パソコン操作でマニュアルが必要になるのは、操作方法がわからなくなったときでしょう。
こんなことはアンケートをとっても、自説の証明用に使えるだけ、マジックの道具づくりと同じで、使う人以外には意味のないことです。
これまでいろいろなマニュアルに出会ってきましたが、これはよくわかると思ったものは一冊もありません。
今頃になってようやくそのわけがわかりました。
理由は簡単、他人が書いたからなのです。
なにかがわからなくなるとき、その状態はその人のそのときのものです。
自分自身想定もできないことを、他人がこうだろうと決められるわけがありません。
誰かさん用につくられたマニュアルが、わからないのは当たりまえなのです。
もう一つ、マニュアルの必要さが見つかりました。
持っているから大丈夫と思う、お守りの役目です。
完全ではなくても、マニュアルが役に立ちそうな割合を増やすことはできます。
自分で作ったから信じられるというものを、自分で書きあげることです。
できたときには、だいぶ覚え込んでいるに違いありませんから。