは無いように感じていました。いつものように、赤い花からは、イエス・キリストの贖いの血と、救いの恵みを思いました。白い花は、イエスの義を着せられた聖徒達を思わせました。ピンクの花は、赤と白の中間色ですが、イエスの恵みとイエスからいただいた義の両方を心に留め続ける態度を表したもののように思いました。
あまり強い印象が無く、ここまでの思索で終わりかなと思って観察を続けますと、突然はっと気づくものが有りました。緑色の何かが突き出ているなと思ったのですが、それが麦の穂だということに気付いたのです。
聖書では、イエスは、よみがえる者たちの初穂だと表現されています。麦の穂はこの献花から四方八方に伸びています。イエスの血の恵みと、イエスの義を着せられた恵みを受けた聖徒たちの行き着く所は、よみがえりのイエスに続く穂として天に迎え入れられることです。この献花は、福音の要素である復活と神の国で永遠に生きる希望の信仰をはっきり告白しているではないか、と私は思いました。そして、今日でも、世界中で、そういう信徒が起こされ、また、天に迎え入れられている魂が起こされているのです。
私たちを贖い、義とし、復活と天の希望を与えられた唯一の恵み深い神に、栄光が永久にありますように。
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