「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

       ”木で鼻をくくった”菅総理の国会答弁      

2010-10-08 05:41:48 | Weblog
昨日も"閑に任せて"テレビで参院本会議の各党の代表質問とこれに対する菅総理や大臣の答弁を視聴したが、大臣答弁は”判で押した”ようにどれも”木で鼻をくくった””箸にも棒にもかからない”ものばかり、うんざりした。これでは国会答弁の意味がない。

”ねじり国会”で野党の協力なくしては国会運営が乗り切れない。答弁に失点があってはという気持ちも解らないわけではない。案の定である。6日の衆院本会議で自民党の稲田朋美議員の質問をめぐって菅総理の答弁に失言があったとして野党側が問題にしている。失言とは古川官房副長官の謝罪発言によると、菅総理が稲田議員の”総理答弁は官僚の原稿の棒読みだ”という”挑発”にのって”質問者も質問書を読むのではなく自分の言葉でしろ”といったものだった。古川副長官の謝罪があったわけでもあるまいが、昨日の菅総理をはじめ各大臣の答弁は”不適切”ではなかったが、”無意味”であった。

西岡武夫参院議長が蓮舫行政刷新担当相が国会内でファッショ ン雑誌の取材に応じてポーズをとったのが国会法に違反していると注意し、野党も問題視しているようだ。なぜか西岡氏は”クール・ビズ”反対でもみられるように変なところで”道学者”だが、蓮舫氏に対する注意は正しい。ついでにピンクのワイシャツ姿の官房長官も注意したらどうだろうか。彼は”赤シャツ”のほうが似合うと思うが。