ビター☆チョコ

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新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

キングコング

2005-12-18 | 洋画【か】行
                
大恐慌時代のNY。喜劇女優のアン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)も職を失い途方にくれている。
そんな時,今まで誰も足を踏み入れたことのない髑髏島での映画撮影を企むカール・デナム(ジャック・ブラック)と知り合い,映画出演を持ちかけられる。
はじめは乗り気になれないアンだったが,憧れの脚本家のジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)が台本を執筆すると知って,映画出演を承諾する

一方ドリスコルもデナムにだまされ,強引に船に乗せられ撮影に加わることになる。
乗組員にすら行き先を知らせないまま
危険な航海が始まった。
たどり着いた髑髏島では想像を遥かに超えた世界が一行を待っていた。


絶対に映画館で観るべき映画だと思う。
子供の頃から胸の中で暖めていたキング・コングへの思いを,素晴らしい形でスクリーンに再現させたピーター・ジャクソン監督に心から拍手。
あまり多くは語りたくない。
とにかく観て!
3時間強の時間をけっして長いとは感じさせない展開。
髑髏島に上陸してからは,スピードとスリルと恐怖で体中がぞわぞわした。
虫嫌いの人には耐えられないかも。。。

キング・コングに生贄として捧げられたはずのアンが,キング・コングと心を通わせてからは,
私の目に映るキング・コングは恐ろしい怪物ではなくただの恋する男だった。
体を張ってアンを守り,美しい夕焼けを眺めながら眠りにつく幸福。
キング・コングがひたすら求めたのは,ただ愛しいアンの姿だけなのだ。
欲に駆られた人間の浅ましさ,身勝手さが,すべてラストシーンに表されていたような気がする。

キング・コングにとってはどうだったのだろう。
髑髏島で孤独に生きていた怪物が,たぶん初めて愛することを知って,もしかしたら幸せだったのかもしれない。
エンパイアステートビルのてっぺんで,アンをかばいながら戦う姿は誇らしくさえ見えた。
戦うキング・コングがせつなくて,涙が止まらなかった。

たぶん今年最後に映画館で観る映画。
とてもいい映画で締めくくれたと思う。
ぜひ,大きなスクリーンで観てほしい。














ぬくぬく

2005-12-17 | 日々のこと
          
            
            背中をよ~く暖めたら・・・
                   
でろ~~ん。。。と伸びる。

寒い!寒い!寒い!
雪の降る地方に住んでる人に比べたら,この辺の冬なんか楽勝なんだろうけど
寒いものは寒い。
明日の天気予報,最高気温5度!。。。。覚悟しておこう。

寒いのは動物も同じらしく,いつもはケージから出してあげると
テーブルの下に陣取るテツが,この2,3日ストーブの前から離れない。
はじめは,背中を暖めて,毛づくろいして
ひと仕事終わったところで,でろ~~んと伸びる。
いよいよリラックスすると,仰向けになって床に背中をスリスリ。

カメラを向けると,猛烈な勢いで近寄ってくるので
これは運良く撮れた2枚。
小動物は臆病で用心深いからね。
もう邪魔しないから,ぬくぬくしてください。
あんまり近寄るとこげちゃうよ~~



フロのタルト

2005-12-16 | 食べたり飲んだり
                  

3ヶ月ぶりに赤字を脱出いたしましたので,
お祝いというか,ご褒美にケーキを買って帰った。
ま♪自分が食べたかっただけなんだけど。。。

職場の最寄り駅の前は,最近すごいスピードで変わっている。
再開発というやつですね。
私がここに来た頃は,「ホントに駅前かよ」と思うほど何にもなかった。
小さい雑木林みたいなものまであった。
寂しい駅前だったけど,けっこうその寂しさ加減が気にいってた。

それがあっという間に雑木林はなくなり,小さなお店は立ち退き,立派な道路ができ,3年前には大きなスーパーができた。
そして先月,またまたショッピングセンターがオープン。

前置きが長くなったけど,その1画に「フロ プレステージュ」が入っていた。
普通のスーパーの片隅に。
不○屋が入ってたほうがしっくりくる位置だよね。(不○屋も好きですが
嬉しいけど,ちょっと嫌な予感。
隣の駅のシュークリーム屋さんは,はじめこそ行列だったけど,あっという間に消えてしまった。
よその土地では結構な人気だと聞くけど,この辺ではむずかしいのかなぁ。

せっかくフロのケーキがこんな近くで買えるんだから,買えるうちに?せっせと食べねば!
できれば全種類制覇を目指して。

で,今日はタルト3種類買いました。
栗,ブルーベリー,キャラメルプリン。
もちろん家族で食べましたが,全部味見。
美味







キングコングが観たい二人

2005-12-15 | 日々のこと
我が家では,というか息子が今週から「ピーター・ジャクソン祭り」を始めた。
キング・コングの公開を前に,ピーター・ジャクソン監督の
「ロード・オブ・ザ・リング」を全部見直そうというつもりらしい。
普通に観たって3部作,かなりの長さだ。
しかもうちのはスペシャル・エクステンデッド・エディション版なので,本編のDVDだけで6枚ある。
もちろん崖っぷちの受験生であるので,母が許すはずもなく,
夕飯の時間,毎日1時間に区切って観ている。

わかりきったことだが,観るとおもしろいの
しかも2週間続けて映画館通いしてしまった母は,キングコングの予告を観てから
キングコングも観たくてたまらない。
息子は息子で,ピーター・ジャクソン監督が来日してしまったものだから
ますますキングコング観たい病に拍車がかかった。
そんな同病の二人の気持ちはひとつ。
「今週の日曜講座は休みだから行ってしまおうか・・・」
いつもは友達と行く映画も,この切羽詰った時期には誘いにくいらしい。
どうしたものか。。。気持ちは激しく揺れる。
もう一度ヤツと相談しよう。。。

ところで私,エイドリアン・ブロディが出演するの知らなかったんですけど
やっぱり似てますね。ビクターに。。。



SAYURI

2005-12-14 | 洋画【さ】行
                

9歳の時,貧しい漁村から芸者置屋に売られた千代(大後寿々花)は,置屋の売れっ妓芸者の初桃(コン・リー)の執拗ないじめにひたすら耐える毎日を送っている。
自分の将来に希望を失いかけていた千代だったが,ある日「会長さん」と呼ばれる紳士(渡辺謙)に出会い,淡い恋心を抱く。
どこの誰かも知らない「会長さん」に会いたい一心で一流の芸者になルことを誓う千代。
15歳になった時,チャンスがやってきた。初桃のライバルである豆葉(ミシェル・ヨー)が千代を妹分として,一流の芸者に育て上げたいと申し出たのだ。豆葉の厳しい指導で千代は花街一の芸者SAYURI(チャン・ツイィー)に成長する。


しっかりと脇を日本人の配役で固めたのに,どうして中心となる芸者が日本人でなかったのだろう。
知名度を考えればどうしてもチャン・ツイィーがベストだったのだろうけど,それならせめてヘアメイク,衣装がもう少し日本的だったら良かったのに。
チャン・ツイィーもコン・リーもミシェル・ヨーもとても美しかったし,たぶん芸者を演じるために色々と学んだのだろうが,置屋での着物姿がまるでバスローブ姿のようにしか見えなくて残念だった。

母方の実家が賑やかなことが好きな家だったので,お祝いごとなどの宴席の時,よく年配の芸者さんが来ていて踊ってくれたのを覚えている。
着物も派手なものではなかったのだが,明らかに周りの女の人とは違う身のこなし方は子供だった私の興味をひいた。
踊ってる時にちらりと覗く足首や足袋の白さにドキリとした覚えがある。
チャン・ツイィーの舞は芸者さんの踊りと言うよりはショーのような。。。
ヘアスタイルにしてもちょっと違いませんか?
意地悪な目でみてしまったのかなぁ。
やっぱりどうしてもよその国の文化を描くのはむずかしいのだろう。
これは日本ではなくアジアのどこか架空の国のお話。。。のような感じがした。

そんな架空の国の話としては充分面白かった。
特にSAYURIの少女時代を演じた大後寿々花ちゃん,堂々たる女優でした。
観客が一番沸いたのは,舞の海が登場したこと。
できれば「はたきこみ?」なんて地味な技じゃなく,「猫だまし」とか「八双とび?」みたいな派手な技でハリウッドデビューを飾って欲しかった。

この映画で高級娼婦と海外で思われてる「芸者」を,「一流の芸をもった芸術品のような人」と改めて認識させることができたのだろうか。
ラストを観た感じでは,それはちょっと難しかったような。。。
どんなに素晴らしい芸を持っていても,結局は「旦那さん」に寄り添って,影でしか生きられないような印象を受けた。
それはそれで大変な人生だろうとは思うのだが。








カレンダーで悩む

2005-12-13 | ジョニー・デップ
今年もそろそろ残り少なくなって,来年のカレンダーが必要になってきた。
特に受験生がいるので,1月からの予定はしっかりとカレンダーに書き込む必要がある。
今年こそ,デップのカレンダーを買おうかな・・と思ってたんだけど,
使い終わったカレンダーをどう扱うかを考えると二の足を踏んでしまう。
だってどう考えても,ビリビリっと破いて捨てることなんかできないでしょっ!!!
だったら潔く買わないまでだ。

シンプルなら無印。
ということで,いつものように実用的な無印良品のカレンダーを買ってきた。
これならガンガン予定を書き込める。
ついでにマガジンラックも。

実は雑誌も扱いに困ってる。
デップが表紙になってるものは捨てられないのよ。
それだけならまだいい,しまいこむもの嫌なの。いつも目に届くところにいて欲しい。
なるべく買わないようにしてたんだけど,9月の来日以来どっと増えてしまった。

マガジンラックはちょうど私の椅子の前に置く。
いい感じに目が合ってるような気がして,嬉しいけど照れる(爆)
                 

月兎

2005-12-12 | 日々のこと
            
かなりコーヒー好きな私。
コーヒーのない生活は辛い。
1日に何杯飲むだろう。
お砂糖は入れない。時々はミルクを少し。ほとんどはブラックで。
豆がどうとか細かいこだわりは一切なし。
忙しい時はインスタント。
ゆっくり何杯も飲みそうな時はコーヒーメーカーでいれている。
おやつのお菓子といっしょの時はドリップ(一人用のカップに直接ドリップするタイプ)して飲む。

ドリップする時,やかんからだと注ぎにくい。
注ぎ口の細いものを探してたら,ある時雑誌でこのポットを発見して一目惚れ。
野田琺瑯の月兎というシリーズらしい。
月兎(げっと)つきうさぎ,名前も可愛い
ネットでも買えるらしいけど,実物が見たい。
見て触ってから買いたい。

ずっと思っていたけど,出会えないまましばらくたったある日。
地元のデパートで発見。
いつもはあまり行く機会のないお店だったので,見逃してたらしい。
遠くからでもすぐわかった「月兎だ!!!」
思ったとおりの可愛さ,
色も3色あったが,迷わず黄色を選んだ。
大きさも小さいほうの0.7ℓ。

今日も昼ごはんのあとコーヒーをいれながら惚れ惚れ見とれる。
そういえば,記念写真がない。
記念に1枚。パチリ。





勝負の1週間

2005-12-11 | 食べたり飲んだり
お給料日1週間前,ここから先はゲームだと思うことにしている。
うまく予算以内で収まるか。
あるいはまたまた予算オーバーか。

もともと細かい計算は苦手だし,家計簿はつけても覚え書き程度で
収支決算をするわけでもない。
それでもある程度のお金の流れをつかんでいると安心感がある。
主婦向けの雑誌なんかパラパラ見ると,すごい節約技の数々。
すごいなぁと感心はしても,自分でやろうとはなかなか思えない。

そんなぼんやりした主婦で,ここまでやってきたが
そんなんで,この先やっていけるのかなぁと,ふと不安に思う今日この頃。
で,今までなあなあでやってきた所,予算オーバー分は自分のお小遣いから出すことにした。
ぺナルティーを与えようって作戦ですね。
今のところ5分5分の勝負。
俄然,力が入る。
給料日1週間前からだけど。。。

そんな勝負のかかった日曜日。
小鯵158円,大根78円をゲット!

よしっ!!今月は負ける気がしない。

大根は鳥のミートボールも入れておでんに,小鯵は南蛮漬けに。

フォーチュン・クッキー

2005-12-10 | 洋画【は】行
                    
再婚を2日後に控えた精神科医テス・コールマン(ジェイミー・リー・カーティス)の悩みの種は,娘のアンナ(リンジ-・ローハン)。
ロックに夢中で学校では問題児。テスの再婚相手ともあまり打ち解けない。
そんな二人がチャイニーズレストランで大喧嘩。見かねたレストランのマダムがくれたクッキーが災いの元。
次の朝,目覚めた二人はどういう訳か体が入れ替わっていた。
テスの結婚式まであとわずか,二人はパニックにおちいる。


年頃の娘と母親の対立。国は変われどどこでも同じらしい。
どっちが正しいとか間違ってるとか問題はそんなことじゃない。
その時その時,いつだって自分にとって大事なものがあって,その大事なことに夢中になるあまり,お互いの立場や気持ちを思いやれなくなっているだけなんだ。
そんな二人が,どういうわけか体が入れ替わって,今まで知らなかったお互いの生活を体験して理解しあっていく。
その過程をとってもテンポよく,楽しくみせてくれる。

コギャル(死語?)のアンナが母のテスの身体に入れ替わった後は,外見は15歳でもどう見てもおばさんにしか見えない。
娘の魂が入ったテス。こちらは娘のアンナがイメージチェンジを図って,外見はなかなかクールなおばさんになるのだが,
行動はコギャルそのもの。
成り行きで出演したお堅いテレビ番組で,型破りの発言をして観客に大うけ。
会場で観客のウェーブに乗せられた顔なんかきらきらしてる。
娘のボーイフレンドに惚れられちゃったりもする。
中身は娘のアンナなんだから,あたり前と言えばあたり前なんだけど,
テス世代としては嬉しいじゃないですか。
「人は内面が充実してると年齢に関係なく輝けるんだよ」ってことですよね。(←強引)

笑って笑って,最後はホロリとさせられて予想以上に楽しめた。
弟のハリーとちょっとボケの入ったおじいちゃんも,いい味だしてる。
最後にこの二人も,問題のフォーチュン・クッキーをもらいそうになるのだが
危機一髪でまぬがれた。
この二人が入れ替わったところも,ちょっと観てみたい。








ちょっとだけクリスマス気分

2005-12-09 | 日々のこと
毎年のことだが忙しい。
先週まではいつものペースだったので,内心ほっとしてたんだけど
今週になったらどっと混みだした。
それも「腫れた」「痛い」「とれた」「折れた」ほとんど待ったなしの患者さんばかり。
なんで年末になると歯が痛くなる人が多いんだろう?
年末に限らず,お盆休みの前とかになると必ず混みだす。
この仕事について長くなったけど毎年必ずそうなる。

おまけに自分も「針」にできるだけ通いたいので,
2時過ぎにうちに帰って
大急ぎで遅い昼ごはんを食べて,整形外科にダッシュする毎日だ。
整形外科も慢性的に混んでるので2時間近くかかるときもある。
今日はマッサージ&針をしてもらってる間に爆睡してしまった。
帰りに大急ぎで買い物して夕飯の支度。

こんな毎日を送ってる間に今年も終わってしまうんだろうな。。。
ご近所ではクリスマスイルミネーションを飾った家ももちらほら出てきた。
クリスマスイルミネーションはできないけど,
せめてクリスマス気分・・・ということで
昔作ったリースと壁掛けをひっぱり出してみた。
サンタクロースはたぶん来ないけど,少しクリスマス気分。