2月7日の記事に載せた二つの警告文の2項めをもう一度見ましょう。
「パッチが提供されなくなる4月以降はさらに危険」
以前の調査では、パッチ未適用のPCをインターネットに接続した時の平均生存時間は20分との結果もあります。
この記事は、パソコンの状態をおおざっぱに3段階において説明しています。
1.パッチ未適用の状態
2.今年3月までのパッチが適用されている状態
3.4月以降のパッチが提供されなくなった状態
パッチ未適用の状態というのは、XPが初々しい頃、穢れを知らないときのことです。
そのときのままで「インターネットに接続した時の平均生存時間は20分」と言っているのですから、生まれたばかりの赤ちゃんをいきなり繁華街へ連れ出したらどうなるかというのに似て、現実離れしたたとえでしょう。
その状態のデータを、それとは全く違う状態で考えられそうなことの説明で引き合いに出すというのは、どこか胡散臭い気がするのですが、いかがでしょうか。