「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

          小沢さんも政治家現役引退を!

2010-10-16 05:36:03 | Weblog
昨日もまた参院予算委員会の模様をテレビの国会中継でみたが、連日小沢一郎民主党元代表の"政治とカね”をめぐる問題である。もういい加減にしてくれ、と言いたくなる。菅総理は14日の自民党西田昌司議員の質問に対する答弁の中で、いみじくも"生産的でない”と言っていたが、まさにその通りだ。

そんな中で小沢一郎氏が”やわらちゃん”こと谷亮子議員の柔道現役引退の記者会見の席上に後見人みたいに姿をみせていた。世論の70-80%が小沢氏の引退を望んでいるというが、引退するのは”やわらちゃん”だ。小沢氏も同時に政治家現役引退を同じ場で表明すればよかったのだが。

”ねじり国会”での予算委員会と言うのに、肝心の予算審議は「尖閣」と「政治とカね」で”立ち往生”している感じだ。民主党の代表でもある菅総理の、まったく他人事のような歯切れの悪い答弁で審議はどうどうめぐりだ。一言、小沢氏を国会に呼ぶと答えればよいのだがー。

小沢氏は検察審議会の「強制起訴」は検察会法に違反しているとして、国を相手どり議決の無効を求める訴訟を東京地裁に起こした。どうやら自分の政治生命をかけて長期作戦に出たようだが、本当に自分よがりの政治屋である。自分の"政治とカね”の問題をめぐって国会が1年以上もからまわり状態にあるのをどう考えているのか。国家と国民のことを考え、いさぎよく身を引くべきである。身を引かないならば、民主党は引導を渡すべきである。