先日、北八ヶ岳へ行ったのですが、撮影した多くの花の名前がわからなかったので、書店で「八ヶ岳・霧ヶ峰 植物手帳」(JTBパブリッシング刊)という本を購入しました。その本の写真と僕が撮ってきた写真を見比べると、もっと花自体がよくわかるように、また、花の葉を入れて撮る必要性を強く感じました。R.V.ゲルダーによる録り方がよいレコード。
SYLVIA SYMS (シルヴィア・シムズ)
SYLVIA IS! (Prestige 1965年録音)
シルヴィア・シムズ(1917~92年)は、1941年のプロ歌手としてのスタートからキャバレー(ナイトクラブ)で歌っていましたが、フランク・シナトラが「world's greatest saloon singer」と彼女のことを褒め、1982年には彼が伴奏のオーケストラを指揮した「Syms by Sinatra」というアルバムを出しています。
1956年にシムズは、「I Could Have Danced All Night」(Decca)でヒットを飛ばしましたが、ジャズ専門のプレスティッジレコードと契約し、ジャジーな本アルバムを残してくれました。伴奏は、ケニー・バレル(g)、バッキー・ピザレリ(g)、ミルト・ヒントン(b)、オシー・ジョンソン(ds)、ウィリー・ロドリゲス(per)。ボッサ系ナンバーでは、ピザレリとロドリゲスが起用されています。
曲は、ほぼスタンダードです。「As Long As I Live」、「More Than You Know」、「The Masquerade is Over」、「How Insensitive」、「Smile」、「If You Could See Me Now」、「Meditation」、「Cuando te Fuiste De Mi」、「God Bless The Child」、「Wild is The Wind」、「You Are Always In My Heart」、「Brazil」の全12曲。
低めの声で、レガート気味にメロディを綴っていくシルヴィア・シムズの歌唱が心地よいアルバムです。ルディ・ヴァン・ゲルダーの録音も、ヴォーカル、ギターとまずまず自然に感じます。暑い最中なので「How Insessitive」や「Meditation」といったボッサが軽快で楽しいですが、バラードの「More Than You Know」や「Smile」では、歌詞を大事にして丁寧に歌っていて好感がもてます。また、「If You Could See Me Now」をやや早いテンポで流麗に歌っていて、編曲の良さも目立ちます。
【八ヶ岳・霧ヶ峰 植物手帳(JTBパブリッシング)】
大人の遠足BOOKの中の一冊です。
表紙
ハイキングコースの紹介です。硫黄岳~横岳~赤岳の素晴らしいルートですが、厳しい行程でもあり、ベテランと一緒かガイド付きツァーに加わり、出かけた方がよいと考えています。
天女山を中心としたコースで、登山というよりもハイキングコースです。こちらも楽しそうです。
その他のエリアの紹介です。一番後ろにある、根石岳~東天狗岳に今回登りました。桜平~オーレン小屋には行ったことがありますが、今回はみどり池~本沢温泉~東天狗~根石岳ルートでした。
コマクサについて記載してあるページ。白いコマクサにも言及があります。わかりやすくてよい本ですが、植物の知識が浅いのと、自分の写真がうまく撮れていないので、そこを改善しないと同定は困難だと思いました。