「絶対に検索できない言葉って?」というページがあります。
そこに行って見ると、検索できないのは、言葉ではなく、記号でした。
検索できない言葉というのは、検索させてくれない、正確には、文字とも言えない記号でした。
うっかりそれを仲間に入れようものなら、それに当てはまる候補が難民のように無数に現れて、サーバーもパソコンも動きがとれなくなります。
近ごろは、何かを伝えようとするとき、言葉でなく記号で間に合わせることが多くなっています。
電子文のやりとりを手早くするためには、その世界だけに通じる記号が使われ、なんでも記号にしてしまう習性が身についてしまった人が増えています。
そこで、正体は記号でも、言葉ということにしておいたのでしょう。
I MEでは、記号も文字扱いにして仲間に入れておかないと都合が悪いので、読み方を入れれば変換できる記号がたくさんあります。
そこでは、文字と記号の区別は問わないことにしてあって、検索とは様子が違います。
さて、言葉が記号化していくうちはまだよいのですが、心が記号化したらどうなるでしょう。
そんな気配がないことはないので、ちょっと背中のほうがZM(ぞくり模様)になっています。