安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ジャズ喫茶「M-gate」のマスターを偲んで開催されたレコードコンサートへ。

2019-08-17 19:03:18 | オーディオ

長野県北安曇郡松川村のジャズ喫茶「M-gate」は、マスターがお亡くなりになり、休業と標示はなっていますが、再開の予定はありません。お盆にマスターと親交のあった仲間で、彼を偲んでレコードコンサートを開催しました。

マスターはしばらく前にマーク・レヴィンソンのアンプを導入しましたが、それが効いているためか、余裕のある素晴らしい音が部屋の隅々まで届いていました。機器の操作を行ったIさんやマスターの奥様と、想い出話やレコードの話をして故人を偲びました。

M-gate外観。

休業のお知らせ。

全部で10数名集まりました。僕は都合で遅れていったので、既に始まっていました。

レコード棚。日本盤は処分したものもあるようです。

スピーカー:JBL Project EVERST DD66000。パワーアンプはよくわかりません。

プレーヤー:アコースティック・ソリッド。ドイツ製だそうです。

フェーズメーション

フォノアンプ

マークレヴィンソンのプリアンプ

アキュフェーズのアンプ。現在は一部の機能しか使っていないようです。

奥様に淹れていただいた珈琲。

以下、聴いたレコードです。このころのベイシー楽団のアンサンブルはすごい。「Flute Juce」におけるフランク・ウェス(fl)の音色が素晴らしく、こんな音が入っていたかとびっくりした再生ぶりでした。

クラシックも鳴らそうということで、シューベルトのアルペジオ-ネソナタをかけてくれました。チェロの低音がまろやかです。

リー・モーガン(tp)とウェイン・ショーター(ts)の入ったアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズのレコード(Liberty盤)。ショーターのサウンドが柔らかく、音の微妙なニュアンスまで再生されていました。

ビル・エヴァンスはマスターも大好きでした。

機器の操作を行ってくれた、マスターとは40年来の友人であるIさん。彼にも感謝して、安曇野市の自宅に向かいました。