先日、山梨県百名山の横尾山に信州峠から上りました。長野市から車で上信越道と中部横断道を走り、八千穂高原インターでおりて、一般道を走り峠に向いました。下山後は山梨県側を走り、途中瑞牆湖を見たり温泉に入り、北杜市の須玉インターから中央道に乗り帰りました。初めてのルートでしたが、道がよく整備されていて、東から西へ走り抜けることができました。タイトルに東と西が出てくるアルバム。
WOODY HERMAN (ウディ・ハーマン)
WOODY LIVE EAST AND WEST (COLUMBIA 1965年、67年録音)
ウディ・ハーマン(1913年~1987年)は、経営の難しいビッグ・バンドを半世紀にわたり率い、時代に合わせて新しいものを取り入れるなどスタイルを変えてはいるものの、常に素晴らしいサウンドで音楽を奏でていたバンドリーダーです。1947年から49年にかけて、スタン・ゲッツやズート・シムズが在籍したことで知られますが、1960年代もメンバーに人を得てエキサイティングな演奏をやっています。
このアルバムには、1965年のサンフランシスコのBasin Street Westにおけるライブと、1967年のニューヨークのThe Riverboat Loungeにおけるライブが収録されています。サンフランシスコのバンドには、ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)、ビル・チェイス(tp)、サル・ネスティコ(ts)、ナット・ピアース(p)らがいます。ニューヨークのバンドには、ビル・ワトラス(tb)やスティーヴ・マーカス(ts)が入っています。
曲目は、サンフランシスコ録音が、ベニー・ゴルソン作「I Remember Clifford」、ホレス・シルヴァー作「The Preacher」、ビル・ホルマン作「Waltz For A Hung-Up Ballet Mistress」、ニューヨーク録音がアーロン・パークス作「Tomorrow's Blues Today」、John Capolla作「Cousins」、ジミー・ジェフリー作「Four Brothers」(Revisited)、多分ハーマン楽団のメンバーの共作「Free Again」、ジュール・スタイン作「Make Someone Happy」の全8曲。この楽団の財産ともなっている「Four Brothers」、名曲「I Remember Clifford」、ファンキーな「The Preacher」など有名曲が含まれています。
購入した動機は、ダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)をフューチャーした「I Remember Clifford」を聴きたかったからですが、65年、67年の録音ともに痛快無比な演奏が行われていて、驚きかつ喜んだアルバム。「The Preacher」は、スピードに乗ったサックス陣のハーモニーが抜群で、クライン(ts)とネスティコ(ts)のエキサイティングなソロが聴けます。「Four Brothers」(Revisited)は、かなりのアップテンポですが、難なくこなし、スローテンポの「Free Again」ではボブ・ピアソンのフルートソロが新鮮。全体にサックスのうねるようなソリやトランペットのハイノートが聴けて、さすがにウディ・ハーマン楽団は実力者揃いです。
【信州峠、瑞牆湖へドライブ】
朝の東部湯の丸インター。朝食にカレーを食べました。
中部横断道八千穂高原インターを降りてきたところです。左に行けば八千穂高原です。右に折れて川上から信州峠を目指します。八千穂インターは、この4月28日に開通したばかりです。
信州峠。ここから横尾山へ登りました。その記事は先週書きました。
山梨県北杜市側をみたところです。
ダム湖が瑞牆湖と命名され、周囲は公園として整備されていました。紅葉の名所だそうです。
橋に結構な傾斜がかかっています。
遊歩道。公園内は広く、駐車場にも多数の車が停まっていて、訪れる方が多い様子でした。
みずがき湖ヴィジターセンター。
売店や食堂があります。
かつて、映画館が近くにあったようで、それに関する新聞記事が貼り出されていました。
昔の映画ポスターが展示されていました。このあと、増富の湯に向いました。増富の湯については、横尾山登山(2)の記事に書きました。
【みずがきこビジターセンター】
住所:山梨県北杜市須玉町比志3730-3
電話:0551-45-0081
ホームページ:mizugakiko-visitor-center (ほくとナビのページです)