曼珠沙華
2007-09-24 | 花
埼玉県日高市の巾着田。
曼珠沙華の群生地だそうです。
ちょうどお彼岸の頃に咲くことから
彼岸花、とも呼ばれる曼珠沙華。
見事に華で埋め尽くされた様は
彼岸花、と あっさり呼ぶよりも
やはり、曼珠沙華と、
少し重々しく呼んだほうが、しっくりくるような
妖しい美しさです。
ただ。。ため息。。の美しさです。
毒性が強いことや
縁起が悪い。。と思われてることで
あまり一般家庭の庭に植えられることはないようですが
私。。この華、好きです。
薄暗い木陰で群れて咲いていると
恐いような美しさなのですが
ひっそりと何本かで
日の当たる道路脇に咲いてる様子は
あの恐いような迫力は
すっかり影をひそめて
とても可愛らしく見えます。
雨の水滴がきらきらして。
曼珠沙華って赤い花だけかと思ってたら
白い花もあるんですね。
小雨が降っていたので
いっそう薄暗くなった木陰で
この白い曼珠沙華のまわりだけが
ぼうっと明るく輝いているのでした。
何枚写真をとっても
目で見る景色にかないません。
雨の日には
雨の日なりの、しっとりとした美しさもあるのでしょうが
今度は
明るい晴れた空の下で
もう1度見てみたい、と思わせる景色なのでした。
写真だけでも充分きれいなので
きっと目で見る曼珠沙華はもっと美しいんでしょうね。
雨のしっとりした木々の中で
より妖しげに美しい気がします~。
やはり「花」ではなくて
「華」ってかんじですね。
旅に出たいなぁ~。
(ちょっと現実逃避^^;)
うん、きれいでしたよ。
人出も多かったのですが
なーんか、圧倒されちゃうのか
みんな、華の邪魔をしないように(?)
静かにそぞろ歩いてる。。というようなカンジでした。
案外、この「うす曇、時々小雨」という天気が
曼珠沙華の妖しさを、より引き立てたのかもしれないですね。
しばし現実逃避(笑)したような時間でした。
群れて咲く花って
すごい迫力だよね。
ひまわり
こすもす
ラベンダー
そんな群れて咲く花を追いかける旅もいいですね。
中田喜直先生が作曲した曲に、「曼珠沙華」ってのがあるんです。
美しいけど、どこか悲しく、ちょっと怖い、そんな歌です。
機会があったら聞いてみてください(^^)
曼珠沙華を語るとき
かならず「怖い」という言葉が使われるのは
なんででしょうね。
中田喜直先生。。
「ちいさい秋みつけた」「夏の思い出」
どれもどこか哀愁を感じる曲ですねぇ~
「曼珠沙華」という曲も、そんな感じがあるんでしょうね。
聴いてみたいです♪