大晦日のホテルアバンティ。
副支配人の新堂(役所広司)はホテルの威信をかけたカウントダウンパーティの準備に大忙し。
しかし、訳ありの客たちが次々と騒動を起こし、総支配人(伊東四朗)は行方不明になり、新堂の別れた妻(原田美枝子)が客として現れる。
よせばいいのに別れた妻に見栄を張った新堂は、客の騒動と自分のついた嘘のために大混乱に陥る。
カウントダウンパーティまであとわずか。果たして無事にパーティは始まるのか。。。
ホテルアバンティには泊まりたくないなぁ。
だってスイートルームなのに隣の部屋の音が筒抜けなんだもん。
でもそのおかげで命拾いした人がいたわけだから、壁の薄さも悪いことじゃない。
三谷監督はすることに無駄がない。小さなエピソードがつながってつながってフィナーレを迎える。
フィナーレを迎えるまでに小さい爆弾がたくさん仕掛けてあって映画館の中は爆弾が破裂するたびにくすくす笑いが起きる。
で、伊東四朗扮する総支配人がスクリーンに登場すると笑いは大爆発する。
こんなに大勢の知らない人と大笑いしたことってないからそのことが嬉しかったりもする。
とにかく豪華キャストだ。佐藤浩市・西田敏行・松たか子・篠原涼子・香取慎吾。
唐沢寿明・オダギリジョー、この二人はヘンなヘアスタイルを競い合ってるのか?
二枚目のオーラは完全に消し去っている。オダジョーなんか誰だかわかんなかった。すごいよ!オダジョー(←えこひいき)
そしてこの豪華キャストの登場人物それぞれが、自分の人生を一生懸命生きようとしているのがわかるから、皆が主役!っていう感じがする。
大晦日って特別な日だ。
ほとんどの人は、過ぎようとしている1年を振り返って無事に過ごせたことに感謝し、ちょっと反省もしたりして
新しい年を気持ちよく迎えようと準備する。
人生、いろいろあってあたり前。自分の人生は自分が主役なんだから、しっかり胸張って行かなきゃね。。。。って新年早々、大晦日みたいなことを思ってしまった。
前評判も高かったし、ずっと観たいと思う気持ちがマックスだったせいか
正直ちょっと拍子抜けした感じなの。(^^;
映画に集中できない状況もあったので来月もう1度観にいくつもりです。
映画に行けて良かったですね。
私は逆にあんまり期待してなかったから良かったんだと思います。
はじめは、舞台の演技をスクリーンで観てるような違和感があったんだけど、じき慣れました。
三谷幸喜さんの頭の中っていったいどうなってるんでしょうね。