ビター☆チョコ

店じまい後も変わらずご訪問ありがとう。
新居をかまえましたので
お近くにお越しの際はお寄りくださいませ。

山茶花咲いた

2005-11-04 | 
花って突然ぽかんと咲きますね。
昨日の夕方,つぼみが緩んできてるな~と思ってたのですが,
さっき仕事から帰ってきたら,ぽかんと咲いていました。
まだまだたくさんのつぼみがあるので
しばらくの間,楽しませてくれそうです。
寒さに向かうこの時期,赤い花は暖かそうで心強い感じがします。

そういえばクリスマスイルミネーションもそろそろ始まったようで
我が家の寄せ植えもクリスマスカラーにしてみました。
ちゃんと育てばクリスマスごろには
真っ赤なパンジーがたくさん咲く・・・予定です。


海を飛ぶ夢

2005-11-03 | 洋画【あ】行
ラモン(バビエル・バルデム)は若い頃に海で事故にあい,その後26年間自宅のベッドの上で過ごしている。
自分では食事をすることも,体の向きを変えることすら出来ない。
彼の世界は窓から見える景色と自分の部屋だけだ。
それでも彼は口にペンをくわえ詩を書き,家族の暖かい介護に支えられ前向きに生きてきた。
そんな彼が,より自分らしく生きるために「尊厳死」を選び,法律では認められていない「尊厳死」の権利を得るために裁判を起こすと言い出す。
彼を支援する団体や弁護士が着々と準備を進めるなか,
ラモンを心から愛し,支えてきた家族の間に動揺が走る。

とても重苦しく難しいテーマの映画なのだけど,不思議と圧迫感は感じなかった。
家族や彼を愛する人々が,尊厳死を認めたくない気持ちはよくわかる。
「死というのは一時的なものではないんだ。もう二度と会えなくなることなんだ。」
無口なラモンの兄の叫び。
訳知り顔でいきなり訪ねてきて,ラモンに生きることの意義を尊大に説く神父。
その言葉をじっと聴いていた義姉のマヌエラが,突然神父に向かって話し出す。
「私はずっと息子のようにラモンを愛し世話をしてきた。あんたはなにもわかってない。あんたはただやかましいだけ!」
愛するものの死は誰だって認めたくない。

しかし,自分らしく生きるために死を選ぼうとするラモンの気持ちも痛いほど伝わってくる。
彼に生き続けることを望むのは,あまりにも酷な彼の人生だ。
答えなんて出せない問題なのだけど
気分転換にと家を出るラモンが乗った車を見送る家族の姿は,
もうラモンの決断を静かに受け止めているようで,観てて涙が止まらなかった。

こんなに重いテーマなのに暗いだけのものにならないのは
ラモンと難病を抱えた弁護士のフリアとの間の,
淡いラブストーリーがあったからかもしれない。
空想の中で空を飛ぶラモン
フリアを抱きしめるラモン
心はこんなにも自由に羽ばたくのにね・・・






夢バトン

2005-11-02 | 日々のこと
ネッ友さんのゆきさくらさんから夢バトンが廻ってきたので,さっそくやってみました。

Q1.小さいときの夢は?

   本屋さんかお菓子屋さん。
   ありがちなことだけど,好き放題に漫画や本が読めて,
   お菓子が食べられると思ってた

Q2.その夢は叶いましたか?
   
   叶いませんでした

Q3.現在の夢は?

   子供がつつがなく自立してくれること
   一緒に暮らさなくてもいいので,時々ふらっと遊びに来て
   お小遣いでも置いていってくれたらうれしいなぁ

Q4.宝くじで3億円当たったら?

   住宅ローンの返済
   お隣の庭,かなり広くてもてあましてるようなので5・6坪買いたい
   お隣の庭とうちのリビングの窓が接してるので,気になるんですよね
   後は温泉にのんびり旅行して,貯金。
   かなり現実的な使い道だけど,3億円当たったら
   経済的なことだけじゃなく心にゆとりが出来るでしょ?
   それが一番いいことだと思う 楽しんでじっくり使いたい

Q5.あなたにとって夢の世界とは?

   ジョニーとヴァネッサの家庭
   信じられないぐらい完璧なんじゃないですか~?
   パパラッチじゃないけど覗いてみたい・・ていうかお呼ばれしてみたい
   緊張と興奮で固まってしまいそうだけど

Q6.昨夜見た夢は?

   爆睡でした

Q7・夢をお聞きしたい5人は?

   さくらさんとかぶってるので,ちょっと考えてお願いに伺います。
   もしこのブログを通りかかった方がいたら,やってみませんか?

アバウト・ア・ボーイ

2005-11-01 | 洋画【あ】行
ウィル(ヒュー・グラント)38歳,独身,無職。
亡き父が残したヒット曲の印税で優雅に暮らしている。
わずらわしい人間関係ももたず,
気が向けば居心地のいい自分だけの「島」からガールハントに出かける毎日。
そんなウィルの前に現れたのが
マーカス(ニコラス・ホルト)12歳,いじめられっこ。
鬱病気味のシングルマザー(トニ・コレット)との2人暮らしに閉塞感を感じてるマーカスは,ウィルの生活にどんどん入り込んでくる。
はじめはそんなマーカスに恐れを抱いていたウィルだが,二人の間にはいつしか奇妙な友情が芽生えてくる。
そんなときウィルが初めて本気で恋をした。
相手はパーティで知り合ったシングルマザーのレイチェル(レイチェル・ワイズ)
レイチェルにマーカスのシングルファーザーだと誤解されたまま
二人の交際が始まるのだが・・・

なんとなく疲れて,誰にも会わずに閉じこもりたくなったときに観たくなる映画。
観終わった後は,「人間は孤独な島」じゃないよね
と思い直して,少し元気になってる私がいる。
家族のような,友達のような,夫婦のような微妙な関係の人々で過ごすクリスマスの夜。
ラストシーンがとっても暖かい。

マーカスが鬱病で自殺癖のある母親のことで悩んでたり
学校でいじめられてたり,よく考えるとかわいそうな話なんだけど
ヒュー・グラントがいつもの調子で,かる~く演じてしまうので
コミカルで暖かいものになっている。
ヒュー・グラントには脇見をせず,ずっとこの路線を走ってもらいたい。

いつも私に優しいこの映画だが,今回はこの場面が発表会間近の私にはきつい。
鬱病の母を慰めようと,学校のロックコンサートで歌うことにしたマーカス。
マーカスの危機を救うためステージに立ったウィルは,ブーイングの嵐をあびる。

「社会的自殺」。。。今の私にはきつすぎる言葉だ。。。