うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

お化け屋敷の歩き方(10)

2013年08月16日 | 千差万別

Windows のユーザーアカウントは、またややこしいことに二とおりあるのです。
「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」です。

まず呼び名が身近に感じられる「ローカルアカウント」を覗いてみましょうか。
作ったファイルやフォルダーは全く自分だけで使いたい、他の人には見て欲しくないという場合は、この「ローカルアカウント」のもとで作業をしておけば、その作業場に案内しない限り誰の目にも触れません。
1台のパソコンを家族共用にする場合など、使う人それぞれに「ローカルアカウント」を設定しておけば、孫がやって来ていじったのでごちゃごちゃになってしまったということもなくなります。
自分だけで使う場合は、こんなものはいりません。
 http://p.tl/OaGz

「Microsoftアカウント」は、マイクロソフト社が提供する「Hotmail」、「SkyDrive」、「カレンダー」などのサービスにサインインするときに使うアカウントで、Windows 8 にここから入っていけば、いくつものアプリにいちいちサインインする必要がありません。
入口から出口までチェックなしで行ったり来たり自由にできます。
これまで自分専用のパソコンを使っていたときと同じですから、それがあたり前のようにも感じます。
 http://p.tl/HYe5

パソコンの使い分けをしない場合は、いつも「Microsoftアカウント」から入っていくようにしておけば、途中で「あなたはどなった」などと言われることもなく、面倒は起きないでしょう。

設定手順はここに記されています。
落ち着いてやれば誰でもできますから、初めからわからないと思わずにご自分でどうぞ。
 http://p.tl/-MDc

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お化け屋敷の歩き方(9)

2013年08月15日 | 千差万別

Windows 8 の「パーソナル設定」で、「アカウントの画像」まで終われば、いよいよご入場です。

「ユーザー」の画面には、まだアカウントの設定が終わってなくても「お使いのアカウントはこれです」と出てきます。
そう言われては黙って通れません。

何につけ初めてのときには自分で手続きをしておかないと、あとで何がなんだかわからなくなります。
お化け屋敷でも切符はめいめいに持ちます。
私が持っていてあげるというのは、決して親切にはなりません。
すっかりお任せ、はいできますは、後になって必ずあだになります。
迷ったときに、自分の I Dさえも名乗れないことになりますから。
出口までずっと手を引いていてあげるつもりならそれでもよいのですが、途中で用事ができても置き去りにはできません。

[Windows 8] 新規でユーザーアカウントを作成する方法
 http://p.tl/NreN

そもそも「ユーザーアカウント」とは何かぐらいは探っておきましょう。
 http://p.tl/PQmB

個人専用でないパソコンには、それぞれのユーザーごとに、パソコンを制御する権限をもたせて管理できるよう、識別が必要です。
ユーザーアカウントとは、とりあえず、パソコンのログイン権、お化け屋敷の場合は電子切符のようなものと思っておきましょう。

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お化け屋敷の歩き方(8)

2013年08月14日 | 千差万別

Windows 8 の「パーソナル設定」の最後三つめは「アカウントの画像」です。
 http://p.tl/DNdo

「PC設定」の手順は、「パーソナル設定」の次に、このパソコンは私が使いますと「ユーザー」宣言をすることになります。
私はどんな顔をしているか、その表示に使うのが「アカウントの画像」です。

手順が逆ではないかとも思いますが、そうではありません。
運転免許証やパスポートを得るのに顔写真を先に用意するのと同じです。

顔を広く知られたほうがよい仕事をしている人の場合は、しっかり撮影したポートレートがよいでしょう。

しかし、運転免許証やパスポートとは違って、ここではどんな顔でいたいかでもよいのです。
自画像でも、犬に化けていたければ犬の顔でもかまいません。
お好みでよいのですが、私はこのイメージでというのですから、美しい花は、わざわざ置き換えなくても素顔のほうがよいので避けたほうがよいでしょう。

この画像に凝ってみたい方は、「ユーザー名とアカウントの画像のガイドライン」というのもありますのでご覧ください。
 http://p.tl/kVpu

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お化け屋敷の歩き方(7)

2013年08月13日 | 千差万別

Windows 8 の「パーソナル設定」には「スタート画面の設定」という項目があります。

毎朝いちばん最初に目の前に現れる壁の絵、あるいはカーテンの柄をどうするかというものですが、これはお好み次第でしょう。

学校給食でも、近頃は一品限定ではないそうですから、選ぶ自由は当然のことでしょう。

ものすごく手の込んだ画像や超精細な画像の場合は、毎回そこでメモリを消費し、多少なりとも起動が遅くなることを承知の上で選べばよいのです。

時間がかかっても、こってり化粧がよい人がいれば、パッと起き上がってサッと動き出すほうがよい人もいますので、うっかり推薦はできません。

このことは、それぞれのパソコンの能力に依存します。
こってりでしかもパッとの両方をお望みなら、CPUとメモリに余力たっぷりのものを使えばよいので、何も迷うことはありません。

スーパーリムジンなら、どんな豪華な衣装をまとった方を乗せても、あっという間にお目当てのところにお連れできるというわけです。

では、世界一怖くて長いお化け屋敷があるという富士急ハイランドの「超戦慄迷宮」にでも行ってみますか。
 http://p.tl/HKlM

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お化け屋敷の歩き方(6)

2013年08月12日 | 千差万別

Windows 8 のロックは、うっかり触っても動き出さないから、裸で持って歩いてもだいじょうぶ、しかし、従来型のパソコンのように蓋のしっかりしたものでは、蓋を開けてもう一つ覆いを外さないと中身に手が届かないもどかしさがあります。
自分の部屋に入るのに、いちいちノックというのも、どこかばかげています。

ロックは余計もの、いやだという人には、ロック画面を出さない方法もあります。
それには「グループ・ポリシー」という設定用プログラムを使います。

私ひとりの設定になぜ「グループ・ポリシー」かなどと、名前にけちをつけてもはじまりません。
そういうのは、やぼなFAQによくあるなぜなぜ問答と同類で、暇つぶしの効用しかありません。

手順を書いておきますが、文字だけでは読む気にならないという方には、図入りの説明サイトがあります。
⇒ http://p.tl/DHKQ

<グループ・ポリシーによるロック画面非表示の設定>
1.[ファイル名を指定して実行]= [Win]+[R]
2.入力ボックスに「gpedit.msc」と入力し[Enter]
  グループ・ポリシー・エディタが起動する
3.[コンピューターの構成]-[管理用テンプレート]
   -[コントロール パネル]-[個人設定]を選択
4.[ロック画面を表示しない]をダブルクリック
  [ロック画面を表示しない]ダイアログが開く
5.[有効]を選択
  [ロック画面を表示しない]が有効になるので、ロック画面が非表示になる

ガイドのいらないはずのお化け屋敷の歩き方にしては、ちょっと面倒なことのようですが、入口をスイと通る顔パスをものにするには、それなりの手続きが必要なので仕方ありません。

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お化け屋敷の歩き方(5)

2013年08月11日 | 千差万別

歩き方(4)でちょっと立ち寄った「PC設定」の通りには、いくつかのブースが並んでいます。
初めに目につくのが「パーソナル設定」です。
 http://p.tl/fKsD

お化け屋敷に入って見るには、やはり入場券が必要です。
「パーソナル設定」というのは、バーチャル入場券を自分向きにつくることのようです。
パソコンなりタブレットなりは、個人用にせよ共用にせよ、あらかじめ使用権を得ていますから、そこでの入場券はもちろん無料です。
入場券は発行も自分でやってしまうので、作り直しも面倒を惜しまなければ自在です。


「パーソナル設定」にはいくつかの項目があります。
◇ロック画面の設定・・・・・どんな画像をバックに、すぐ何をしたいか
◇スタート画面の設定・・・・ここでもどんな画像をバックに、どういう色にしたいか
◇アカウントの画像の設定・・サインインしたときのユーザーの画像をどうするか

とにかく画像、画像、「見る」ことが主になるお化け屋敷では、入場券でも画像がものをいいます。

ここで一つ耳慣れない言葉が出てきました。
「ロック」です。
現代のお化け屋敷だから、奏でる「ロック:rock」かと思ったらそうではなく、動けなくした状態の「ロック:lock」だったようです。
タブレットPCには蓋がありません。
タブレットは、見たいときにすぐ見るように作ってあって、元来動かしたまま持って動き回るものです。
起動したままで移動するとき、画面に触れるなというのは無理なことです。
そのときに必要なのが「ロック」で、触って動かない、しかしサインがあれば動き出すという状態です。
一瞬止まっている Lock 、すぐに踊りだすロックです。

ロックは、一瞬を楽しむ Windows 8 にはぴったりの名前のようです。
「すぐ何をしたいか」つまり、最初に見たいのは何か、そのために動かすアプリはこれ、というのを設定しておける、ガイドではない同行人、あるいは片棒担ぎを待機させておこうということでした。

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新しく買うならこのくらいのものを(2)

2013年08月10日 | 千差万別

8月4日に、新しいパソコンを買おうとする方には、このくらいのものをという記事を載せましたが、もうひとつ別のものが目につきました。

これまでハードウェアには手を出さなかったマイクロソフトが、Windows 8 Pro を搭載したタブレットを売り出しています。

タブレットですから当然タッチパネル式ですが、取り外しのできるキーボードも別売で用意されています。
Office 2013 も標準搭載で、他のWindows 用ソフトも使えると書かれていますが、範囲はもちろんやってみなければわかりません。

概要 ⇒ http://p.tl/SXfY

仕様 ⇒ http://p.tl/gaXM

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お化け屋敷の歩き方(4)

2013年08月09日 | 千差万別

何もかもタッチで、そう思っても、文字入力だけは指先をただ振り回していてもできません。
従来型のパソコンでは、キーボードはあるがままに使うしかなかったのですが、Windows 8 では画面に出てくるキーボードの形を変えてみることもできます。

ローマ入力は嫌、どうしてもかな入力という意志堅固な方でも、キーがローマ字だけではどうにもなりません。
お化け屋敷はやはり下駄履きでなければというお客様は、下駄に履き替えることもできるようです。

「PC設定」http://p.tl/_zH9 →「全般」→「タッチキーボード」から「ハードウェアキーボードに準拠したレイアウトを使えるようにする」をオンにする。
      http://p.tl/0EIh

これで下駄履きになり、カランコロンと歩くことができます。

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お化け屋敷の歩き方(3)

2013年08月08日 | 千差万別

真っ暗な建物の中で皆目見当の付かないとき、歩きはじめの伝い歩きが有効です。

壁に触ってみる、本もののお化け屋敷ではちょっと気持が悪いでしょうが、Windows 8 の画面なら周りの何もないところを触ってみると、歩き方がわかるようです。
触ってみて変化がなければ右クリック、タッチパネルなら「スワイプ」です。

真直ぐな壁のところだけでなく、隅っこのところにも何かキーのようなものがありそうです。
一度触って確かめれば、いちいち貼り紙もノートもいらないでしょう。

とにかく何もないところで右クリック、あるいは「スワイプ」、次は現れたお化けと話をしてみればよいのです。
お化けにしてみれば、こちらはお客様、そう、お化けをシェルパにしてしまいましょう。

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お化け屋敷の歩き方(2)

2013年08月07日 | 千差万別

あっち向いてホイ式のタッチパネル操作と、マウス操作との対比は、思い悩まなくてもだいたいやってみればわかるでしょう。

ただ一つ、マウスの右ボタンに代わるものが問題です。
マウスの右クリックは、パソコン操作の箸使いのようなもので、これに慣れなければ、魚の骨と身をほぐしたり、ひと口に入る大きさに切り分けたりして食べやすくすることもできません。
右クリックを知らなければ、コピペの簡単操作でも、ツールバーのアイコン探しを二度もしなければなりません。

いたるところに使い道のある右クリックですが、人差し指でタッチなら中指を右ボタンの代わりにと思っても、そうはいきません。

タッチパネルで、知らないうちは気付かなさそうな操作がありました。
指先でタイルを押し、軽く上か下に向けて払うと、タイルの右上にチェックがついて、選択された状態になります。
これがマウスの右クリックに相当する「スワイプ」と名づけられた操作でした。

スワイプというと、ゴルフで飛距離を伸ばしたいときの打ち方を想像してビュンと思い切り指を跳ねたくなりそうですが、タッチパネルでは力も気合いもいりません。

お化けの瓦を案内役に仕立てるつもりで、ちょっとっ突付いてやれば、そこにさらさらっとメニュが出てくる仕掛けになっているようです。

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お化け屋敷の歩き方(1)

2013年08月06日 | 千差万別

「お化け屋敷にガイドは要らない」と前に書きましたが、歩き方ぐらいは知っておく必要があるでしょう。
ガイドなしならなおさらのことです。

人間が歩くには足を動かさなければなりませんが、お化け屋敷のような Windows 8 では、タッチパネルの面を手で歩きます。
手よりも指先で歩くと言ったほうがよいかもしれません。

人間が歩きはじめるとき、ああしてこうしてと説明をされて歩き方を覚えることはしません。
足を前に出せば前に進むことは自然にわかります。
タッチ操作もマウスから連想すれば見当がつきます。

マウスを触ったこともない人にどうするのと聞かれたら、やってみてもらえばよいのですが、説明を聞かなければ試してみることのできない厄介な人もいます。
そういう人に見せられるサイトがありました。
 http://p.tl/sN6O

ラジオ体操の説明書のようで、あほらしい感じもしますが、劇場に入ったらプログラムを手に持っていないと不安で仕方がないという方には、印刷もできるようになっています。

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ワイハイでわいわい

2013年08月05日 | 忘れかけていたこと

外出先でも、駅のホームでも、いつどもどこでもインターネット、その便利さが混雑を招いているそうです。

  http://p.tl/x_kT

スマートフォンとモバイルルーターの急増が原因と言われています。

会場に入りきれないほど切符を売っておいて、中に入ってみれば立ち見も二重三重、汗をだらだら流しながら見た、X十年前の映画館を思い出しました。

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新しく買うならこのくらいのものを

2013年08月04日 | 千差万別

新しいパソコンを買おうとする方には、このくらいのものをお勧めしたいと思います。
http://p.tl/c8NP

◇タッチパネル式  新しい Windows パソコンのOSは Windows 8 ですから、
              タッチパネルでないと使いこなせません。
◇CPU  1.8GHz タッチへの反応に待ったは禁物です。
◇メモリ   8GB  ワッと押し寄せる情報の来客には広いロビーが要ります。
◇SSD 128GB  ぐるぐる回して使うのは、いまでは掃除機ぐらいです。


上から読むか下から読むか

2013年08月03日 | 千差万別

こんなやり取りがツイッターにありました。

_______twi_______
まだそんなに気づかれたくないなら
『ひみつー!そのうちわかるよ♪』って言う。

_______twi_______
ちょっと気づいてほしいなら
『...わかんないの?』ってにこって笑う。

_______twi_______
相談です!  好きな人に、「好きな人誰?」って聞かれたとき何て答えればいいですか?

あるタレントとファンらしい人との問答ですが、どこから話が始まったのかは、順にさかのぼらないとわかりません。

人々の生活には、一昨日のことより今日のほうがだいじなことが多いので、最新の記事が最上段に出るようにというのは自然なことなのでしょう。

ただ、ツイートもここに出した例のように巧く書いてあればよいのですが、そうでないのもあって、前を読まなければ何を言っているのかまったくわからないのは困りものです。

ときには、長文が載せられないので、わざわざいくつもの文に区切って載せている人もいて、上から読むとそれが後ろから読んでいることになって、読むほうにとっては迷惑です。

連続ツイートを、並べ替えて後ろから順に投稿する親切な人もいます。
この親切が中途半端で番号のない場合は、普通の後載せ先読みのつもりで見ていくと、さあどこが話しの始まりなのか見当がつかなくなります。

気ままな逆転の発想は、よかれかしと思ってのことでも混乱を招くこともあるのでした。

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PCすなわちインターネットという呪縛

2013年08月02日 | 千差万別

ワードの操作について教えて欲しいという方に出会いました。
画面を見ると、ブラウザーが起動しています。
「これを閉じてワードを出してみてください」
「え?」
「これはインターネットを見るときに必要なので、いまはいりません」
「え?」
「とりあえず、閉じてみてください」
「はい」
「では、ワードを出してみましょう」
「え? インターネットはいらないんですか」

ここまできて、最初の「え?」の意味に気付きました。
この方は、パソコン入門のときに「まずインターネットを見ましょう」と教えられ、パソコン=インターネット という図式が刷り込まれてしまっていたのです。

はじめのガイドさんも間違ったことを教えていたわけではないのですが、さて、説明しても多分理解には至らないこの呪縛を解くにはどうしたらよいのでしょうか。

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