結婚する前に所属していた単里で、数年間奉樂団の団長をしておりました。多い時は九人ぐらいで奉仕することもありました。荷物を整理していましたら、その楽団のために書いた心得帳が出てきました。奥義書講義所に入る前のものですが、少し整理しながら掲載してみたいと思います。
零)準備から本番までの気持ち
旧約時代の人々が、牧場の子羊の群れから主の聖なる日にお奉げするのに相応しいものはどれかを慎重に選び、しみも傷も無い状態で奉げられるように心を配りならが育て、ついに必要な時に祭壇の上に奉げたように、心を込めてお奉げする賛美の勤めを委ねられているということを意識を強く持ってください。
ある有名な大忍が賛美の講義の中で、特別賛美の時の会衆の心構えとして次のようなことを述べていました。-特別賛美に立てられている人は、会衆全体の代表祭司として賛美を奉げているのだから、会衆は賛美の内容に耳を傾け、心を合わせて、「アーメン、主よそのとおりです。」という気持ちで共に主を賛美しなければならないのです。-
私達は、代表祭司としての自覚と畏れをもって奉仕させていただきましょう。
一)奉仕日
賛美担当中忍が決めています。ほぼ毎月予定に入れられていますので、都合が悪い日がわかっていれば、早めに糸田まで知らせてください。
練習に出られない日なども、工夫と調整が必要なので、早く知らせてください。
二)選曲
この賛美の歌が好きだから、これを歌いたいとか演奏したいと言う気持ちは一旦横に置いて考えます。何が礼拝に相応しいか、今示されているテーマは何かを熟考吟味して、一定期間祈りながら候補となる賛美をさがします。礼拝、祈祷会、ディボーションなどを通して確信を与えられた曲に決定します。リクエストを受ける時も有りますが、上記のプロセスを基本として糸田が決定します。
(このようにして選んだ曲が、その日のメッセージのテーマによく合っていて感謝することも度々有りました。)
三)練習に備えて
練習の日程が決まったら、仕事やアルバイトの日程を出来る限り調整してください。シフトや仕事内容の割り振りの工夫をして奉仕している仲間の努力が無駄にならないようにしましょう。
四)練習について
通常の練習時間は土曜日の三時半から五時までです。十五分ぐらいで楽器やマイクのセッティングを済ませます。続く十五分で御言葉の時間を持ちます。それから一時間が実際の練習となります。短期集中型で成果を上げたいと思います。
時間は有効に使いましょう。一般の練習スタジオでは一時間二千円近く使用料を払います。趣味のバンドでもお金を払っていれば、それなりに気合を入れて集まります。私達は主への奉げ物を整えるのですから、目的意識をしっかり持って練習しましょう。
五)練習の課題達成のプロセス
第一段階 新曲の場合、全員がメロディーを覚え、基本的な演奏ができる。前奏が決められるとなお良い。
第二段階 全体の構成、基本的ボーカル・ハーモニーの決定。ピアノ、キーボードのアレンジのアイディアを出す。
第三段階 ボーカル・ハーモニーの展開、割り振りの決定。ピアノ、キーボードのアレンジの決定。ベース、ドラムスの細部のニュアンスを決定する。
第四段階 第三段階で決定した表現を自分のものとし、更に深化させる。新しく出てきたアイディアを試して見る。
第五段階 自然に自信を持って表現できるようにする。祈り心をもって、気持ちを込めて表現できるようにする。
第六段階 本番と同じセッティングで練習し、ヘッドホンや録音確認で細かくバランスや音質を調整する。その設定での演奏に慣れる。モニター類の調整もここで絞り込む。
六)本番に備えて
仲間の名前を上げて祈りの備えをしてください。日頃からそのように祈ることが大事だと思います。
服装は、フォーマルな感じになるように気を配ります。ユニフォームのようなものを考える時があっても良いと思います。
よりよい表現のために、いろいろ工夫しましょう。朝ごはんをしっかり食べるとか、寒い季節にはホカロン等で手を温めるなどということも含まれます。
ある声楽家は、声を出す2時間前には起床し、パスタを食べて本番に臨むとうまくいくと言っていました。他には、朝風呂に入るとか、アップルジュースでうがいをするなど、独自の工夫をしてみてください。
(実際に糸田は4時起きして、メンバーが食べられるように素麺を茹でて本番前のリハーサル後に一緒に食べたりしました。)
どのパートでも、表情は重要な要素です。ビデオを見たり人に見てもらったりして研究してください。良い表情で賛美する時に表される恵も有ります。会衆の印象も変わってきます。気持ちに余裕が無いときでも、心がけてそうしましょう。主がそのような努力と態度を祝してくださると思います。
七)その他
賛美担当の中忍のためにいつも祈りましょう。賛美の奉仕者に関する苦言などを一手に受け止め、私達の防波堤のようになっていてくださっている方です。主の祝福が豊かに有り、聖霊の豊かなお取り扱いを受けることがきるように祈ります。
列王記、歴代誌、エズラ・ネヘミヤ記、詩篇、イザヤ書、黙示録などの、賛美の記述に慣れ親しんでください。とにかく聖書をよく読みましょう。
(ずっと一緒にやってきた仲間には、すごく当たり前なことだと言われましたが、若いメンバーの中にはこれが受け入れがたいと思った人もいたように感じています。リクエストが受け入れられなかったメンバーが特にそんな感じの反応を示していたような印象がありました。)
にほんブログ村
にほんブログ村
↑
よろしかったらクリックにご協力ください。