「日本インターネット映画大賞２００６」様から投票のお誘いを頂いたので
今さら、ですが、昨年観た映画の総括をしてみました。
映画ブログでもないし、それほどの数の映画を観たわけでもないのですが
自分なりに心に残った映画を投票させていただくことにしました。
外国映画と邦画の部門があるのですが
邦画はたぶん５本以上は観てないので、外国映画部門だけ投票することにします。
『投票ルール』
・選出作品は５本以上１０本まで
・持ち点合計は３０点
・１作品に投票できる最大は１０点まで
『外国映画用投票フォーマット』
《作品賞》
プルートで朝食を ６点
父親たちの星条旗 ４点
硫黄島からの手紙 ４点
ホテルルワンダ ４点
ユナイテッド９３ ４点
キンキーブーツ ３点
トランスアメリカ ３点
ブロークバックマウンテン ２点
《監督賞》
クリント・イーストウッド 父親たちの星条旗
硫黄島からの手紙
《コメント》
戦争映画が大嫌いな私が、たぶん初めてお金を払って映画館で観た戦争映画です。
戦争って少なくとも戦勝国の国民は不幸ではないと思っていました。
でも、そんなわけないんですね。
戦争に関った国全てが大きな傷を負うことになるんですね。
戦争で戦った両方の国の視点で見ることによって、戦争のむごさや愚かさが良く分かりました。
《主演男賞》
キリアン・マーフィー プルートで朝食を
麦の穂をゆらす風
《コメント》
「プルートで朝食を」のキトゥンのキャラクターの魅力はキリアン・マーフィーにしか演じられなかったと思います。
ちょっと間違うとただの不思議キャラになってしまいそうなキトゥン。
キリアンの中性的な雰囲気が、キトゥンをなにか「この世の生き物ではない素晴らしい生き物」に見せてくれました。
文句なしで昨年のナンバー１です。
そしてキトゥンとは全く違う顔を見せた「麦の穂をゆらす風」のデミアン役。
その演技の幅の広さがとても印象に残った男優さんです。
《主演女優賞》
フェリシティ・ハフマン トランスアメリカ
《コメント》
性同一性障害に悩む男の人を女が演じる。。すごくややこしいですね。
そのややこしさがブリーという役柄を余計にリアルに感じさせてくれました。
主演女優、ということでいいのか。。いいんですよね。。。混乱。
《助演男優賞》
該当なし
《助演女優賞》
アン・ハサウェイ ブロークバックマウンテン
プラダを着た悪魔
《コメント》
「ブロークバック～」のミシェル・ウイリアムズとどちらか、と悩みました。
男同志の愛情を描いた映画の中で、ミシェル・ウイリアムズの演技がずっと光っていたのですが
あの電話のシーン、あの時のアン・ハサウェイの目、表情がそれを上回って印象に残りました。
ほんの一瞬のことなんですけどね。
《新人賞》
該当なし
最後に・・・
こうして改めて思い返してみると
昨年の傾向がはっきり分かりますね。
性同一性障害に悩みながらも自分らしく生きようとする主人公の姿を描いた映画と
もうひとつは「戦争」です。
過去の戦争、内戦、テロ。
たくさんの情報があふれる世の中で、自分が知ろうとしなかったことを昨年は映画の中で見せつけられました。
今年はどんな映画と出会うのか、どんな世界を知ることが出来るのか。
映画の中にあるのは娯楽だけではないみたいです。
本日は有給を取りました。
会社、行きたくありません(苦笑)。
やっぱりチョコさんもこれ、投票されたんですね。
私、面倒臭くて・・・無視しておりました(苦)。
2006年の作品は、チョコさんもおっしゃるように、
セクシャルを取り上げた作品と、戦いを取り上げた
作品が非常に印象に残っています。
他のブロガーさんが「2006年を一文字で表すなら
゛戦゛だ」と書いておられましたが、全くだなあ
と思いました。
有給ですか。
休める時は休みましょ。
休んだらまた元気が出ますよ。
投票ね、
うち、映画ブログでもないし投票なんかしてもいいのかなぁ～。。と思ったのですが、
せっかくお誘いを頂いたので投票してみました。
睦月さんほどの数を観てたら、真剣に考えたらすっごく大変だと思いますよ。
私の場合は、もうあっさり決まりました（笑）
去年はホントに戦争を題材にした映画が多かったですよね。
でも、何を見るか、という選択をするのは自分だから、たぶん私の中にも「戦争」に対する恐れとか危機感とかがあったと思うんですね。
だからわざわざキライな戦争映画に足を運んだのだと思います。
世の中の空気に「不穏」なものを感じてる人が多かったってことなんじゃないでしょうか。
去年の映画の傾向は、自分の傾向ってことですね。
去年の私は世の中に不穏なものを感じ
そしてこの年になってもまだ「自分」が分からなくてあがいてる部分があったのだと思います。
だから、ドラッククイーンたちの強さや明るさに惹かれたのだと思います。
彼女達の悩みは想像できないほど深いけど、ちゃんと自分というものを知っていますよね。
こんなことを考えると、うっかり映画の感想なんかかけなくなっちゃいますね（笑）
睦月さんの去年の傾向も知りたいです♪
そんなことを思いながら、キトゥンがその降格された冥王星で、鼻歌歌ながら朝食食べてるっていうのは、もっと素敵な気がしてきました
やっぱり主演男優賞は彼ですよね～。
私はなぜかドキュメンタリーものはほとんど観ていません。とくに理由はないのですが、なんせ見てる本数が少ないので。それでも、昨年後半、舞台なども戦争が絡んでいたし、戦争だけでなく、普通のドラマでも人間のあり方みたいなものに、確かに不穏な感じを受けました。世の中変わる訳じゃないかもしれないけど、今年は純粋に楽しい映画が見たいです。
ところで！
やばいのよ～、ヒルズのジャパンプレミアのレッドカーペットが当たっちゃったのよ♪レオ様に会えちゃうのよ。これって、「運」使っちゃったんじゃないだろうか…。大丈夫かな＝「本番」
tomozoさんも投票したのですね。
主演男優賞はやっぱ、彼でしたか♪
スクリーンで会いたかったけど、重い映画が続いた年末にキトゥンに出会えたのは良かったかも。
今でも、キトゥンを思うとなんか胸が一杯になってしまうのデス。
今年は、そんなキラキラした映画がたくさん観たいと私も思います（あれ？変な日本語
で、続きですが・・
すごいじゃないですかぁ tomozoさん！！！
運を使い果たすどころか、運のつき始めだと思いますよぉ～。
予行練習だと思って（爆）アツく燃えてきてください。
でも燃え尽きちゃ駄目ですよ。
本番はこれからなんですから～
やっぱ、プルートだよね～♪
トランスアメリカ見逃しちゃったので
ＤＶＤで観なくっちゃ～って思ってます
チョコさんほど考え方が深くはないワタシですが
浅いなりに自分と重なる部分があるな～と思って
チョコさんのとこに来るとホっとします！
ではＴＢ貰っていきます～♪
ＴＢどうもありがとデス。
こべにさんも「プルート～」でしたか♪
そうなんです。
こべにさんとは微妙に重なります。
ぴったり重ならずに微妙なところがすごくいい！と私は勝手に思ってます。
私は全然深くないですよー。
疑い深い？とか？（笑）
トランスアメリカ、良かったですよ。
ぜひ観てください。
イケメンも。。。
さて、日本インターネット映画大賞事務局では、今後もよりよい賞にすべく皆さまの声をお聞かせいただければと考えております。
そこで今回、アンケートを募集することにしました。お忙しいところまことに恐縮ですが、短いアンケートですのでご回答いただくようおねがいいたします。
ＵＲＬはhttp://www.mirai.ne.jp/~abc/movieawards/kontents/index.htmlです。
今後とも、日本インターネット映画大賞をよろしくお願いいたします。